ウッチャンのBC日記(改)写真日記

還暦過ぎのおっさんの日々の日記です

ワックスの話 3

2014-06-29 | ワックスの話
ウッチャンのワックスの話の続きです。

バックカントリーをする人より、ゲレンデを乗る人の方がワックスの回数を増やして下さい。

バックカントリーを滑る距離より、ゲレンデを滑る距離の方が圧倒的に長いからです。

滑走面が白くなっていませんか?
白くなっていたら明らかにワックス切れです。

ワックスは滑走性能を上げる役割と滑走面保護の役割があります。

滑走面は空気に触れると酸化していってしまうのです。
だからシーズンが終了したら、
柔らか目のワックスを全面にかけて、出来ればエッジまでかけちゃう。
空気に触れないように保管します。

ゲレンデを滑る人で、カービングの得意な人!
エッジ近辺だけ白くなっていませんか?
これはカービングをするのに滑走面中央よりエッジ近辺の方が多く使われているからです。

このような時は、ウッチャンはエッジ近辺だけ硬めのワックスをかけます。
ゲレンデで滑走する時そのほとんどでエッジが立っているのでワックス切れがおこるのです。

ワックスの合う合わないは、板が雪面に全てまたは大部分がついている時に重要なだけで、
エッジが立っている時にはエッジ近辺には必要ではありません。

滑走性が落ちるのでは?
と考えの方、スピードに乗らないうちにカービングはできません!
滑走面全体で滑って初めてスピードに乗るのです。
ですからエッジ近辺には硬いワックスをかけてワックス性能をのばした方がいいです。

バックカントリーの場合はエッジだけで滑るということはありません。
滑走面全体を使って滑って行くのでこういうワックスのかけ方はしません。

こういう風にウッチャンはワックス単体だけで使用することはありません。
たいがい2種類を合わせて、その割合を変化させて使っていきます。

簡単な事です。
ワックスを滑走面にたらす時に、2種類たらせばいいだけです。
その時々に割合を変えて。
単体でいい時はそのままで。

さぁいよいよワックスかけていきましょうか!
まずはボードを滑走面を上にして置きましょう。
台はなんでもいいんです。
専用の鉄製の台でも、プラスチックの物入れのボックスに滑り止めを置いた上でも、
新聞紙や雑誌を重ねて束にして滑り止めを置いた上でも・・・
とにかくボードを置いた時からバィンディグが床から浮いていればOKです。



床が汚れるのが嫌ならば、新聞紙やカットされたカーペットやブルーシートをひけばいいんです。

アイロンを設定温度にして温めて、ワックスをアイロンにつけて溶かして滑走面に垂らしていきます。
垂らす量は経験で判断して下さい。
幅10cmぐらいでポツポツと波形のようにトップからテールまで垂らせば十分です。



アイロンシートを使えば量も少なく、きれいにのばせます。
シートを左手に持ってアイロンを右手に持ってワックスをのばしていくなんてよく言われますが、
ウッチャンはシートをアイロンに巻いて固定しちゃうか、シートはアイロンより長いので、
アイロンを持つのと一緒にシートの端を持って片手でワックスをかけて行きます。




続きは又次回に。


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