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タビーランドに家が建つ

ティンキーウィンキー(一級建築士)が綴る 家づくりや建築にまつわる、あれやこれ

ショールーム案内

2006-12-17 | 基礎工事
土曜日はお客様を連れて大阪南港にある、某建材・住設メーカーのショールームに行って来た。

このお客様をこのショールームにお連れするのは、3回目で延べ時間は13時間位は
ショールームに滞在したと思う。

このお客様の場合は初回打合せ~契約までに約1年半、契約~着工(現家解体)まで2ヶ月くらいと
お付き合いも長く私自身、自分の家より内容を把握している感じだ。

南港の某ショールームは家造りを考えていて、あまり建築の知識がないお客様は一度は
行ってもらった方が良いと思う。案内のスッタフが丁寧に対応してくれるので、広く浅い知識は
身に付くと思います。(土日は予約してるほうがよいです)

一方自宅だが、朝30分だけ現場にて今日の作業のアンカーボルト設置の指示をして現場を出た。
その他作業は、立上がり型枠組と人通口枠の設置である。




立ち上がりのコンクリート打ちは火曜日の予定だ。



スラブコンクリート打ち

2006-12-16 | 基礎工事
今日は、スラブのコンクリート打ちが完了した。

昨日の検査で見つけた手直し箇所、5箇所ほどを直してもらってからの施工となった。



ここでの注意点は、冬場のコンクリート打ちなので温度補正が必要になるのと、出来るだけ午前中に
打つ方が無難だと思う。

たまに、この時期なのに2時・3時過ぎからコンクリートを打っている現場を見かけるが
気温によっては大変な事になりかねないので注意が必要だ。(コンクリートの配合で問題ない場合もある)

※ 温度補正とは、コンクリートの設計基準強度に打ち込みから28日の予想平均気温を考慮し
  コンクリート強度を、設計基準より強くすること。

今年のうちに済ませておきたいのは、基礎工事を問題なく済ませたいかな~



配筋検査

2006-12-13 | 基礎工事
今日は休みを利用して配筋検査を実施した。

検査内容は細かく書くと多いので、ここでは以前第三者検査機関の講習を受けた時に聞いた
配筋検査で不合格になりやすいポイントを数点UPします。

① 鉄筋の結束は原則2本までとすること。(3本目は25mm以上開けること)

理由としては、真中の鉄筋がコンクリートと付着しないので強度が期待できない為

② 基礎内部の人通口等開口部は、人通口端部から縦筋までが100mmを超える場合は下図補強をすること。




外周部の床下換気口は補強方法が異なりますが、私は基礎パッキンを使った換気工法を
推奨していますので省きます。

③ コンクリートのかぶり厚を確保するために、スペーサーブロック(下図青)を配置し60mmの面を
必ず使用すること。(面によって50mmもある)

鉄筋の一番外側・下側に設置し、計測も一番不利な鉄筋で計測すること。


④ 主筋を配管等で切断した時は補強筋を下図のように施工すること。

 
自宅の基礎(写真下)は補強の仕方が足りないので、明日手直しをしてもらう予定だ。


⑤ 段取り筋はコンクリート打設前に外すこと。(かぶり厚を確保出来るものは除く)


(段取り筋とは構造上必要ではないが、鉄筋を組立る上で必要な鉄筋)

明日は久々の連休で休みなので、家内とキッチンのショールームを2軒ほど廻る予定だ。


基礎工事始まったで~

2006-12-06 | 基礎工事
月曜日ついに基礎工事が始まった。



月曜日は、根切りと砕石地業の一部を行い火曜日は一日休みで、今日は砕石地業の残りと
外周部の捨てコンクリート打ちを行った。


本来は、砕石転圧後に防蟻処理(土壌処理)を行ってから防湿フィルムを敷くのだが
自宅は防蟻処理をしないので省いています。
後日、防蟻に関する考え方はUPする予定です。

この工程までの注意点は沢山あるのでここでは、一般のお客様が見て分かりやすい部分を書くと

・防湿フィルムは0.1mm以上の厚さ
・防湿フィルムの重ねシロは150~200mm以上(当社は200mm以上にしている)
・防湿フィルムの端は外周部の捨てコンの下に入れる(他社現場で捨てコンの上にフィルムが出ている現場がある)



自宅の基礎伏せ図を朝4時に起きて書いていたので、めっちゃ眠たいです。














ついに着工~

2006-12-04 | 基礎工事
ついに基礎着工しました。(してました)

今日は朝から超多忙な一日で、自宅基礎の着工に立ち会うことが出来なかったし 
ご近所への挨拶廻りすらしていなかった。

幸いご近所さんは顔見知りなので良かったが、明日は早々に挨拶廻りやな~

今回は施主であり施工者なので、一人二役をしないといけないが、その事により今まで
気付かなかった事や思いつかなかった事を、感じる事が出来そうで楽しみだ。

現場の話に戻るが、昨日基礎貫通部材をUPしたがそれとセットで採用したいのがヘッダー工法だ。



メリットは、色々と多い工法で多少金額はUPするが採用する価値は高い。
しかし、今でも従来の配管をしている現場を結構目にする事も多く、お客様はたぶん分かって無いと思う。

配管工事施工時に、メリット等詳細と施工写真をUPします。

明日は『無添加住宅』秋田社長の公演会を、大阪へ聴きに行く予定だ。
風邪気味やから、早目に寝なアカンな