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タビーランドに家が建つ

ティンキーウィンキー(一級建築士)が綴る 家づくりや建築にまつわる、あれやこれ

スタディーコーナー

2006-12-07 | 着工前
今日は天気予報通りに昼前から雨が降り出したので、工事の進捗は特に無かった。

設置が遅れていた仮設トイレは来たが、水洗タイプなので明日水道業者さんに接続(給水、汚水)して
もらうまでは使用できない。 

冬なので汲み取り式トイレでも匂いはましだと思うが、隣家が近いのでご近所への配慮もあり
今回も水洗トイレを設置する事にした。 

夕方からは材木のプレカット業者さんと打合せを行い(すごく親切丁寧だった)
ほぼ仕様(樹種、大きさ、高さ等)が決まったので、後は値段をがんばってもらうだけだ。
(頼むでUさん 

話は変わるが、我が家のダイニングにスタディーコーナーを設ける予定である。


コンセプト等詳細は、後日UPします。 




家庭のルール?

2006-12-01 | 着工前
いよいよ自宅の基礎着工が直前にせまり、改めて思うことが有る。
それは家づくりのコンセプトの一つでもあり、家庭のルール?にもしたいと思っていることだ。

今回新築予定の家でも、子供達が今まで通り(それ以上)に遊んだり、走ったり気兼ねなくでき
新築だからと言って、キズが付くだとか汚れるだとかを、なるべく言わないようにしたい。

その為にキズや汚れが目立ちにくく、かつ補修が簡単な材料選定をしたいと思っている。

このように書くと今主流となっている、表面にコーティングをしたキズが付きにくいフローリングや
貼替えやメンテが楽?と言われているビニールクロスを想像しがちだが、その正反対で
無垢材の床板や漆喰の壁での施工を考えている。

無垢材の床板については、後日詳細はUPしたいと思いますが自宅で使うのは杉材で
杉の持ち味である、柔らかさや暖かみが好みだからだ。


一般的にキズが付きやすく手入れが大変と思われがちですが、表面に濃い色の塗装等で
色付けをしなければ、逆にキズは目立たず又気にならない。(引渡し後数年の家を見て確認済み)

補修については、以前にもUPしましたが少々のキズ・ヘコミは水を含ませるだけで
時間がたつと目立たなくなります。



上の写真の、漆喰塗り壁についても同様で実は汚れにくいし、補修も楽な材料である。
漆喰については、私は無添加住宅オリジナル漆喰を使う予定なのでそちらを参照して下さい。
すごく解りやすく説明してあります。
http://www.mutenkahouse.jp/main/idea/01.html

せっかくのマイホームで子供達に、キズの事でガミガミ言うのは嫌やしと言って新築で早々に
ボロボロになるのも嫌やしな~、材料選定は慎重に 







ペアガラス

2006-11-30 | 着工前
今日はサッシの詳細な打合せを行い、ほぼ使用するサッシの大きさ・形状が決定した。

家内も打合せに同席してもらう為に、サッシ屋さん(代理店さん)に私の実家まで
来てもらっての打合せとなった。

使用するサッシは大体決まっていたので、確認する程度だったがそれでも何点かは
思い違いや変更が有ったので、確認作業にやりすぎは無いな~といつも思う。

ガラスは全てペアガラスだが、予算の都合でLOW-Eガラスは西側の窓数箇所にのみ使用予定だ。

(Low-Eとは、複層ガラスの室外側もしくは室内側中空層面に特殊金属加工をした複層ガラスのことです。)

LOW-Eを使用する目的は、大きく分けて4つある。
・結露制御
・省エネ
・西日耐策
・紫外線カット
        
目的別に使用するLOW-Eは違い、今回自宅は西日耐策が目的なのでそれに特化した
LOW-Eを使う予定だ。



よく勘違いされるのが、夏は西日カットは良いが冬に寒くなるのは困るとお客様から聞くことも多い。
これは立地条件にもよるが、方位があまり振っていない場合(真南を向いている)の西窓は
夏は夕方から日の入り直前まで西日が、ガンガンに当たるが太陽高度が下がる冬場は
元々西窓に陽射しは、ほとんど当たらないのが現状ので寒くなることは無い。

以前のLOW-Eガラスは、青緑色のガラスしかなかったが、今はメーカーによって透明無色の
ガラスもあるので、自宅のように部分使いをしても違和感が無い。



上図の、上から2つが通常ガラス(単板、複層)、3つ目が一般的なLOW-E、一番下が
西日カット等に特化したLOW-Eである。(日射熱取得率で数値が低いほど熱を反射している)

色々なガラスメーカーがLOW-Eを発売しているので、よく検討する必要がある。
メーカー等詳細は、決定しだいUPします。










地震に強い家・・・制震構造

2006-11-28 | 着工前
本日、制震ダンパーの販売会社(有名ゼネコン)と打合せを行った。

制震ダンパーを使う経緯は10月末のブログにUPした通りなので、そちらを参照して下さい。

今回の打合せで、このメーカーの制震ダンパーを自宅に使う事を決定した。


数社を検討した結果、このメーカーに決定した主だった理由は

・実績が多く、特許を取っている。
・公の試験機関の性能証明を取得している。
・約50年間、メンテナンスフリーである。
・施工性が良い。(1ヶが1kg弱)
・低コストである。(坪あたり1ヶ取付け)
・ダンパーの仕組みや、減震の仕組みがシンプルである。



取付け施工時に、又報告します。







続 サッシ

2006-11-28 | 着工前
自宅で使用予定の、サッシメーカーYKKで形状・機能が他メーカーにはあまり無く
私がこれは良いと思った物を2種類紹介したいと思う。

まず最初に今の家で引違いサッシと並び主流となった窓に縦すべり窓がある。
この窓の特徴として、価格が比較的安く、気密性が高い、室内に風を巻き込んで入れる事ができる
室内側からの掃除がしやすいので、2階にも便利等メリットは色々有るが、格子が取り付けれない等
防犯上のデメリットもあったが、YKK縦すべり出し窓はハーフロック機能という装備が
標準装備でその目的は、防犯・換気・幼児転落防止等で、これは大変便利な機能だと思う。(下図参照)


もう一つが平行突き出し窓と言う聞きなれない名前の窓だが、形状は名前のそのまんまの物である。(下図参照)

私はこの窓をロフト部分に取り付ける予定でその理由は、換気ができかつ子供達が転落する恐れが無くなる点からだ。

今までロフト等高所で、窓下端までの高さが安全に確保できない場合に取り付ける窓に悩んでいたが
これからはその必要がなくなりそうだ。

正直私自身YKKを使うのは、12年ぶりくらいで最近は専ら○ス○ムを使う事が多かったが
今回、私の家で使用して良ければ今後お客様にも薦めていくつもりである。

明日は、制震ダンパーの会社と打合せ予定なので又報告します。