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ENGINE Pro staff
羽生和人のブログ

霞の蛙

2023年01月25日 | はぶログ
釣りフェスティバル2023で初お披露目の【霞の蛙】

この霞の蛙と、房総蛙。
今回はこの2つの違いを解説したいと思います。

まず、もともと僕自身には、房総蛙のサイズ展開をする予定は無かったんです。
そこにENGINEスタッフから「もう少しだけ大きくて、移動距離が抑えられる蛙が欲しい」というリクエストがあり開発がスタートしました。

適合フックサイズで見ると、房総蛙がCOフック4番のところ、霞の蛙はCOフック2番。
それぞれこのフックをセットする事がベストバランスです。

自重も上がっています。ただ、飛距離、丁寧なアクションを考えると、ベイトフィネスよりもスピニングを推奨します。
房総蛙と同じくスペルバウンドコアSCS-62MLL-STで大丈夫です。


そして上から見ても分からない、霞の蛙と房総蛙の大きな違いは「前足」です。

この大きな前足がしっかりと水を掴む事で、移動距離を抑えたアクションが可能になります。

分かりやすく?表現すると、房総蛙がi字だとすると、霞の蛙はピクピクです。

・水を掴み移動距離を抑えるフロントカップ
・フッキング率向上に繋がる大きなスリット
・浮かしておくだけでバイトを誘発する脱力レッグ
これからは房総蛙から継承しています。

霞の蛙という名前ですが、既に房総リザーバーでも釣れまくっていて、昨年秋に僕が豊英ダムで使っていた蛙が、実は霞の蛙でした。
フィールドのアベレージサイズで使い分けても良いと思います。
亀山、片倉は房総蛙。三島、豊英は霞の蛙、みたいな感じで。

霞水系ではスモラバトレーラーや、リーダーレスダウンショットでも使いたいという事で、グリパン、ブラックなど、ワーム系のカラーもラインナップ予定ですが、房総蛙と同様に、「表層で普通に釣れる」を大前提に開発しているので、ぜひ表層カエルパーティーを楽しんで下さい!

リリースは5月予定です。

表層で釣る為のバランス出しが本当に大変だったぁ…