21世紀中年

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ラジオN賞は3頭に注目

2021-07-02 10:09:53 | ヨレヨレ競馬ライフ

 ラジオNIKKEI賞は好きなレースのひとつだ。春のクラシックに間に合わなかった、今一つ力が足りなかった3歳馬が秋に向けてきっかけをつかむ。そんなドラマの展開を推理する楽しみがある。

 傾向としては力が足りなかったウマより、間に合わなかったウマが活躍する印象があり、今年のメンバーではノースブリッジ、プレイイットサム、ホーデンが該当する。

 ノースブリッジはデビュー2連勝で、青葉賞に挑んだが、果敢に逃げるも、結果的に玉砕した。距離が長かったのか、そもそも力が足りなかったのか、今回でそれがはっきりする。ただ、鞍上が評判がた落ちの岩田康成だけにちょっとなあ。

 プレイイットサムは1月デビューで、新馬戦こそ不良馬場で2着と惜敗したが、2戦目の未勝利戦、3戦目の1勝クラスを完勝し、期待の成長株だ。しかも、1、2戦は逃げたが、3戦目は差す競馬で勝利するなど、自在の競馬ができるのは最大の強みだ。ここで、完勝するようなら、一気に秋のGⅠ戦線に弾みをつけそうだ。

 ホーデンも、12月と遅いデビュー。着実に力をつけており、重ながらスプリングS3着好走は期待への一歩であったはずで、今回はさらなる高みを目指す足掛かりとなる。

 今年のラジオNIKKEI賞はこの3頭に注目してみる。


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