中国が海軍力の強化継続 尖閣領有を主張 米陸軍大セミナー分析

2010年07月17日 | news
中国が海軍力の強化継続 尖閣領有を主張 米陸軍大セミナー 
2010.7.14 23:09

 【ワシントン=古森義久】米国の陸軍大学が民間の研究機関「全米アジア研究部会」と合同で13日に開いた中国人民解放軍の総合研究セミナーで中国軍がグローバルな作戦を可能にする近代化を決めている一方、日本に対しては尖閣諸島の領有権主張のために海軍力を強化し続ける、という分析が明らかにされた。

 同セミナーでは米陸軍大学の「戦略研究所」が作成した「中国内外での人民解放軍=中国軍の作戦能力評価」という報告の内容が公表された。同報告を作成した陸軍大学のデービッド・ライ教授ら4人の専門家が報告を総括する形で人民解放軍について以下のような特徴を指摘した。

 人民解放軍は(1)中国本土への大規模な攻撃はないとみて、朝鮮半島の不安定と台湾有事の可能性に備えている。

(2)しかし台湾有事への軍事態勢には自信を深め、軍備強化の重点を海上輸送、海洋領有権紛争、非国家潜在敵への対応などのために遠隔地を含むグローバルな軍事活動へとシフトした。

(3)長期には胡錦濤国家主席の説いた「軍の新歴史的使命」に沿い、中国共産党支配の保証や国家発展の防衛、世界平和の保護という主題の下に大規模な「軍近代化」を進める。

(4)「近代化」は従来の「局地的戦争」への準備を越えて進めるが、その急速な前進がアジア諸国の警戒を生むことを避け、2050年までの完結を目標とする。

(5)共産党指導部から従来よりも自主的な権限を多く与えられる傾向が続いており、実際の軍事行動の決定権もより多く軍部に与えられると、アジアでの米軍の戦略に重大な影響を及ぼす。

 米陸軍大学の同報告はまた中国軍にとっての「中期の懸念」として第一に「海洋領有権紛争」をあげ、東シナ海に関しては日本との紛争が最大の問題だと指摘した。具体的には中国側は尖閣諸島の領有権を主張するとともに、日中両国間の排他的経済水域(EEZ)についての日本側の中間線主張を拒否しており、南シナ海での諸島への領有権主張と同様に、自国の立場を一方的にでも通すための海軍力強化を進めていく意向だとしている。

http://sankei.jp.msn.com/world/america/100714/amr1007142309007-n1.htm

南シナ海は「核心的利益」と中国 米高官に初表明










カツオ一本釣りピンチ 中国巻き網漁船が根こそぎ、中大型魚が激減
2010.7.17 20:52

 日本の食文化を支えるカツオの一本釣りが危機にさらされている。中国の巻き網漁船が、黒潮に乗って日本近海に北上する前にインドネシア沖の太平洋中西部で、「ツナ缶」用に稚魚や小型カツオを根こそぎ乱獲。一本釣りで捕獲し、かつお節やカツオのたたきに使われる中大型魚が激減しているためだ。中国が年内に、1千トン超の最新鋭船を新たに12隻導入することも判明。漁業関係者の間では、早急な漁獲規制を求める声が強まっている。

 「去年も記録的な不漁だったが、今年はそれよりも悪い…」

 日本一の初ガツオの水揚げを誇る千葉県の勝浦漁港。3月から夏場にかけて一本釣り漁船が続々と入港してくる。漁船の給油や整備を行う回船鮮魚問屋「西川」の斎藤政宏社長はため息を漏らし、「中国の巻き網漁船の乱獲がこれ以上進むと、日本近海ではカツオが取れなくなる」と、危機感をあらわにした。

 カツオの漁獲量の半分を占める太平洋中西部の海域では215隻の巻き網漁船が操業している。この10年で58隻も増えた。水産庁関係者によると、中国は年内にさらに増やすという。

