温暖化防止:ゴア氏宅で電気・ガス浪費 米民間団体が暴露

2007年02月28日 | 国際
 【ワシントン大治朋子】地球温暖化の危機を訴えたドキュメンタリー映画「不都合な真実」でアカデミー賞「長編ドキュメンタリー賞」を受賞した米前副大統領、アル・ゴア氏を地元テネシー州の民間調査団体が26日、「自宅では電気やガスを浪費している。偽善者だ」と批判、ホームページでゴア氏宅の電力消費量などを暴露した。
 民間団体は同州の「テネシー政策調査センター」。同州ナッシュビルのゴア氏宅の電力消費量(公開データ)などをホームページに掲載し、「一般市民の20倍は使っている」と指摘した。昨年1年間の電気、ガス代は計約3万ドル(約350万円)という。
同センターのドリュー・ジョンソンズ代表は毎日新聞の取材に「市民に資源の節約を訴えるのであれば自分が率先すべきだ」と批判した。AP通信によると同センターは保守系で、「不都合な真実」を「誇張」と批判している。
ゴア氏宅は約900平方メートル。米国で昨年新築された家屋(平均)の約4倍の広さで、温水プールもある。ゴア氏の広報官は「ゴア氏宅では太陽エネルギーの活用などで資源節約にも務めている」と述べている。
毎日新聞 2007年3月1日
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20070301k0000e030024000c.html




平成19年(2007年) 3月1日(木曜日)  
通巻 第1720号 

(読者の声2) 以下はある金融専門家のコメントです。
ご参考まで。
地球温暖化の影響などもあり、代替エネルギーに関する関心が高いようでして、関連株を買いたい、などというお問い合わせも結構あります。
ただアメリカでは一足先に代替エネルギーバブルが来ておりまして、既にそのバブルが崩壊する兆しを見せていますので要注意です。こういうとき、アメリカの証券会社はその売り手の受け皿を探すので、日本向けだけに代替エネルギー特集なんかを組むのですが、その手には乗らないことです。
エンロンの時も日本だけに集中してエネルギーデリバティブの特集かなんかをやって、エンロンをその代表銘柄に取り上げたりしており、一方でアメリカの投資家は売り一色だったことを思い出してください。
さて、なぜ売られ始めたのか。
これは原油が密接に絡みます。そもそもこの代替エネルギーバブルは原油が上がるぞ、という一連のキャンペーン・・・ゴールドマンの1バーレル=100ドル説がその代表ですが・・・によって演出されてきた背景があります。地球温暖化・・・と考えたくなりますが、そうではありません。

原油がなくなるぞ、或いは高くて使えなくなるぞ、ということで、太陽エネルギーのサンパワー(そのまんま、ですな)、産業廃棄物を燃やすフランスのテオリアあたりが代表ですが急騰した背景があります。
他にもエタノール関連、燃料電池銘柄など3倍にも4倍にもなっていたのですが、アメリカのHFを中心に昨年11月くらいから大量に売りがでて、先月あたりからは遂に空売りまでする始末。結局原油価格が落ち着いているので、大した生産量の見込めない代替エネルギーは見向きもされない。原油生産が低下してくるならまだしも、昨今の50-60ドルレベルではむしろ生産量があがっているくらいなので、代替エネルギーは高すぎて割りに合わない、ということになります。
これらを売りまくっているHFは結構一流どころが多く、チューダージョーンズなどもその1社です。(チューダーインベストメントと名乗ってます)。チューダーは一時こうした代替エネルギー銘柄のシェアが16%にまで上ったファンドがあり、その去就が注目されていましたが、結局膨大な利益を手にして売り逃げた事になります。
と、プロの方はお気づきになりますよね。
 このチューダーに対する大口の委託者がだれかということに。 あのアル・ゴアで
す。昔からチューダーの大口のスポンサーなんですね、彼は。
まさか・・・・チューダーの売りを吸収するためにあの映画を作ったなんて・・・・考えたくないですけどね。疑いたくなってしまうのは事実です。こういう業界なんですよね、株っていうのは。まあ、証拠は無いけどね(笑)。絶好のタイミングでした。
   (HN生、横浜)




麻生外相、中東和平へ積極的関与を強調

 麻生太郎外相は28日、都内で「わたしの考える中東政策」と題した政策演説を行い、「日本は中東地域に対し、経済面はもとより、政治的関与をこれまで以上に深めていく」と述べ、中東和平などに日本が積極的に取り組む姿勢を強調した。 麻生氏は、イラクの平和構築に向け、イラク国会議員や各宗派の有力者を日本に招いて「国民融和セミナー」を3月に開催することを表明。そして「イラクやアフガニスタンの出血を止めないと、宗派間抗争やテロリズムが世界各地に伝染しかねず、緊急を要する」と指摘した。
 日本は原油輸入の9割近くを中東地域に依存している。麻生氏は「中東地域が安定に向かうのか、混乱が混乱を呼ぶのか、重大な岐路に立っている」と指摘。中東諸国には日本に対する悪い感情がないことなどから「中東地域の各国と等距離の外交ができる」(外務省筋)という強みを生かしていく考えだ。
 政府は、中東和平推進を目指した「平和と繁栄の回廊」構想を提唱している。ヨルダン川西岸からヨルダンを経て湾岸諸国につながるルートで、麻生氏は「ヨルダン渓谷の平地を付加価値の高い農業の拠点にする」と説明した。日本は潅漑(かんがい)用水路などの整備を支援していく方針だ。
 また、イスラエル、パレスチナ、ヨルダンと日本の外相らによる4者協議を3月中旬に東京で開くことを改めて表明し、「会談を繰り返しつつ、エジプトやサウジアラビアなどと協力し、和平の機運を盛り上げたい」と強調した。
(2007/02/28 21:10)
http://www.sankei.co.jp/seiji/seisaku/070228/ssk070228009.htm


