ライオンズの「選手覚醒劇」の中で．．．パ優勝争いが佳境（・・・明日から巻き込まれちゃうよー）

優勝争い．．．勿論埼玉西武ライオンズは「蚊帳の外」なのですが。
そんな中で、昨日の試合での外崎くんの驚きの覚醒ぶり（＝バンデンハーグさんから先制スリーラン、しかもバックスクリーン脇へ深々と）や、山川穂高くんや森友哉くんを筆頭に「来シーズンの居場所見つけに邁進する姿」や、坂田くんの「やはり俺の個性はチームとしても必要やろっ！」的な本来の姿に回帰したバッティングが眩しい。
いい傾向です。優勝争いもＣＳ争いもしていない中では、個々の選手が来シーズンに向けていいベクトルに拍車をかけているようで嬉しいです。
※外崎くんのＨＲは驚きではあるのですが．．．二軍生活で「長距離砲」に変貌した実績残していたから不思議でも何でもないよ・学生時代の本来の姿に戻っただけだよと我が家の高２の長男は言っています。


さてそんな中で、パ・リーグの優勝争いは。
北海道日本ハムのマジックが遂に「１」となりました。
凄いですね、日ハム。１１.５ゲーム差を逆転しての優勝なんて、まさに「メークミラクル」です。（・・・思い起こせば、福岡ソフトバンクが史上初の「６月中にもマジック点灯か？」というところからの大逆転実現なんだもんなぁ．．．）


そして現時点の状況は、完全に両チーム（ファンも？）の勢いとムードが違い過ぎます。
即ち、日ハムが「きっとゲーム最後まで全員が踏ん張れるんじゃない？最後は勝てるんじゃない？」とうムードが漂っているのに対して、ソフトバンクは「このままじゃゲーム最後までは踏ん張れないよ。逆転されるのが怖いよ」という恐れ＝委縮雰囲気がベンチからも漂っているように感じました。
今日の試合で言えば、

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【北海道日本ハム】
■大谷くんが、前日の「一人同点劇・一人サヨナラ劇」に続いて、完全に日ハム勝利のピースになりきっている
■鍵谷さん、無死満塁から無失点姿が男前すぎる
■谷本くんも宮西さんも．．．仕事人は仕事人らしくという頼り甲斐
■陽ダイカンくんが、「絶対どこか痛めているだろう」身体をおしてのプレー、そしてチームの窮地を救う活躍をコンスタントに見せてしまう
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【福岡ソフトバンク】
■先行しても、直後から「逆転負けへのシナリオ」を自ら演じているかのような委縮具合
■石橋を叩いて渡った継投リレーだった筈なのに、岩嵜くんがまさかの（打率２割未満の）中村奨吾くんに同点ツーラン被弾とは．．．でも岩嵜くんが打たれたのであれば本望ではありませんがこの継投策に文句のつけようも無いんじゃないかな
■とにかく主軸が、三振とゲッツー三昧じゃなぁ．．．
■・・・更に言えばその主軸が守備面でも勝敗を左右するミスをしちゃうし．．．
■そんな時に非常に悩んで・青ざめた表情になるのは分かりますが．．．我が家で話していたのは「いい時にはしゃぎ過ぎるからだよ」という事。
■今日を含めここ数試合を見ていても、「いい時も悪い時も地に足を着けている＝どんな場面でも踏ん張れる」スタイルを維持、そのお蔭で集中力を欠く事がないように見えたのは、摂津さんと今宮くんを筆頭に数名。・・・というかその選手たちの頑張りを、ベテラン選手の一部が身勝手に雰囲気台無しにしているように見えてしまう
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優勝争いはまだまだ続いています。
この先どうなるかは勿論分かりません。勝負事なので。
でも、残り試合が「日ハム：３／ソフトバンク：４」という時点でマジック１ 且つ 直接対決も無しならば、「日ハム全敗／ホークス全勝」はほぼほぼ無いんだろうなと思います。
（・・・そこには「投打共に主軸が引っ張っている日ハム」「主軸ベテランが足を引っ張るキープレーを演じてしまうソフトバンク」という大き過ぎる違いがありますし．．．）


という事で。
明日から西武プリンスドームに北海道日本ハムを迎えて２連戦を行う埼玉西武ライオンズとしては、目の前で胴上げシーンを見せられても致し方ないかな。（哀）
そんなシーンをどうせ見せられるんだったら．．．

「さっさと決めてくれ」
「どうせ所沢で決まるんだったら、２戦目（＝ライオンズの最終戦）はシーズン終了セレモニーに没頭したいので、１戦目で決めてくれ」
「更にあわよくば．．．日ハムさんには『試合には負けたけど胴上げ』という事でよろしくお願いしたいぞ！」

非常に我儘で申し訳ありませんが、それが個人的な・小市民的な率直願望です。（・・情けない願望ですが（哀笑））


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