タンザニアの風を感じて
~ティンガティンガ体験とタンザニアのお話~
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報 告
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隔週くらいで開催しているTIAナショナルデーにタイアップして今回の企画を開催することになったのですが、平均して30名程度の来場があるということだったので、最初
イスを30脚ちょっと並べた程度でした。ですが、13時30分からの受付状況をみているとどうにも足りない感じが…
TIAの職員の方から、イスをもうちょっと並べた方がいいというアドバイスをもらい、慌てて50脚ほど並べました。
14時。
機転のきいたテンポのよい司会でいよいよスタート。
映像をみながら、みんな真剣に聞いています。
ここで、話の一部を紹介します。
タンザニアの市内は、日本とほぼ同じ生活ができるけれど、電気が時々止まります。信号機は日本製だけれども停電になってしまえばやっぱり止まってしまうので、警官が手信号で交通整理をします。
ダラダラという町がありますが、車は猛スピードで走っているので全然ダラダラしていません
腰に巻く布には絵のほかにスワヒリ語でメッセージが書いてあります。観光客は絵をみて購入しますが、タンザニアのひとたちは、そのメッセージをみて買います。たとえば“親を大切に”“わたしは怒ってないわ”など…。夫婦喧嘩をした翌日には“仲直りしたいな”と書かれた布を巻いたりするそうです。
マイケルさんの奥さんがユーモアを交えて話をしてくれたので、みんなどんどん引き込まれていったようです。
そして、質問もたくさんでました。たとえば…
マイケルさんについて絵の勉強をすれば自分もティンガティンガペインターになれるのか?
絵具は何を使っているのか?
アフリカにないクローバーの絵があるが、日本に来てから書いたのか?
そんな感じて、盛り上がった雰囲気でタンザニアの話が終わりました。
終わった時点で、すでに参加者の人数は、70名ほど資料も足らず慌てる場面も。
そのあとは、午前中に作ったマンダジとチャイ、そしてタンザニアのキリマンジャロコーヒーの試食、試飲をしてもらいました。
予想を上回る人数だったため、チャイは売り切れ、いえ売ってませんなくなってしまい、コーヒーもひとの多さに作るのが追いつかなくて嬉しい大変さでした。もちろんマンダジも好評でした。まぁ、ちょっと甘めに作っておいたので、子どもたちには特によかったみたいです。
いよいよマイケルさん指導によるティンガティンガ体験。
みなさん、とても真剣に描いています。
マイケルさんも一生懸命参加者のみなさんの様子をみながら教えています。
僕も描けたよ
ティンガティンガ体験は、2時間ほどかかってしまいましたが、それぞれ満足した様子でした。
これで、今回の講座は終了。
みなさん、本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。
最後、参加者方には、たくさんの文具を寄付いただきましたのでお知らせします。
本当にありがとうございます
文具は、タンザニアを支援している「NPO法人マライカの翼プロジェクト」
タンザニア連合共和国の孤児、生活困窮家庭の幼児達に対して、義務教育を受ける支援に関する事業を行い、子供の健全育成に係る問題の改善や解決を図り、困窮などにより就学の機会を失う子供達に対し就学率の向上と同国の人的資源の育成の増進に寄与することを目的。
から子どもたちに渡されます。また報告ができたらと思っています。