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TOITAの「航空無線通信士受験塾」第34期無線工学第2章航法支援施設 (1)VOR/DMEその5

2024年03月29日 | 「工学」見本記事

            第2章航法支援施設
      (1)VORとDMEその5

今回は、基準位相信号可変位相信号位相差から
VOR局の方向知る事が出来る仕組みの前半としまし
て受信点と輻射するアテンテナの位置による ドップ
ラー周波数の関係についてのお話です。

前回迄にお話を致しました事は、
(1)VORは 基準位相信号で変調した電波と可変位
      相
で変調した電波を輻射している。
(2)基準位相信号の電波は、 搬送波を 30 [Hz]
       SIN波で振
幅変調
(3) 可変位相信号は、搬送波を9960 [Hz]のSIN波
   で振幅変調し
その後搬送波を取り除いている
         。
(4)基準位相信号で変調された電波は、中央の水平
        面で無指向性のアンテナから輻射される。
(5)可変位相信号で変調された電波は基準位相信号
    のアンテナから半径約 6.7[m]の円周上に配置
    された24組48本(円の中心に対して点対象のも
    のを 1組みとする) のアンテナに1/30[秒]で一
    する様に切り換えて給電される。

以上です。

今回は  基準位相信号と可変位相信号を受信した航空
機はどの様に VOR局のある方向を知る事が出来るの
かと言うVORの根幹をお話いたします。
 
1.  基準位相信号と可変位相信号のパワー・スペクト
     ラム
  ※ パワー・スペクトラムとは、横軸を周波数とし、
      縦軸を周波数毎の電波のエネルギー (パワー) が 
      どれだけ有るかを表したグラフです。



                図-1


図-1 は、前回お話をいたしました  基準位相信号と可
変位相信号を空間で合成した VOR の電波としてのパ
ワー・スペクトラムを示します。
Aは、Fo と言う周波数の搬送波を 30[Hz]の正弦波で
振幅変調した基準位相信号です。
Foから30 [Hz]上と下に離れた周波数に青色の線で示
した上側波帯下側波帯があります。
上側波帯と下側波帯の 合計の大きさは最大で搬送
波の1/2です。
また、側波帯の周波数は、変調する信号 (この場合は
、基準位相信号です。) の周波数だけ搬送波の周波数
から離れます。
B と C は、Fo と言う周波数の搬送波を9960 [Hz]の
正弦波で振幅変調したものから搬送波を取り除いたも
のです。
B は、下側波帯。C は、上側波帯でそれぞれ赤い線で
示しています。Bが48本の内の1つのアンテナに給電
されますと、C は、B に対して基準位相信号を輻射す
るアンテナと点対象の位置にあるアンテナに給電され
ます。
A と B と C は 、あたかも Foの周波数の搬送波を 30
 [Hz] と9960 [Hz] の正弦波で変調した 1つの電波の
様に受信側では、感じられます。

※さらに詳細に言いますと、B 及び C は、それぞれ、
SSBでB は、LSBと呼ばれ、上側波帯と搬送波を取り
除いたもので C は、USB と呼ばれ下側波帯と搬送波
を取り除いたものです。

続きは、3 月の「法規」と「工学」のページでお読み
下さい。



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