桐朋学園大学音楽学部附属「子供のための音楽教室」松本教室

著名音楽家を多く輩出する桐朋学園大学に併設された音楽早期教育機関として松本でプロの音楽家による音楽教育を提供しています。

あづみの新進音楽家コンサート

2018年12月01日 | 日記
こんにちは。
松本の駅前にあるソルフェージュとピアノが学べる音楽教室、桐朋学園大学音楽学部附属「子供のための音楽教室」松本教室です。


11月24日に豊科にある交流学習センター「きぼう」にてあづみの新進音楽家コンサートに出演させていただきました!



私は、デュオを組んで6年となる大学の同級生とピアノ連弾で演奏させていただきました。

共演させていただいた、ヴァイオリンの方は桐朋の大学院の卒業生、ピアノ伴奏の方は桐朋の先輩…と思いがけず桐朋のご出身の方々とご縁ができて嬉しかったです。

今回のプログラムは、クラシックに馴染みのない方にも重くなく子供から大人まで楽しんでもらいたい…と思い、一度は耳にしたことのあるであろう、「愛の挨拶」「J.S.バッハのトッカータとフーガ ニ短調」「動物の謝肉祭」
そして最後は現代音楽ですが、デュオならではのパフォーマンスで魅せるローゼンブラット作曲の「2つのロシア民謡によるコンチェルティーノ 」を演奏しました。

サン=サーンスの動物の謝肉祭は、いつか全曲やりたい!と思っていたので、今回演奏することができとても嬉しかったのですが、やればやるほど難しい曲でした……^^;
もともと室内楽と二台ピアノのための曲ですので、ピアノ以外の音色を意識するのはもちろんのこと、一曲一曲短い中で動物の描写を表現すること。あまり音の数が多くない分、2人の息と音色とバランスをどこまで追求するか。。。
時には、一曲だけで数時間経ってしまうほど試行錯誤しました。

動物の謝肉祭は全曲で20分強かかる曲です。今回はより楽しんでもらえたらと思い、オリジナルで物語を作り、朗読を入れつつの演奏でした。

全曲聴いたのは初めて!というお客様が多く、楽しんでもらえたようなのでホッとしています。

とは言っても、まだまだ追求できる部分がたくさんあるので、これからまた日々練習&研究をしてパワーアップしていきたいと思っています!!


今回、松本教室では発表会で生徒さんたちも連弾の発表があります。
初歩クラスの小さな生徒さんも今年はピアノアンサンブルに挑戦します。

連弾はとっても楽しいです。
ただ、楽しいだけではなく、1台を4つの手で弾くわけですので、呼吸を合わせるのはもちろんのこと音のバランスがとっても難しい!
それに加えて、違う人間同士が隣で弾いているので、テンポやタイミングなどが自分の思うようにいかないこと、相手とやりたいことが違う場合も出てきます。

私のクラスの2人も初めての連弾で自分の思うようにいかなくて、何度か涙😢を見せました。

自分の音と相手の音をよく聞いて合わせ、そしてアイデアを出し合いながら音楽を作り上げる喜びを、今回の連弾を通して生徒さんに感じてもらえたら嬉しいなと思っています。