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峰猫屋敷

覚え書と自己満足の場所

三郎兵衛の夢

2006年08月04日 11時40分29秒 | 自作品
これは、平成10年2月6日に記した、その日の朝の三男の寝言です。

コレ、シャボンダマ? 
コレ、シャボンダマ?
コレ、シャボンダマデシュカ、オカアシャン
コレ、シャボンダマ? 
コレ、シャボンダマ?

と、ずっと言い続けていました。
なお、この年の1月半ば、私の父は駅で転倒して頭を打ち、意識がはっきりしないまま入院していました。
この日は見舞いのために実家に行っていました。

そしてこの寝言のほぼ1週間後の2月14日に、父は他界しました。
きっとバレンタインデー狙って頑張ったんだろうなあ。
もらったチョコレートの数を数えて喜んでる人だったから。
未だに父の命日の墓参には、チョコレートが欠かせません。

三男の見た しゃぼん玉の夢が、父の魂と関係あるかどうかはわかりませんが、
父が美しい世界に旅立つ準備を見たのかなぁ…と、思ったりします。
こじつけですけど。

          


ところで、昨日の記事のコメントに次男の特性について触れましたが、
兄弟のどこに産まれたかで、一番特徴の出る出来事が昔ありました。

あれはちょうど10年くらい前のこと。
長男・7歳。 次男・5歳。 三男・1歳くらいだったと思います。
私は台所でケガをして、「痛いっ! 痛い痛い痛い~!!」 と騒いでいました。
そのときの、息子たちの反応は・・・。

三男 → まだ喋ることもできなかったが、慰めるように足元に座り込んだ。

次男 → すぐにバンソウコウを持ってきてくれた。

長男 → 「とりあえず これ開けて」と自分の食べたいお菓子の袋を持ってきた

長男って、とにかくまず、「自分ありき」なのです。



            

明日・明後日は旅行に行きますので、更新できません。