昨日、テレビをつけたら、ほぼオリンピック一色で、びっくりしました。
右向け右の得意な日本人の典型である私は、昨日、家族でお店に行って、しっかりおつまみとかを買ってきました。
そして、オリンピックを楽しむことにしました。
そう息巻いていたくせに、テレビがほぼオリンピックなことに驚きました 笑
昨日は、注目の柔道を見ました。
私はひとっつも柔道に詳しくなくて、何なら夫は学生時代に授業で習ったらしいので家の中では一番詳しいです。
知識の浅い家族です。
でも、娘は柔道教室に(間があきまくりですけど)所属しているので、特に軽量級は楽しみにしていました。
先生には「技は楽しんで、礼節を勉強してください」と言われていたので、はい、と家族で心しているつもりでした。
なのに、おつまみを買い込んでる私。
先生ごめんなさい。
やっぱ楽しんじゃいました!
そして、やっぱり速すぎてよくわからない点も多かったけど、かっこよかったですね。
きた!がんばれ!と、応援に熱が入る親の横で、娘はマイペースに十字架〜とか言ってすり足の練習に励んでいたりして、
「おわっ!せっかくなんだから見て学びなさい!」みたいなこともありました。
見てると体って動かしたくなるので、動ける娘が羨ましかったです 笑
そして試合にが終わるたびに、みんなで拍手したりして、微妙に一体感!
家族それぞれが、何かをもらったような、感じ取ったような時間でした。
私の中で、病気になってからはアレコレといろんな思いが去来することを知っていました。
そしてそれらが明らかに相反する思いだとしても、共存してもいいんだと考えるようになっています。
学校の行事は軒並み中止で、子どもたちは運動をする機会を奪われています。
ラジオ体操も、夏休みの特別水泳教室も、校庭の開放ももちろん中止です。
なのに、オリンピック。特別な人はスポーツをする機会を与えられています。
私も娘に教室に通わせて、特別な場所に行けばスポーツをさせられます。
運動をさせていると罪悪感すら湧くこの状況で、何とも言えない感覚が私を襲います。
でも、せっかく時間を費やすなら、その時間は楽しみたいと思っています。
運動中のみんなの姿は真剣で、楽しそうで、清々しくて、頼もしくて、わくわくします。
そして、昨日のオリンピック観戦はとっても楽しかったです。
うん、でもやっぱりこの状況は何かおかしいとは思います。
でも文句を言っているだけでは、何一つ変わらない。
何とか良い方向に向くように、頭も口も使いたい。
だからこそ、感情の赴くままに、楽しんだことも、辛かったことも、自分なりに受け止めていきたいと思います!!