先週の17日に1年生は校外研修に行ってきましたよ
堺にある晒や注染の工場を見学させてもらいました
工場の皆さんありがとうございました!!!
たくさんお写真を撮ってきましたよ!
まずは晒の工場へ!
晒(さらし)とは、染色前の工程で天然の綿花の持つ脂質や不純物、糸にする時に使われた
薬品などを洗い落とし、また天然の綿繊維が持つ色素や匂いを取り除いて行く工程です
浴衣や手拭いの生地になるまでには洗われたり、染料が浸透しやすくなる浸透液に
浸されたり、様々な工程を経て染織できる生地に仕上がるのです
↑この大きな釜のなかに木綿の生地が入ってます!みんな、一生懸命お話を聞いてメモメモ、、、
こちらは乾燥機。真っ白になった生地がどんどん送り込まれていきます。
三共晒さんありがとうございました!
次は別の工場へ。
こちらではシルクスクリーンと注染の工場です。
先ずはシルクスクリーン。
機械で一色ずつ型が置かれ捺染されていき、あっという間に染上がってしまいました!
続いて、注染です。
生地を屏風畳みにして型を置き染まってほしくないところに糊を置いています。
なんと、糊置きを体験させていただきました!
ヘラも糊も重たく、職人さんのように一回できれいに糊置きは難しいようです
染めるところに糊で土手を作り…染料を注ぐ。注ぎ染め(そそぎぞめ)、注染と呼ばれる所以ですね。
協和晒さんありがとうございました!
次はロール捺染の工場へ!
ロール捺染は筒状の金型を使いロールを回しながら染料を生地にのせていきます。
同時に6色まで染めることができるそうですよ
機械ですが、染料を入れたり、型の位置を調整したりするのはやはり手作業なので
大変そうでした。。。
竹野染工さんありがとうございました!
今回、たくさんの機械が登場しましたが、結局はその機械扱う「人の手」があるからこそ
素晴らしいものを作りだせるのだと実感しました。
たくさんの人々の手を経てようやく私たちの元へ辿り着いた反物
大事に丁寧に仕立てて行きたいとおもいます…
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