めざせ!13ルート10本 &12ルート50本 RP計画!」

46でクライミングを始め10年がかりで13aを3本ゲット!世の中高年クライマーの皆さんまだまだイケる!一緒にガンバ!

「12a」と「b」「c」の体感。

2010年06月11日 05時27分54秒 | 12への道
それぞれのグレードに「体感」というものがある。「12a」は登り進めて行って、途中で何とか「一段落」して休む箇所がある。そこで充分「レスト」して、また後半を登り進む。

「12b」は「休めない」感じ。ルートのどの箇所でも常に身体全体に負荷がかかっていて、まとまって休める箇所がない。相対的になんとか「凌ぐ」箇所を決めて登り進める。(外岩では「モンパニ」「秋葉大権現」「パンピングアイアンⅡ」。ジムルートでは「Tウォール」「ミストラル」で3本ほど。)

「12c」ではこれに「長さ」が加わり、凌ぎながらさらに「持久力」が求められる。(外岩では「錦ヶ浦」「ハプスブルグ」。「ハプスブルグ」は長くはないが、「c」らしさが凝縮されている。ジムルートでは「ミストラル」で1本。)

だから「12a」では出だしからある程度ゆっくりまったり登り進んでも一段落の箇所で休めるのでよいが、「12b」や「c」では、分かり切った箇所はもたもたせずに「スルッとゴマカシて」抜けるのがコツではないか。少しかっこよく言えば「自動化して速やかに」登り進む。

全体的にホールドが悪いのだから、そういう部分をわざわざ「味わって」保持している必要はないし、腹筋や背筋など、体幹に強い負荷を強いるムーブにかかる時間を、極力短くすることが必要だ。そうすれば力が後に残る。

「自動化」してスルッと抜ける時に注意することは、身体が弾んだり、息を詰めて力まないことだ。身体が弾んでしまうと結局力を使う。息を詰めると後半消耗する。動きは早くてもマッタリと静かに進む。

水曜に「さち黒×12c」を登ったときは、前半は「催眠状態」だった。スタートして16手。気づいたらハングを越える手前の「少し凌げる」ポイントにいた。ハングを越えながら、次のポイント、5手先の遠い「横カチ」ホールドへの左手デッドだけをイメージした。

それまで左手デッドを飛ばす前に。右手を保持した時点で、左手デッドを飛ばす先をグッと睨んでしまい、動きが止まっていた。これをやめた。数手まえから「右出せ!」「足キメろ!」「左跳べ!」と止まらず躊躇せずデッドを飛ばすことにした。これで決まった。

ギリギリでない状態でこの左手が取れればこちらのものだ。終盤の力を少し残した状態でここまで来れば、これまでワンテンで何度もトップアウトしたのだから楽勝だ。

こんなイメージを「ラット」RPに役立てたい。週末いくぞい!


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4 コメント

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Unknown (とおる)
2010-06-11 18:59:00
はじめまして
ウロウロしていたら
たまたまブログ見つけたので
コメントしました通りすがりのものです


そうですかね?

秋葉は3P目
錦は5P目
ラットも5p目でドカ休みできますよ

もちろん
限界までパンプしちゃったら無理ですけど

なので慣れれば大丈夫ですよ


ラット頑張ってください
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Unknown (よねひこ)
2010-06-11 22:49:30
どーも。「とおるさん」初めまして。私は外岩「12a」は12本登ってるんですが、やっと「b」は3本、「c」は2本ということで、「b」「c」をギリギリ状態で登っている段階で。そんなクライマーの「体感」です。「とおるさん」はきっととっくに「13クライマー」になられてるんでしょうね。私も早く「b」「c」に余裕カマせられるように…がんばります!
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Unknown (P)
2010-06-11 23:09:37
よねさんのいう通りじゃないかな。本人のグレードに対する相対的な感覚の問題であって、僕も自分のR.P.グレードと、その一つ下、2つ下のグレードに対して、そういう感覚分かります。

2つ下ならゆっくりでも登れる。限界グレードはサクサク進まないと落ちる。特にかぶった壁は。

スーパーラットガンバ
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はじめまして (gaku)
2010-06-22 13:35:30
はじめまして
明日初めての金比羅岩に行くのにいろいろ情報検索しているうちにたどり着きました
最近ようやくお買い得といわれてる12a(ジム)を1本RPしたばかりの者です
実力的にはまだまだ11クライマーなのですがこれから12を目指していく上で大変参考になりました
これからも記事楽しみにしてます

ミストラルもたま~にお邪魔してます
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