21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

民主代表選と野党の夏休みで政治はゆるゆる

2010-08-20 10:42:13 | 政治にモノ申す
 当分、民主党代表選めぐる内輪の駆け引きだけが政治のネタになるのか。ほかの政党は、夏休みを満喫していると見えて、静かなものだ。唯一、社民党の又市副代表が辞任するとかしないとか、どうでもいいネタを提供している。

 それにしてもである。今、日本は政治家がバカンスを楽しむほど余裕があるのだろうか。高齢者の行方知れずは増える一方で、全国に先駆けて調査を始めた旭川市などは75歳以上が500人も所在が掴めないというとんでもない事態になっている。

 猛暑、ゲリラ豪雨、サンマ不漁、野菜高騰、円高など、自然災害に経済に不安を上げればきりが無い。政治だって、消費税は、普天間は、天下りはどうする、中国は、北朝鮮は、と難問は山積し、とても安心などしていられない。

 一体、政治家の危機感のなさは、どこからくるのか。国民の無関心なのか、メディアの怠慢なのか、とにもかくにも真剣にこの国を立て直そうという意欲や思いがまったく伝わってこない。

 与党が党内の権力争にうつつを抜かすのも当然といえば当然だ。こんなときこそ、野党が一気呵成に国民に向けて与党の体たらくを戒め、自党の政策と意気込みを発信すべきと思うのだが、そんな気配はない。たぶん、次の日曜のニュースワイショーは、民主党代表選がテーマで、野党も引っ張り出されて、いいように使われるのだろう。

 
コメント
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