 捕獲されるカツオの大半は、健康志向や魚食ブームで世界的に需要が拡大している「ツナ缶」用だ。船上で冷凍され、缶詰工場のあるタイに運ばれ、加工される。ペットフードの材料にも使われているほか、一部は、生食用として日本に輸出されている。

 中国は、この海域に近いミクロネシア連邦で港湾などのインフラ整備を行う見返りに、同連邦の船籍枠を手に入れ、挙国態勢で漁獲量を増やしてきた。日本の水産関係者によると、中国は今年も同連邦4州で、数十億円規模の資金を投資する計画だという。

 一本釣りは、生食用の1.5~4キロの身の締まった大振りのカツオを狙う。これに対し、巻き網漁船は探知機でカツオの群れを探してヘリコプターで追い込み、稚魚や小型のカツオまで根こそぎ捕獲する。

 巻き網による太平洋のカツオ漁獲量は、平成20年が約141万トンで、この10年で約40%も増加。逆に一本釣りは約12万トンと、半分にまで激減した。

 中大型のカツオの減少は、日本の外食産業や家庭の食卓を脅かす。

 「刺し身やたたき用の大振りの一本釣りのカツオが手に入りづらくなった」と話すのは、土佐料理チェーンを展開する加寿翁(かずお)コーポレーションの竹内太一社長。それでも、苦労して2.5キロ以上のものを何とか手に入れているという。

 だが、家庭で食べるスーパーに並ぶカツオは、1.5キロ以下のサイズが、数年前の約3%から昨年は43%になった。「鮮度が命なのに、身の締まっていない小型のカツオは色の変化が早い」と、大手スーパーは頭を抱える。

 元禄12(1699)年創業のかつお節の老舗「にんべん」(東京・日本橋)。近海ものの初ガツオを使い、11月ごろに「初鰹節」として売り出している。乾燥と発酵を繰り返し、身が小さくなるかつお節には4.5キロ以上が理想的。しかし、今年は1.5キロ程度のカツオしか手に入らなかった。さばき方を変えて何とか対応したが、仕入れ担当の今田一央さんは「一時は生産見送りも検討した」と漏らす。

 乱獲の影響が顕著になる中、漁獲規制に向けた日本政府の対応は鈍い。同海域の水産資源を管理する国際機関「WCPFC」(中西部太平洋マグロ類委員会)が「資源は豊富で乱獲状態でない」と結論づけているためだ。

 カツオはこれまで生臭さが嫌われ、日本以外ではあまり食されず、資源量も安定していた。しかし、ツナ缶人気を背景とした中国の水産資源の獲得攻勢で状況は大きく変わってきた。

 水産庁で資源管理の国際交渉担当を務めた政策研究大学院大学の小松正之教授は「科学的データに基づき、総量規制を早期に導入しないと手遅れになる」と警鐘を鳴らしている。(上原すみ子、小島清利、米沢文)

http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100717/biz1007172101015-n1.htm







