うしくの辺り:魅力度最下位? 茨城県の南部

茨城県の牛久市を中心に、散歩やドライブで見つけた素敵な場所や不思議に思ったことをつづった。魅力度最下位茨城の地味な魅力。

青いパパイヤ:茨城の特産?

2021-11-07 20:00:00 | 農業

茨城県はもちろん温帯。

パパイヤは熱帯の植物。

だが、最近、青いパパイヤが特産として売られている。

水戸市のとなり、那珂市のやぎぬま農園が力を入れて宣伝している。

地方版の新聞では毎日のように囲み広告が掲載されている。

 

友人の農家が苗木を買って植えてみたという。

苗木は1本1000円以上したという。

人の背丈ほどに大きくなっていた。

 

葉っぱの中をのぞくと、たくさんなっている。

大きなやつを2,3個いただいた。

さて、さて、どうやってたべようか。

サラダ、炒め物、天麩羅、なんでもよいという。

 

むかし、タイにいったとき、青パパイアの千切りを石臼でぽくぽくたたいたサラダをよく食べた。

思い出して、似たようなものを作ってみたが、

似て非なるものができた。

タイ料理のスパイスがぜんぜんないので、味つけは無理でした。

 

でも、青パパイア、売れてるのかなあ??

農家の友人もちょっと困っていた。

 

ではまた、ぶらり。

 

 

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筑波山のうら庭:八郷の柿

2021-11-03 19:00:00 | 農業

茨城県南部、筑波山の北側は八郷盆地。

柿やナシ、葡萄などの果樹園が続く。

季節には観光農園もたくさんでる。

知り合いの農家はむかし柿農園を営んでいた。

今はお父様が他界し、娘さんが趣味程度に作っているという。

柿狩りをさせてもらった。

 

専業の農家さんの中には、かなり間引いて枝に実をたくさん付けない。

一枝に数個だが、こちらはたわわにたくさん実らせている。

生計を立てているわけではないので、手間かけずに栽培し、

友人たちが柿がりを楽しんでもらえればよい、とのこと。

ありがたく、美味しそうなのからいただいた。

 

食べきらないくらいもいだので、

帰ったらご近所さんにおすそ分けしましょう。

うちの家族はかたい柿が好きなので、

早く食べないと。。。

 

ではまた、ぶらり。

 

 

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夏も近づく八十八夜:茶摘み体験

2021-05-22 09:00:00 | 農業

茨城県の筑波山麓にすむ農家の友人に誘われて、

茶摘みをはじめて体験させてもらった。

柿畑のとなりに並ぶ一列のお茶の垣根。

農薬をやっていないという。

そのうち茶葉をたべる虫が出てくるらしい。

チャドクガとかイラガとかいろいろ虫が付きそうである。

ちょっと調べるだけでたくさんの種類が検索される。

本業だと農薬防除は欠かせないのだろう。

無農薬茶葉なんて手に入らない。

 

のどかな農家の庭先で開きかけた茶葉を摘み、庭先でしばし談笑。

庭先でお茶という農家の定番のもてなしも、最近はめっきりなくなったという。

 

その後、家に帰って手もみ。

教えてもらった方法やネットで調べて挑戦。

さっとホットプレートで加熱して乾燥。

先日のテレビでは加熱せずに発酵させてから火入れをすると紅茶やウーロン茶らしい。

 

 

自家製の縮れた高級茶葉のできあがり。

さっそく入れたお茶がこのように。

 

お点前はむかし台湾土産でもらった高級茶葉にも匹敵すると自画自賛。

優雅な一日となった。誘ってくれた友人に感謝。

しばらくは楽しめそうである。

 

ではまた、ぶらり。

 

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栗の生産日本一:茨城県

2021-03-27 08:00:00 | 農業

サクラの季節に秋の話題で恐縮ですが、

この写真は常磐線の中距離電車のボディーに貼ってあったものです。

笠間の栗!

 

笠間は笠間焼や笠間稲荷が有名は茨城県の中央にある市。

ただし笠間駅は常磐線にはなく、水戸の手前の友部駅と東北本線の小山駅を結ぶ水戸線上にある(今では友部は笠間市になっているが)。

JR電車にでかでかと広告をのせているので調べてみると、

茨城県は栗の生産が日本一だという。

 

農林水産省の統計によると、2018年

全国で16,500tの栗が生産され、茨城はダントツ1位。

順位 都道府県 収穫量 割合
1位 茨城県 4,400t 26.70%
2位 熊本県 2,570t 15.60%
3位 愛媛県 869t 5.30%
4位 岐阜県 665t 4.00%
5位 埼玉県 662t 4.00%
6位 長野県 595t 3.60%
7位 栃木県 548t 3.30%
8位 宮崎県 501t 3.00%
9位 山口県 474t 2.90%
10位 神奈川県 379t 2.30%

 

たしかに、あちらこちらに栗畑があって、梅雨頃には白い尾状花序(雄花)をのばし、独特のいやな匂いが漂う。

秋にはスーパーや八百屋に栗が並ぶ。

栗を使ったお菓子も多い。

でも、そこそこの値段がする。県民がこぞって食べるようにも聞かない。

 

笠間周辺に秋に行くと、「利平栗」の宣伝のぼりが出ている。

利平栗は日本の栗に天津甘栗を掛け合わせたものだそうで、岐阜県の土田健吉さんが昭和15年に作ったとwikipediaにはある。

茨城産じゃなかった。

九里よりうまい十三里のサツマイモも実は茨城が全国2位の生産量(鹿児島が1位)

九里を制して、サツマイモは2位なので十二里とすると、芋と栗あわせて茨城県は二十一里でありました。

 

ではまた、ぶらり。

 

 

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農業県いばらき:全国2位から4位をキープ

2020-12-19 08:00:00 | 農業

茨城県は農業県である。

農業産出額の1位はダントツ北海道。1兆円。

2位は茨城、千葉、鹿児島の3県で毎年激しく争っている。

規模はだいたい4000億円台。

農業は天候に左右される産業なので順位の入れ替わりは仕方ない。

 

農業王国の礎を築いたのが農業学校。

その古い校舎が県立歴史館に移築されていた。

 

明治28年に開校し、現在の水戸農業高校に続いている。

今年で125年(たぶん)。

通称「水農」というらしい。

昔は農業高校は全国どこにでもあったが、最近はめっきり少なくなった。

水農は今でも生徒数900名、職員数140名、7学科もあり、茨城の農業人材を多数輩出しているようである。

その原点がここに残っているのは関係者にはうれしいことだろう。

(私の母校はどこも建て替えられてちっとも面影はない)

 

 

家庭菜園くらいしかやらないが,日本の農業をささえる人たちを応援したいと、いつも陰ながら思っている。

 

ではまた、ぶらり。

 

 

 

 

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