ウッチャンのBC日記(改)写真日記

還暦過ぎのおっさんの日々の日記です

2019.06.15 大雪高原温泉BC

2019-06-16 | バックカントリースノーボード
16日は雨予報・・・すっかり諦めていたところ、まさかの土曜日15日が休みになるというラッキーチャンス。これは1日早めて行きましょう「大雪高原温泉」へ。

実は自分もタカシもここへは滑りに来たことがなかった。残雪をサクッと滑った後は水遊びが本日の予定。


7時過ぎに高原温泉を出発。
今更だが、お初のルートはちょっと不安・・・先行者を待つがなかなか周りが出発しないので、二人で向かいだした。



なるほど、これが例の恐怖の一本橋か?



水量も無く、あっさり歩いて渡ってしまった。アドベンチャー感ゼロで、何か物足りない?




ヤンベタップ川を渡り、沢を越えるとすぐにヤンべ温泉分岐。
ここを右に進路をとると間もなくこの看板のある休憩に適した場所に。



ちょびっと休憩してると、先に準備していた団体さんがふっとい板を担いでやって来た。

夏道とGPSが合わず苦戦したが、空沼を目指して残雪を繋いで進路をとる。
団体さんを途中で交わしたが、一向に来ない・・・

一体みんなはどこに行くんだ?

たぶん登山者や残雪スキーヤーが多数訪れるだろうからと、安易に考えていてログも下調べもさほどしないで来てしまったので、ここにきてまたまた不安に・・・

自分もタカシもみんながどの斜面を滑って、どの沼で遊ぶか?全く分かっていない・・・
とんだお調子者だ!

当初の計画通り三笠新道から高根ヶ原に乗り上げ、景色を堪能したのち三笠新道を滑り下り、どこかの斜面を登り返すことにした。



緑岳が見えてきた。


どこに進んだらいいか全然わからない。とにかく方向だけ決めて進んでいく。
ちょっとなめていたことに後悔・・・






空沼の近くまで来たようだ。

空沼  ここで水遊びではないようだ。




ここにきて、正面の崖斜面をよじ登る数人が見えた。
あそこ登るの?
あそこ滑るの?
雪庇らしきものが高いんですけど・・・





自分たちはおとなしく三笠新道を進む。







白雲、避難小屋、緑岳が見えた。
こちら側からは、妙に緑岳の存在感が半端ない。


新道途中から、高根ヶ原、残雪斜面。 


新道残雪終点に板、ザックをデポして高根ヶ原へ。
トムは雲がかかっていた。
来る途中、三国峠十勝側はガスガスで車が濡れるほどだったのに、三国トンネルを抜けると緑岳が見えていた。
十勝はやはりずっと天気が悪いようだ。
この時点では薄曇り、うっすら日差しもある。今日はラッキーだったようだ。




高根ヶ原を進み、どこからかドロップできないか探るが、とても怖くて下には足を踏み入れることはできそうにない。


旭岳、後旭岳


高根ヶ原から、白雲、緑


デポ地に戻ると、大勢の登山者が・・・
ここから白雲避難小屋へ行き緑岳を経由して、高原温泉に帰るそうだ。
元気なおじさま、おばさまたちだ。 自分ももう少しでその年齢になるが、それまで体力が持つだろうか?



ここからドロップ!
上部は縦溝だったが、なかなかのザラメだった。

新道を滑り、トラバって空沼の真上の斜面に取り付くが、急でヤバイ・・・
岩場で登りは止めた。





続々と中央の斜面を登って行く強者が見えた。
あの斜面が一般的なのか? 
いやいや、上級者の斜面でしょう・・・
我々には・・・?

すると、一人のスキーヤーが雪庇を飛び越え、尋常じゃないスピードでチョッカッテ行く!

マジか?
すごいぞ!

あ~まくれた!
滑り落ちて行く・・・
大丈夫か? 
無事だったようだ。起き上がっていた。

あ~くわばら、くわばら・・・

自分たちは安全第一で、「今日も0災で行こう!」

後で知ったのだが、自分がリスペクトしているサイトト氏であった。
さすがだわ~ まんぞう氏も一緒だったので、会いたかったな~




こんなロケーションの中、ドロップ!
自分はドロップというよりただただ落ちて行くのみ・・・
しょぼいです・・・縦溝にやられてます・・・



トラバリながら水遊びの沼方向に滑り下りて行く。
みんなが滑っている斜面が近づいてきた。
知らない間にすっかりいい天気になって来ていた。
ホントに今日はラッキーデーだ。








この斜面が超人気斜面
まだ登る人が続々いる・・・まじですか?

しばらく見てると、雪庇下からほとんど下まで滑落した人がいた。
大丈夫だったようだが、せっかく苦労して登り上げたのに、何しにあの上まで行ったのやら?

あれを見たら、自分たちはこの斜面に挑戦する気持ちは完全に失せた。



自分たちが滑ったのは、右側の岩の下。



さ~て、いよいよ水遊びの時間で~す。
初めての水遊びで、自分もタカシも子供のように何回も水に突っ込む始末・・・

おもろいわ~





水遊びを終了して、夏靴に履き替え、トコトコ帰り道に着くが、先行者の踏み跡やスキーの跡をたどるが、何がが何だか? さっぱりわからん。 どこからでも行けるのがいいような、かえって悪いような、迷いそうだ。

それでも、夏道に復帰して無事帰った来た。
高原温泉に着いた頃にはすっかり暗く曇って来た。

抜群のタイミング。
今日もいい日でした。

来週はそろそろシーズンラストか?

それでは😁 






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