日本産の「宝石サンゴ」が高騰 中国人大金持ちが買いあさる
2010年07月18日18時00分 / 提供:J-CASTニュース

中国人のお金持ちにサンゴの宝飾品が売れている。そのあおりで、世界有数の産地、日本の「原木」が高騰し始めた。これまでの相場の1.5~2倍にもなり、漁業者は大儲け。一方、国内の加工業者は「異常」なほど値上がりした原木に手が出せず、死活問題だと言っている。
このサンゴは宝石サンゴ(八放サンゴ)と言われるもので、色は赤、桃、白などがあり、およそ20種類に区別されている。大きくなるのに年数がかかる上に、養殖ができないため、希少価値があり、過去に取引価格が下落したことはない。高知県、長崎県五島列島、鹿児島県、沖縄県周辺の海で獲れ、「原木」の入札はすべて高知県内で行われる。
原木価格は1年で平均1.5~2倍に
高知県工業振興課によると、2008年に落札された宝石サンゴ(原木)の数量と金額は、高知県産が2328kg、6億686万5000円、鹿児島県産が485kg、2億751万円、沖縄県産が954kg、2億2827万円だった。
県工業振興課担当者は、
「09年のデータはまだありませんが、落札量が増え、単価は上がる見込みです。09年10月に行われた入札会で、業者が『相場の5割増しだ』と言っていましたし、10年2月の入札会では相場の2倍になり、『ちょっと異常だな』という声も聞きました」
と明かす。
日本宝石珊瑚協会(東京都台東区)の担当者も、
「原木価格はこの1年間で平均1.5~2倍になりました。いいものほど値上がりしています」
という。
原木が値上がりしている理由は、「中国でお金持ちが増えて中国向け市場が急拡大しているため」と口を揃えた。
ダイヤ並みに1億円もする例も
日本宝石珊瑚協会によると、国内で獲れる宝石サンゴの「原木」は大きくて、美しく、海外で人気が高い。9割以上を輸出し、なかでも需要が高いのは台湾で、サンゴの世界的な集散地となっている。台湾で加工されて宝飾品になり、中国に輸出される。台湾でも加工品が売られ、サンゴ目当てに中国人のお金持ちが1日に6000人ほど訪れるという。高いものは1つで数千万円や1億円するものもある。
欧米ではルビーやサファイヤのような透明感のある宝石が人気だが、アジアでは翡翠、サンゴ、真珠といった透明感のない宝石が親しまれてきた。中でも赤いサンゴは中国人に人気が高く、値段も高い。
宝石サンゴを獲る漁業者が大儲けする一方で、前出の高知県工業振興課の担当者は「良いことばかりではない」と指摘する。
ワシントン条約締約国会議がカタールの首都ドーハで2010年3月に開かれ、宝石サンゴを輸出許可制の対象に加える提案がされた。もっとも、採決で否決されたが、原木の価格が上がれば乱獲の恐れがあり、2013年に開かれるワシントン条約第16回締約国会議で再び論議になりそうだ。
もう一つの問題は、原木が値上がりして高知県内の加工業者が手を出せなくなったこと。加工の仕事ができなくなり、業者にとっては死活問題となっている。また、サンゴは加工することで、値段が大きく跳ね上がる。このままだと「お金が落ちてこない」わけで、関係者は不安を募らせている。

http://news.livedoor.com/article/detail/4893051/








韓国産クロマグロ輸入急増 水産庁、業者に自粛要請も
2010年7月18日 19時37分

 韓国漁船が自国周辺の海で漁獲し、日本が輸入した「太平洋クロマグロ」の量が、6月末までに少なくとも980トンと昨年1年間の輸入量を既に上回り、急増したことが水産庁の18日までの調査で分かった。
 太平洋クロマグロは過剰漁獲や若い魚の漁獲が資源に与える悪影響への懸念が高まり、日本など関係国が漁獲能力を増やさないことに合意しているが、韓国の排他的経済水域(EEZ)内での漁獲はこの合意の対象外。
 水産庁は「韓国漁船が漁獲能力を大幅に増やしている可能性が高い」として、今後、関係業者に韓国産クロマグロの輸入自粛を求める行政指導を行うことも検討する。また、今秋の資源管理機関の会合で韓国に、国際的な資源管理策への参加を働き掛ける。
 水産庁によると、韓国産クロマグロの大部分を取り扱う福岡市の卸売市場での韓国産クロマグロの量は6月30日現在約980トン。2009年の同市場の取扱量約880トンを半年で超過した。09年の韓国からの総輸入量約920トンも上回った。
(共同)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010071801000230.html










日本発「乳酸菌飲料」が国際食品規格に

 ジュネーブで7月上旬に開かれた食品基準を定める政府間組織「国際食品規格委員会(CAC)」総会で、日本で開発されて普及した「乳酸菌飲料」が、新たな食品の国際規格として採択された。


