セックスフレンド

毎日のこと、女との日々を書いたバカな男の日記です。

修行と思って 3

2015-11-29 22:24:27 | 日記
しかし、それは最悪の事態を招きました。

まだ街灯で明るい繁華街で彼女は私と腕を組んできたのでした。

「マジかよ。」

私は焦りました。

知り合いに会ったらまずいのは当然のこと、誰に見られても恥ずかしい状態にあるのでした。

「俺はホストなんだ!」

とも思ってみましたが、こんな歳のさしてカッコ良くもないホストなんていません。

「変わったご趣味ですね。ブタを散歩させているのですか?」

自らがボケられるような、そんな突っ込みが欲しかったのですが、それもなく彼女を引き摺るように歩いたのです。

こんな時は自意識過剰になるものです。

皆に見られているような気がいたしました。

私より体重のありそうな女性を引き摺るように歩くことは上腕二頭筋と胸筋が鍛えられる以上に私のハートが鍛えられたのでした。

そして終にホテルの前にたどり着いたのでした。

一つ肩の荷が下りた気がしました。

しかし、甘かったのですね。
それは。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。