視覺的電腦記録

商業専職装画家・THORES柴本(トーレスしばもと)の 既刊案内、お仕事情報などの色々御報告

【刊行】SFJapan WINTER

2008年12月06日 | 徳間SFJapan
徳間書店 SFJapan 2008 WINTER
 定価1,785円 ISBN978-4-1-862631-0
新連載『黎明の書』
  著作:篠田真由美 装画:THORES柴本

挿絵はモノクロ参枚です。吸血鬼と人間、弐人の少年の出会いのお話です。
私は本来BL系はちょっと苦手なので読者さんや作家さん、編集さんがどう捉えるかともかく自分で狙って描くのは出来ないので描けてるのか何とも云えないのですが、是は絆とか魂の繋がりの様なものが主題の所謂少しJUNE系な感じ何ですかね。判らん私が云っても難なので気になる方は見てみて下さい。
また、今回は何故か偶然吸血鬼特集!になった模様で、篠田先生のインタヴュウも有ます。文中トリ・ブラの事を触れて下さってる様で、神学大全の表紙画も掲載されてます。

SFJ的にどうか不明ですが作品の雰囲気的に絵柄は変えてあります。世紀末風的画という感じ。もともとアマチュアや同人活動時などの頃はスクリーントーンを余り使用しないビアズリー的白黒世界な描き方だったので、回帰したとも云えますかね。トーンが多様された画風は本当に最近で、軽めの作風が好まれる作品に合わせた商業での画風と言えるかも知れません。


今回、こちらでお仕事をする形に至ったのは編集の梶山氏に四年ぐらい前に梶山氏幹事の絵描きさんの飲み会にイラコン友達の都ちゃん(羽住都女史)経由で偶然参加したのが切っ掛けで御挨拶させて頂いて、暫らく経ってトリブラ原作チームお疲れ会があった頃都内に来る旨を複数の方に業務メールした事で梶山氏と再度お会い
し、色々お話をさせて頂きました。
その時に今度是非何かやりましょうとの事でお別れして居たのですがその時点では何を誰と等のお話は聞いていませんでした。
それから壱~弐年近くした今年、篠田先生から年賀状が来て梶山氏からの提案で私と組むお話について書かれていました。当の梶山氏はあれ以来音沙汰無しだったので企画発案者でもある氏から連絡があるものと思っていましたので…まさか組むお話さえ耳にしてなかった作家ご本人から直に知らされるとは思いもよらず。どう対応していいのか困惑してしまいました。
そして最近九月になって漸く梶山氏本人から連絡があり、スケジュールが厳しいので決断を月末迄待って頂いて、お返事は以前よりお仕事を御一緒しましょうと話していたし何とか出来そうかなと云う事で決めさせて頂きました。


発売時期は大体あるものの明確な発売日は無く不定期に近い時があるのですが、予定より遅れて十二月上旬になった模様です。

編集後記の次号予告によると次号発売は参月上旬だそうです。
私のスケジュールではピンナップのカラー画を担当する予定になっております。

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