徳島第一ゼミ

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頭のよくなるレシピ(5)

2009-03-08 11:11:11 | 頭の良くなるレシピ
<モッツァレラチーズとトマトのパスタ>

<材料>(4人分)
スパゲティ(1.7mm)・・・400g
モッツァレラチーズ・・・200g
トマトの水煮缶(ホール)・・・400g×2
ベーコン(またはハム)・・・50g
エリンギ・・・2~3本
バジル(乾燥)・・・適量
塩+コショウ・・・適量
コンソメの素(顆粒)・・・適量
にんにく・・・1かけ
オリーブオイル・・・大さじ3

<作り方>
1.トマトの水煮をフォーク等でつぶす。
2.モッツァレラチーズを1cm角に切る。
3.ハムを一口大に切る。エリンギはせんいに沿って薄切りに。
4.にんにくを包丁などでつぶす。
5.なべに大目の湯を沸かし、パスタを茹で始める。
6.フライパンにオリーブオイルを入れ、つぶしたにんにくを弱火でいため、香りを出す。(好みで赤とうがらしをいれてもよい)
7.フライパンにハム、エリンギを入れ、いためる。
8.つぶしたトマトと乾燥バジルも加え、5~6分煮る。火を止め、にんにくを取り出す。
9.茹で上がったパスタとモッツァレラチーズをフライパンに入れ、軽く混ぜる。

<栄養ワンポイント>

 「頭のよくなるレシピ」担当の「くずり(薬利)」です。
 前回使った納豆のように微生物(細菌・酵母・カビ)によって食材に変化を与えたものを発酵食品と呼んでいます。今回ご紹介したパスタに入れたモッツァレラチーズも発酵食品なんですよ。
 発酵食品というと少し特別な感じがしますが、とても身近な食材ばかりです。味噌・しょうゆ・漬物・ヨーグルト・チーズ・かつお節・お酒、すべて発酵食品です。
 今回の「栄養ワンポイント」ではチーズに焦点を当ててお話しします。
 チーズの種類は熟成方法・風味・乳の種類・加工方法などによって細かく分かれます。モッツアレラ、マスカルポーネ、クリームチーズ、カマンベール、ゴルゴンゾーラ、ゴーダ、チェダー、6P(?)・・・どこかで聞いたことがある名前ですね。
 さて、チーズにはどのような栄養が含まれているのでしょう。チーズは牛乳を発酵させ、濃縮して固めたものなので、牛乳に含まれているたんぱく質・カルシウム・ビタミンA・B1・B2がそのまま凝縮されています。おおよそ、20gのチーズにはコップ1杯(200g)の牛乳の栄養がつまっています。しかも、たんぱく質は発酵・熟成の過程でアミノ酸に分解され、より吸収しやすくなっています。まさに、理想の完全栄養食品ですね。
 ただ、炭水化物・食物繊維・ビタミンCが不足しているので、今回のレシピでは、これらを補うために、パスタ・エリンギ・トマトを使っています。これで、本当の完全栄養食品になりましたね。
 作ってみて、感想を聞かせてくださいね。(くずり)