 これまで清涼飲料などに区分されていたが、健康に役立つ「乳製品」の1分野に認定されたもので、国によっては消費税などが軽減される見通しだ。食品規格は欧米案が採択されるケースが多く、日本案が採択されたのは珍しいという。

 乳酸菌飲料は牛乳などを発酵させたものを原料とした飲料で、ヤクルト本社の「ヤクルト」などが代表的だ。日本政府は1994年から交渉を重ね、ようやく認定にこぎ着けた。

 海外では食品の課税をCACに準じて決めており、欧州は乳製品を健康食品として優遇しているケースが多い。例えば、イタリアでは、日本の乳酸菌飲料は「非アルコール飲料」に分類され、日本の消費税に当たる「付加価値税」が20%課税されているが、「10%以下に下がる見通し」(大手メーカー)だという。

(2010年7月18日03時03分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100717-OYT1T01000.htm







特集:うま味調味料の日 世界にじゅわ~と浸透、和食の原点「Umami」

 ◇100年前、日本人が発見「第5の味」

 料理のおいしさを決める味の一つ、「うま味」。甘味、酸味、塩味、苦味に次ぐ第5の味として、今や「Umami」は世界共通語になっている。肉類をほとんど食べなかった先人が、昆布やカツオ節でうま味の詰まった「だし」をとり、日本独特の食文化をはぐくんできた。25日は「うま味調味料の日」。和食の原点とも言える「うま味」を見直したい。【小川節子、写真・久保玲】

 ◇「料理に幅と深み」

 うま味は「おいしさ」と混同されがちだが、こうしたおいしさを構成する要素の一つ。味に加え、見た目の美しさや香り、食感、食べる人の体調、雰囲気などが相まって、おいしさが感じられる。

 約100年前まで、基本味にうま味は入っていなかった。1908(明治41)年、旧東京帝国大学(現・東京大学)教授の池田菊苗(きくなえ)博士が、昆布からうま味の成分である「グルタミン酸」を抽出。4年後に米国で開かれた第8回国際応用化学会で初めて、うま味が「第5の味」であることが発表された。その後、カツオ節からイノシン酸、シイタケからグアニル酸が抽出され、新たにうま味成分であることが分かった。

 NPO法人「うま味インフォメーションセンター」の理事、二宮くみ子さんは「味覚としてのうま味はなかなか一般的に浸透しなかった」と話す。80年以降、味覚生理学や大脳生理学、食品科学の専門家が集まり、「うま味研究会」が設立された。85年に米・ハワイで開かれた国際シンポジウムで、独立した基本味として「Umami」が公式に認められた。

 「90年代後半からは学会だけでなく、世界的に有名なシェフが日本料理のだし、うま味に注目し始めました。この影響で各国で和食が一大ブームになったんです」と二宮さん。フレンチやイタリアンに昆布だしが使われるなど、日本が誇る繊細で深い味覚が、欧米にも浸透している。

 京都の老舗料亭「菊乃井(きくのい)」の三代目主人、村田吉弘さんは「日本料理はだしを抜きにしては、語れない」と語る。だしのうま味で、65品目の懐石料理を1000キロカロリーまでに抑えることができるという。油脂、糖分をうま味に置き換えることでカロリーが抑えられ、満足感も得られる。

 だし文化は古くから京都で盛んだった。御所があり、天皇をはじめ公家が数多く暮らし、それぞれ料理人を抱え、旬の素材を生かした料理を楽しんでいた。

 「夏になると、京には野菜と乾物しかありません。それでも毎日おいしいものを品数多く出さないと、料理人は首がとんでしまう。野菜をおいしく食べる工夫として、北海道の昆布や九州、土佐のカツオ節でとっただしが使われるようになったんです」

 うま味をコントロールすることで、料理に幅と深みが生まれ、京懐石の下地にもなった。「魚の焼き物、おひたし、ご飯にみそ汁がどれだけ豊かな食事か、私たち日本人は今一度見直さなければならない」と村田さんは強調する。

