伊豆へのセンチメンタルジャーニー 続編

私たちはベッドに入ると貪るようにセックスをしました。

いや、そうじゃなかったんですよね。

勿論、興奮はしていましたが、何か冷静にことは進みました。

私もいつもの通り。

そしてLちゃんも手馴れた感じがいたしました。

なんか慣れてると言いますか。

私がここで思ったのは頻度は別として、Lちゃんもセックスをしているということでした。

ただ、彼女は「ない」と言っていますし、それは信じるしかないでしょう。

しかし、私の中でLちゃんは発展的に生きてるのではないかな？と思ってしまいした。

それはベッドを共にした男の真理です。

勘かな？(笑)

隣もかなり煩かったので、Lちゃんにも声を出してもらっても良かったのですが、隣は私が一人ということを知っていましたから、彼女にはタオルをくわえてもらい、声が出ないようにして事を済ませました。

ちょっと可愛そうな気がしました。

「明日はいつ帰るの？」

彼女の問いかけに私は「その日にかえれればいいよ。」と言いました。

「じゃあ、もう一度明日、お願いしてもいいかな？」

私はためらいもありましたがその言葉に頷きました。

私は腕枕していた手をほどくと、熱いディープキスをし、彼女は自らの部屋に戻って行ったのでした。

何事もなかったかのように。