「ラーメンだったら恵比寿か池袋にでも行ってくればいいのに」という母親の言葉に送り出されて、群馬県藤岡市までラーメンを食べに行ってまいりました。
確かにラーメンは好きだ。
手打ちの麺も大好きだ。
だからと言ってこうして食べに出歩くほど好きというわけじゃない。
それはやはり
群馬藤岡という、一度で二度美味しい的な場所だからだろう(笑)
インターネットって便利よね。
ということで、いろいろ調べて4店舗ほど候補を挙げ、当日2店舗に絞り込んで
大龍に決定する。
……決め手は、「途中で藤岡高校に寄れる」ってところですか(笑)
「寒い寒い」連呼しながら辿りついた店は、まるで一軒家のような店構え。
ドアなんて普通の民家のドアっぽかったし。
昼時を過ぎていたからか、店内は空いていた……けど、「誰もいない」ってわけじゃない。
誰か帰ると、またすぐに誰かやってくる、って感じ。
五目ラーメンが一番人気で、お店のオススメは醤油系のものらしい。
「初めてのかたには、五目ラーメン、醤油ラーメン、チャーシューメンがオススメです」とわざわざメニューの片隅に書いてある。
しかも麺の量が多く、普通のお店では160gくらいのところ、ここのお店は260gが普通だという。
……さすがにそんなには食えないので、「少なめで」チャーシューメンをオーダー。
手打ち麺のヤキソバというのにも惹かれたんだけど……。
ラーメンが来るまで、テーブルに置かれていた[メニューではありませんマル秘ファイル]なるものを読む。
大龍のラーメンのウンチクとかこだわりとか、そういうのが書いてある。
そこに「東京のラーメンは高い。テナント料が入るから仕方ないけど」というようなことが書いてあった。
「でもさぁ、(大龍のラーメンも)そんなに安くはないよねぇ。東京と同じくらいだよね」
「でも麺の量が1.5倍でしょ?」
(結論としては、「この量でこの値段は安い」ということに行き着いた)
なんて話をしていたら、やってきました。
ラーメンが。
具はチャーシューとメンマ、ねぎ、焼き海苔、そしてナルト♪(´∀`)
ラーメンにはナルトだよね。
マストアイテムだよ!
運ばれてきただけでわかるほど、濃い魚系のスープ。
鯖と煮干だそうです。
表面に脂の類はほとんどなく、すごくあっさり。
でも出汁の味が濃厚。
『スープ』というより『出汁』と呼ぶほうがしっくり来る(笑)
醤油の味が強すぎず、風味程度にすら感じる。
そして麺は、期待していた通りの太麺。
不揃いでいびつで長さもちぐはぐで、全身(?)で『私は手打ちです』って訴えかけてくる。
大好きなタイプの麺です。本当に。
麺を少なめにお願いしたんだけど、それでも東京で食べる1杯より全然多い。
オナカ空いてたはずなんだけど「食ったー!」って気になります。
チャーシューも美味しかったの!
脂身がほとんどなく、ほろほろと柔らかいチャーシュー。
箸で摘んで食べているうちにほぐれてしまうので、最後は短い麺と一緒にレンゲ(?)で掬って食べました。
TVチャンピオンはじめ、雑誌なんかにも紹介されている50年近くやってる有名店だそうです。
藤岡高校からそんなに遠くないし(駅とは反対方向だけど)、ゆうたも食べに来たことあるかなー♪