 そのために、朝1杯のみそ汁から始めようという。だしをとらなくても、みそにはグルタミン酸、イノシン酸のうま味がたっぷり詰まっている。やさしく体にしみわたり、安らぎと活力を与えてくれる。

 また、トマトやチーズ、ポルチーニ茸(だけ)など世界各国にはうま味の強い食材がたくさんある。こうした食材を上手に取り入れることで、料理の幅がさらに広がるという。

 村田さんは20年以上前に、夏の料理として「トマトのすり流し」を創作した。トマトはすき焼きに加えたり、みそ汁に入れてもおいしいという。

 今回、「豚肉のショウガ焼きトマト風味」を紹介してくれた。鶏肉、牛肉はもちろんのこと、サバ、ブリの照り焼きにも応用がきく。食材は変わっても、和の心が貫かれている。

 「うま味を中心に据えて料理を作る。それが、日本料理です」

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 ★豚肉のショウガ焼きトマト風味

 《主な材料》(2人分)

▽豚肩ロース  70グラム2枚

▽A(酒大さじ2、しょうゆ大さじ1、みりん大さじ1)

▽プチトマト  8個

▽刻みショウガ 大さじ1

 《作り方》

<1>豚肉は筋切りし、油をひいたフライパンで両面をキツネ色になるまで焼き上げ、一度取り出す。

<2>Aとショウガ、半分に切ったプチトマトをフライパンに入れ、トマトをスプーンなどで軽くつぶしながら、とろみが出るまで煮詰める。

<3>(2)に豚肉を戻し、さっとからめ、照りよく仕上げる。

毎日新聞 2010年7月25日 東京朝刊
http://mainichi.jp/life/today/news/20100725ddm010100002000c.html











マレーシア 3万人が盆踊り
7月18日 6時38分

マレーシアで17日夜、大がかりな盆踊りの催しが開かれ、3万人もの市民が日本の夏祭りの雰囲気を楽しみました。
この盆踊り大会は、マレーシアの日本人会や日本人学校が国際交流のために30年以上前から毎年開いているもので、年中、高温多湿で季節感の乏しいマレーシアでは数少ない7月の風物詩となっています。首都クアラルンプール郊外の陸上競技場には17日夜、カップルで参加した地元の若者などおよそ3万人が集まりました。中には、日本の浴衣に「トゥドゥン」と呼ばれる布を頭にかぶったイスラム教徒の女性もいて、日本人学校の生徒たちの踊りをまねながら打ち鳴らされる和太鼓に合わせて「東京音頭」などを楽しそうに踊っていました。初めて浴衣を着たという若い女性は「日本人になったような気分で楽しいです」と話していました。マレーシアでは世界的な金融危機以降、事務所を閉じたり規模を縮小したりした日本企業も多いということですが、クアラルンプール日本人会の伊勢田純一会長は「日本企業は苦しい中でも両国の交流のために支援してくれており、地元に根づいている行事として来年以降も開催していきたい」と話していました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100718/k10015807031000.html
http://www.youtube.com/watch?v=5dCnkfgmEXU


南国の盆踊り マレーシア
2010.7.18 11:50

17日、シャーアラムで行われた盆踊りフェスティバルで浴衣姿のマレーシア人女性(ロイター)
 マレーシアの首都クアラルンプール郊外にあるシャーアラムで17日、第34回盆踊りフェスティバルが開かれ、在留邦人と一緒に浴衣姿のマレーシア人女性が参加、盆踊りを楽しんだ。
 東南アジアではマレーシア以外にもインドネシアのジャカルタなど在留邦人が多い都市では、毎年現地の日本人会などの主催で盆踊り、夏祭りが開催されており、浴衣姿にあこがれる現地の若い女性の参加が年々増えているという。(APなど)

