タビーランドに家が建つ

ティンキーウィンキー(一級建築士)が綴る 家づくりや建築にまつわる、あれやこれ

第2回西区地域学へ参加

2008-02-28 | パパ(TinkyWinky)
先日西区役所主催の「西区地域学」という講座へ参加させていただいた。
計2回(2週)の講座で1回目が講義、2回目がバス及び徒歩での見学だった。

播磨名所巡覧図会に出てくる西区の名所の講義が中心だった。
播磨名所巡覧図会とは、今でいうところの旅行ガイドブックで
江戸時代後期に作成されている。

  太山寺の紹介

結構正確に描かれていて、現在の太山寺とほぼ一致している。
ガイドブックらしく、境内に料理亭2軒有と記述されている。

今回の講義会場は西神ニュータウンにある、神戸市埋蔵文化財センターでした。

http://www.city.kobe.jp/cityoffice/57/maizoubunkazaic/index.html

現在『昭和のくらし』展をしています。  入場無料

西区に住んで30年たつが、次回紹介する見学場所を訪れるのは全て初めてだった。










行ってきました~ 考古博物館

2008-02-24 | 家族のこと
先日の休みに、ママと次男計3人で播磨町の県立考古博物館に行ってきました。

http://www.hyogo-koukohaku.jp/ 考古博物館ホームページ 参照ください。

大中遺跡の横に平成19年10月にオープンした博物館で、前々から行ってみたいと思っていました。

 

さすがに最新の施設だけあって綺麗なのはもちろん、今流行の体験型施設の要素も
たっぷり入っており、次男も大喜びでした。

 発掘調査体験中の次男

弥生時代の食事を再現 結構ごちそう

元々東播磨は焼き物(須恵器)の産地であり、京の都で施工されていた建物の瓦には
東播磨一帯で焼かれた瓦が使われていたようです。

 左が東播磨で発掘 右が京都で発掘 同じ品です

外部には大中遺跡の竪穴式住居を復元したものが多数あり
変わったものでは、昭和の終わりまでこの地域を走っていた別府鉄道の汽車と客車が展示されています。

 
今保育園で三匹のこぶたを練習中の次男は、わらの家や~と言って喜んでいました。
中にも入れます。

  

  
事務所で鍵を借りて列車内を見ることができました。

今回は体感物や映像物をあまり見ることができなかったので、近いうちにもう一回は訪れたいな~と思います








 

やられたっ!!

2008-02-09 | 家のお手入れ

いつかはあると思っていたけれど…
派手にやられた落書き
クレヨンでなんとも力強く描いてくれたものだ
しかも何色も…

クレヨンの箱に、汚れの落とし方が書いてある
が…床のところには
『(白木をのぞく)』だと
うっ…思いっきり白木だよなぁ
ネットで汚れ落としの方法を検索
すると「クレヨンにはアイロン(低温)で布の上から熱し…」とある
即行でやってみた
多少、布に色は移るもののほとんど取れない

あきらめよう
クレヨンだけ落とすのは

で、次に取り出したのはサンドペーパー
床の表面をザザーッとこする
みるみるきれいになる床
やったぁ~!
木屑を掃除機で吸って、後は自然塗料を塗り込めば、元通り~


無垢の白木って、汚れがついたら大変だけど
発想を変えればなんとも手入れのしやすい素材
素人でもぱぱっと削ったり磨いたりできてしまう

長男のつけた落書きを、なんでだか嬉しそうに消してくれる次男坊
サンドペーパーをかけてる時の目はキラキラ
親子で家のメンテナンスができるってのは、大きな魅力
汚さず傷つけず、きれいなままが維持できたら言う事ないけど
汚したって、傷つけたって
自分達で手入れしながら住む家は、もっと楽しい

お会いできました~ 西岡常一棟梁の孫弟子(棟梁)さんと

2008-02-03 | ヘリテージマネジャー・住教育
2日土曜日、ヘリテージマネジャーを対象とした講習会に出席しました。

場所は中央区にある竹中大工道具館でこちらを参照  http://www.dougukan.jp/

 竹中大工道具館外観

その日は講義と実演の2部構成で、実演では様々な大工道具の使い方をみせていただいた。

その実演者が以前私が読んだ本の紹介でUPした、西岡常一棟梁の孫弟子さんだった。

 以前UPした本です。

西岡棟梁、唯一の内弟子が小川三夫さんでそのお弟子さんが今回講師を
していただいた北村棟梁です。

 やりかんなの実演をする、北村棟梁

私も大鋸(オガ)、やりかんな、外国のかんな等を実際に体験させていただいた。
難しかったな~ 

その他に、樹種別の鉋屑の匂いを嗅がせていただいたり(くすのきの匂いは強烈だった)
貴重なお話やVTRを見たりとすごく充実した講習でした。

次回(最終)が今から楽しみだ