埼玉西武ライオンズは千葉ロッテに延長１１回の末、２－１で勝利。
兎にも角にも．．．
「岸孝之くんに勝ち星がついて良かった」
と思いました。
岸くん、１－０での完封ペースながら、最終回に角中くんに同点弾を浴びてしまうというとにかく残念な状況で。
それでも続く延長１０回裏も１３５球を投げきって１失点のままチームを鼓舞、１１回表の決勝点を生んでくれました。
この試合を見る一ファンの私の気持ちは、「これだけ頑張っている岸に、勝ち星つけさせてあげなよ、獅子打者陣」というものでしたが、それでもそうは問屋が卸さないところが野球でもあって。
怒る事も出来ず、というか「とにかくどんな形でも得点してあげて欲しいなぁ、難しいのは分かっているけど」という気持ちしかありませんでした。
そんなファンの気持ち以上に、獅子野手陣（若手陣も！）が、「岸さんに白星を！」的に感じていたのでしょう。
・・・炭谷銀仁朗くんは、岸くんの気持ちに寄り添った（？）渾身リードで頑張るし．．．
・・・浅村くんを筆頭として、守備面で超ファインプレー ＆ 失点はしないぞという心の籠ったナイスプレーのオンパレードで．．．
・・・呉念庭くんの先制タイムリーのみならず、アウトになったとはいえ山川穂高くんの本塁走塁も出来得る限りの意志が溢れるものだったし．．．
そんな気持ちの繋がりがあったからこそ生まれたように思う、延長１１回表の浅村くんの決勝ホームラン。
引っ張り＆マン振りを封印して、打てる球を待ち続けたあげくに「これが出来るからこそ浅村やっ！」という、おっつけ右打ちでのライトスタンドへの一発は．．．
「 カ ・ イ ・ カ ・ ン （ 薬 師 丸 ひ ろ 子 風 に ） 」
以外の何物でも無かったなぁ．．．（・・・表現、旧過ぎでスミマセン（笑））
今日の勝利を見て。
岸くんに対して、「遅くなってゴメンね、ゴメンねぇ♪（＝これまた旧いＵ字工事 風に）」的ではありましたが、チーム全員が岸くんに勝ち星を得て欲しい！という一丸具合を感じた私。
これがあってこそ、
「今日の勝利があったんだ」
「岸くんの勝利もあったんだ」
と感じると共に。
更に加えて。
「これで岸くん、来年以降もライオンズの残ってくれるさ！」
「その岸くんの決断を後押しした格好になった勝利具合だったかも知れないし．．．この雰囲気は大きいぞ！」
とも思いました。
という訳で．．．
「巨人さん、岸くんは諦めて下さい！」
「マスコミさん、雑音がうるさいよっ！」
という事で。
【余談】
岸くんＦＡ流出なんていうニュースが今後もうるさくて、ファンとしてもそれに煽られて心配になるようだったら、それを完全封印する策になるな、と思った意見を妻がさっき言っておりまして．．．
「そんな心配を根こそぎ無くすには」
「次期監督は西口さん！って決めちゃえば、絶対岸くん出て行かないよ！」
・・・確かに。そうなりゃ間違いなく岸くん、西武残留するわな．．．（笑）
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