http://sankei.jp.msn.com/world/asia/100718/asi1007181212000-n1.htm





海外最大の日系人祭り サンパウロで始まる
2010.7.18 17:44

 海外最大の日系人の祭りといわれる年1回の日本文化の祭典「フェスティバル・ド・ジャパン(日本祭)」が17日、ブラジル・サンパウロで本格的に始まった。
 今年は平城京への遷都1300年にちなんだ奈良の仏像写真展のほか、ブラジル各州から選ばれた日系人によるミスコンテストなどに数万人が訪れ、18日までの期間中、例年と同じ17万人の来場が見込まれている。
 この日、展示場建物の外側には仏像写真を印刷した巨大な垂れ幕が掲げられ、各都道府県の物産展やイベントが繰り広げられた。100人近い愛好者がラジオ体操を実演すると、ブラジル人も飛び入り参加。学生のラファエル・ファリアスさん(20)は「こんな組織だった体操はこの国にはない。リラックスできてとても面白い」と話した。
 ブラジルには海外最大の日系人社会があり、現在6世を含む推定150万人が暮らしている。(共同)

http://sankei.jp.msn.com/world/america/100718/amr1007181746004-n1.htm









パリでジャパン・エキスポ開催 コスプレーヤーで熱気
2010.7.2 08:53
1日、パリで開幕したジャパン・エクスポで、セーラームーンのコスプレを披露した女性(ロイター)

 世界最大規模の日本のポップカルチャーの祭典「ジャパン・エキスポ」が1日、フランスのパリで開幕した。会場は人気アニメのキャラクターにふんするコスプレーヤーたちが集い、熱気に包まれている。今年は4日まで開催。昨年を1万5000人上回る18万人の人出が見込まれている。

 フランスでは日本のマンガ、アニメ、ゲームなどが大人気で、今年で11回目となるこのイベントは、夏のパリの風物詩と化している。2000年に来場者3千人で始まったが年々、うなぎのぼりで評判が高まり、“クール・ジャパン”の最新の作品を品定めしようと、欧州中から若者たちが集まる祭典に。アニメやゲーム業界にとっては、日本が誇るコンテンツの魅力を披露する場ともなっている。

 初日には、アニメの世界から飛び出したような衣装をまとった「モーニング娘。」がゲストで登場した。会場に550を超えるブースが設置され、漫画「シティーハンター」で知られる北条司さんやゲームソフト「メタルギアソリッド」の制作者小島秀夫さんらも出演予定。東京で開かれているアニメソングのライブが会場に生中継され、和太鼓や三味線のコンサートや弓道の実演も予定されている。

 開幕の模様は、欧州を中心に、世界各国で報道された。

http://sankei.jp.msn.com/entertainments/game/100702/gam1007020911000-n1.htm












インドネシア残留日本兵日誌出版 独立戦争に参加
 インドネシア残留日本兵の生存者3人のうちの1人、小野盛さん=09年2月、インドネシア・ジャワ島バトゥの自宅(共同)

 第2次大戦後、インドネシアに残って対オランダ独立戦争に参加した残留日本兵の陣中日誌などを含む本が日本で出版された。研究者によると、残留日本兵は千人近くいたとされるが、現在の生存者はわずか3人。残留日本兵の貴重な一次史料で、専門家らは高く評価している。

 題名は「インドネシア残留日本兵の社会史 ラフマット・小野盛自叙伝」(龍渓書舎)。インドネシア・ジャワ島バトゥ在住の小野盛さん(90)が独立戦争当時に書いた「陣中日誌」「戦闘詳報」のほか、2004~08年に書いた「生涯の記」を合わせて時系列に編集した。

 北海道出身の小野さんは敗戦後、ほかの残留日本兵やインドネシア兵らと一緒に日本人遊撃部隊を結成。植民地復活を目指すオランダ軍部隊と戦い、左腕のひじから先を失ったが、独立戦争後もインドネシアにとどまった。

2010/07/22 21:42 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201007/CN2010072201000955.html

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