てよにっき Ver0.01

移転しました☆

18きっぷで久留里とか空港とか(後編)

2010-03-19 17:08:44 | Weblog

なんか続いてます。

一応前編はこちら→18きっぷで久留里とか空港とか(前編)

 

・・・そんなわけで、第一旅客ターミナルの展望デッキへ急ぎました。

時間があまりなかったので、すぐにエレベーターで5階の展望デッキへ。

 

デッキからは離陸する飛行機や待機している飛行機がよく見えました。


JALのジャンボ機。(型番はあまり詳しくないので省略orz)

ユナイテッド航空のジャンボ機。グラデーションのデザインがカッコいいですねw

 

ジャンボ機がどんどん離陸していく光景は、いつ見ても感激するものです。

まだまだ撮影をしたいという気持ちをなんとか抑え、今度はJRで都心まで戻ります。

 

この日の主役はこれからなのですからw

 

JR側のホームもまた、すごいことになってました。

普段江戸川の土手なんかで見るNEXの車両も、この駅で見るとイメージが違いますw



NEXのデザインに合わせてある待合室。

このフォント、いい感じですw

 

E217系の「エアポート成田」で錦糸町を目指します。

朝からずっと電車に乗り続けていたのでここら辺で意識が吹っ飛びますw

 

錦糸町で各駅停車に乗り換え、秋葉原へ。

日もだいぶ傾いてきました。

いつもだったらここでもう帰宅するような時間ですが、この日だけはこれからが本番というw

 

18時40分上野駅発

「ホームライナー鴻巣3号」

この列車に乗車するのが、この日の真の目的なのでしたw

 

 

去る3月12日。ダイヤ改正で定期運用が廃止となってしまった急行「能登」。

今では貴重となったボンネット型車両489系を使用した夜行急行列車として、最終日には多くの報道番組で取り上げられました。

 

そんな夜行列車の運用の前。夕方のラッシュ時に489系を使用する列車がありました。

通勤客を確実に着席させるサービスを行う「ホームライナー」と呼ばれる列車です。

事前に500円のライナー券を購入していれば、確実に座れるというシステムで、運行車両に連結されているグリーン車も特別料金不要で座れてしまいます。

489系が充当されていたのは「鴻巣3号」と「古河3号」のみでした。

 

この日はダイヤ改正数日前ということもあって、1時間前から何人かの方が並んでいました。

私たちも前から3番目ぐらいに並んでおきました。

 

無事にライナー券を確保。狙うのはもちろんグリーン車ですw

入線してきたボンネット型車両と絡めてライナー券を撮影。

ホームでは多くの鉄道ファンが489系にカメラを向けていました。

 

準備が整い、ドアが開きました。

私たちはすぐにグリーン車の座席を確保。席が取れないのではないかという心配はどうやら杞憂に終わったようですw

グリーン車の座席。一つは機能フル展開にしてから撮影してますw

座席に腰掛けると、くたびれた「ギシ」という音がしますが、座り心地はよかったです。(決して自分の体重が重いわけではないですよw)

 

窓の外を見ていると突然窓をノックする人が。

誰かと思って顔を見るとこの人でしたw

 

ライナー券を持って車内にやってきましたが、グリーン車の座席はすでに満席。
渋々別の車両に移っていきました。

 

18時40分。カクンという軽い振動の後、「ホームライナー鴻巣3号」は静かに上野駅を出発しました。

スピーカー下の座席を確保したので、とりあえず放送を録音。2種類のチャイムを鳴らしてくれました。

北陸やあけぼの用の寝台客車が留置されている尾久駅を通過し、どんどんスピードを上げていきます。

列車は赤羽駅を通過。たくさんの乗客が帰路についている時間帯です。

 

座席に座ってゆっくりと家に帰れる。

通勤列車の中でも異色の存在。車内はとてもゆったりとした雰囲気でした。

 

もう少し鉄道ファンが多いのかと思っていたら、通勤客が大半を占めていました。

ある人はビールとおつまみを片手に特急形の乗客らしく。

ある人はノートパソコンで仕事の資料収集。時代の流れを感じる場面です。

 

列車はたくさんの乗客を乗せ、最初の停車駅である浦和駅に到着。

ホームで普通列車を待ってる乗客は489系には興味なさそうに、自分の乗る列車を待っていました。

 

この列車がいかに日常に溶け込んでいるのか、ということを実感しました。

浦和の次の停車駅は大宮駅。国鉄特急の走りを垣間見る。

さいたま新都心駅の近くの高層ビルを横目に489系はどんどん減速していきます。

 

列車は大宮駅に着きました。

ここからは高崎線に入ります。

東京のベッドタウンといわれるこの地域の駅にはこまめに停車していきます。

停車するたびに、乗客の数は減っていきました。

自動で開かないグリーン車のデッキ扉。

ここにも「昭和」を感じるものがありました。

 

そして上野発車から1時間弱。

終点の鴻巣駅に着きました。

驚いたことに、昨晩降った雪がまだ残っていました。

ホーム先端ではたくさんの鉄道ファンが489系を写していました。

489系はすぐにライトを輝かせ次の仕事に就くために上野駅まで回送されます。

 

発車していく489系を見送った後、私たちも上野駅へ。

疲れもピークに達していましたが、テンションの高さがそれを上回る形となりましたw

 

489系運用のホームライナーは「古河3号」が最後。

宇都宮線の古河駅まで乗客を運んだ後に上野駅まで回送され、急行「能登」として本来の役目を果たします。

常磐線ホームから編成写真を撮影。

よくこの時代まで毎日のように都心に走ってきたものです。

 

逆に毎日見れるからこそ、希少性みたいなものが薄かったのかもしれません。

 

489系を使用する「能登」、そして「ホームライナー」は3月12日、その17年間の運行に幕を閉じました。

「能登」が14系客車から電車化された年は、実は私の生まれた年でもあったんですねぇ・・・。

 

今度、部活の合宿で臨時の「能登」に金沢から乗ることになりました。

489系ではないですが、金沢からの夜行急行の旅を味わってみたいと思います。

 

 

そんな感じで、新急行氏と行った18きっぷの旅もここ上野駅で幕を閉じたのでした。

 

普段は行けないようなところばかりだったので、とても楽しかったですw

お疲れ様でした~!!!

 


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