お世話になっております。茂木です。
菊池会長、大森総監督、及川監督、伊藤元監督、中川コーチ、酒井部長、湯田先生、大久先生をはじめ、ご指導・ご支援してくださった皆様、本当にありがとうございます。会計と主務を経験する中で、柔道部がいかに卒業生の方々に支えられているか実感してきました。お忙しい中練習に来てくださった卒業生の先輩方にも感謝申し上げます。現役部員での練習だけでは勝てないという状況の中、道場に来ていただいた先輩方のおかげでチームは大きく成長できました。また、我々を見捨てずに応援してくださる先輩方の存在は心の支えでした。結果で恩返しできず申し訳ありません。
今回の主管校である北海道大学の皆様にも感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
さて、引退ということで柔道部での経験を振り返っているわけですが、やはり美しいものばかりではありません。ケガは多かったですし、オフ期間に増量を頑張った後は吐き癖がひどくなりました。柔道への適性のなさを実感する時や同期に絶望した時は退部まで考えました。でも、続けてよかったです。
私は1年の時、先輩方に決勝の景色まで見せてもらいました。しかしその後の2年間は負けが続き、自分より下の学年は七大戦で東北大男子が勝つ姿を見たことのない代となりました。幹部になった時、今度は自分が後輩を導いて東北大が勝つ経験をさせなければならないとの思いでいましたが、途中、その意思が折れたことを強く後悔しています。後輩の皆さん、同期との話し合いは大切です。目標として見ているものは同じはずなので、それを頼りにしながら伝えるべきことはちゃんと伝えてください。そして仲間を大事にしてください。部員であればすなわち仲間、というわけではないと思います。七大戦への思いが何らかの形である人が仲間だと思います。仲間以外にさくキャパシティはないです。仲間を大事にしてください。
来年の七大戦、楽しみにしています。ポテンシャルはあると思います。それを生かすも殺すも新幹部次第です。もちろん私にできることがあれば協力します。応援しています。
試合後のあいさつでも言いましたが、仲間と戦えた経験は本当に贅沢で幸せなものでした。ありがとうございました。