はじめての「障子岩」

「北川」が一段落したので「さて次は…？」と「かねやん」に希望を聞くと「障子岩」に行ってみたいという。彼もまだ訪れたことがないという。ちょうど石灰岩に触ってみたかったので行ってみることにした。

「ロクスノ」の２２号に草野氏の「踊る蒟蒻」（１３ａ）が「オールド・バット・ゴールド」なルートとして取り上げられている。読むと「障子岩」というのはかなりマイナーな岩場のようだ。「ちびＣさん」や「鈴木さん」がたまに訪れていらっしゃるので、ブログでいくらか情報を仕入れさせてもらった。

それでもアプローチは迷いそうだった。急勾配にごろごろと石が浮き、落石に注意しながら沢沿いをかなり登っていくと「障子岩」が現れた。今日は冬並みの冷え込みで寒かった。しかも曇っているので木々に囲まれている南東岩はいっそう暗かった。もっとも冬の「北川」を経験している私には耐えられる範囲だ。

さっそく「ＴＮＴ」（１０ａ）、「バルジ大作戦」（１０ｄ）、「夏立ちぬ」（１１ａ）、「ニトロ」（１１ｂ）あたりをトライする。

私は「ＮＴＮ」（１０ａ）、「バルジ」（１０ｄ）でアップしたあと、「夏立ちぬ」（１１ａ）のＭＯＳを狙うが、最終クリップから上のムーブが読みきれずテンション。レスト後に２撃ＲＰした。「夏立ちぬ」おもしろい。なんで「１００岩場」に★ついていないんだろう？

「ウッチー」は持ち前の腕っぷしの強さを生かして「ニトロ」（１１ｂ）をオンサイト。「夏立ちぬ」（１１ａ）の方は１撃ならず２撃する。

「かねやん」は「ニトロ」（１１ｂ）に燃えて何度か探る。私は「ニトロ」の出だし、あまりにキビシそうなので触らなかった。

岩は人気岩場のように磨かれてツルツルになったりしていないので、手に痛いくらいフリクションがいい。もっと多くの人が訪れればアプローチも踏み固められ、岩の前も過ごしやすくなるのではないかな？今日は私たち３人の他に２人組みのパーティーが１組いらした。

さて来週以降、私たちが引き続き「障子岩」を訪れるかどうか‥それは‥ちょっと考えてみますね～。