モンゴル大統領「日本は真の友」 支援拡大を期待
2月28日8時1分配信?産経新聞
 来日中のモンゴルのナンバリン・エンフバヤル大統領は27日、東京都内のホテルで本紙と会見し、2021年までの民主化進展や経済基盤づくりを中心とした「総合政策」を策定し、今年春の国民大会議(国会)で、成立をはかる考えを明らかにした。大統領は1990年の人民革命党(共産党)による一党独裁放棄から民主化プロセスを経て、政権安定期への移行を実現する必要な政策であることを強調。同時に日本による一層の支援拡大に強い期待を表明した。

 大統領は90年からの民主化について「極めて正しい選択だった」と前置き、「苦しいときの友は真の友」とのモンゴルの格言を引用して、日本からの経済支援に謝意を表明した。日本からの対モンゴル経済支援は90年から17年間で総額230億ドル(約2兆7600億円)に上り、モンゴルが諸外国から受けた支援総額の半分以上を占める。

 大統領は対米関係にも言及し、05年のブッシュ米大統領のモンゴル訪問によって「モンゴルと米国は政治、経済、社会、国防の各分野において協力する可能性が開かれてきた」と指摘。現在、米国主導による巨額な対モンゴル経済協力プログラムが検討されていることを明らかにした。
 そのうえで、大統領は国境を接する中国やロシアとの善隣関係は維持するものの、「現在はグローバル化の時代であり、国境を接しない国々との関係の発展は可能であり、日米両国のほか、アジア諸国や欧州連合(EU)との関係を強化する」と述べた。
 大統領はまた、北朝鮮の核問題について「北東アジアの平和的環境づくりのため、モンゴルが積極的に関与していく用意がある」と語り、各国と協調していく姿勢を明らかにした。(相馬勝)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070228-00000008-san-int




非常任理事国:モンゴル辞退 裏に巧妙な日本の外交戦術

国会で演説するモンゴルのエンフバヤル大統領(手前)=参院本会議場で27日午後1時26分、川田雅浩撮影
 来日中のモンゴルのエンフバヤル大統領は、来年行われる国連安全保障理事会の非常任理事国選挙への立候補を辞退し、日本に立候補の「枠」を譲った。決断の背景には、友好関係を強調しながら「安保理の苦労」を訴え暗に辞退を迫る、日本側の「奥ゆかしい」外交戦術があった。 非常任理事国はほぼ毎年、アジアの1カ国が交代するが、07年はベトナム、10年はインドが出馬表明しており、09年はアラブからの選出。日本は激戦を避けるため、モンゴルが立候補表明していた08年に的を絞った。
 親日国・モンゴルとの選挙を避けるため、日本はモンゴルに立候補を辞退してもらう方針を決めたが「圧力に屈した形にはできない」(外務省筋)。日本は昨年8月、小泉純一郎首相(当時)がチンギス・ハンの建国800周年を機にモンゴルを訪問。まずは友好ムードをアピールした。
 一方、外務省幹部は昨年10月、ひそかにモンゴルを訪ね政府高官と接触。費用負担の重さなどを語る政府高官に対し、幹部は「安保理は世界のあらゆる紛争を扱うので大変」などと「安保理の苦労」を強調した。
 結局エンフバヤル大統領は、1月に安倍晋三首相に電話で辞退を表明。ただ、大統領も27日の国会演説で、モンゴルが目指すアジア太平洋経済協力会議(APEC)参加について「(日本に)支持していただけると承知している」としっかり念を押した。【田中成之】
毎日新聞 2007年2月28日 3時00分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/afro-ocea/news/20070228k0000m010133000c.html



安保理常任理事国入り支持
訪日控えモンゴル大統領
 【ウランバートル17日共同】モンゴルのエンフバヤル大統領は26日からの訪日を控え、共同通信の書面インタビューに応じ、2009年から任期が始まる国連安全保障理事会非常任理事国への選挙立候補を日本に譲ったことについて「日本の国連での役割を高く評価し、安保理常任理事国入りを一貫して支持してきた」と表明した。その上で現状では日本が非常任理事国になることは「重要な意義がある」と述べた。
 大統領は、北朝鮮の核問題に関し「6カ国協議で解決、北朝鮮を多国間の協力関係に参加させるのがモンゴルの方針」とし、同問題を含む地域情勢について日本側と緊密な意見交換を進めたいとの意向を示した。
 さらに、安保理非常任理事国選挙に参加するため「10年前から準備してきた」としつつ「選ばれるには加盟国の3分の2の支持が必要で簡単ではない」と指摘。立候補辞退で日本との「協力関係強化」が進むことに期待を示した。
安保理常任理事国入り支持 47NEWS
http://www.47news.jp/CN/200702/CN2007021701000403.html




議員が悪い!…米で官民“年金格差”拡大

 米国では、国家公務員や州・市職員と民間従業員の年金受取額に大きな開きが出ており、一部から不満の声が聞かれている。 2005年に退職した教師や警察官、職員、作業員など公務員600万人の平均年金は1万7640ドル(約211万6800円)。これに対し民間企業退職者1100万人の平均は7692ドル(約92万3000円)だった。 格差拡大の要因は賃金格差、確定拠出型年金(401k)制度への移行比率の差などにある。州・市職員の06年第3四半期の平均賃金は7万8853ドル。民間平均より2万5771ドルも高く、2000年の7604ドルの差からさらに広がっている。
 従来の確定給付型年金制度を維持している民間従業員は18%に過ぎないのに比べ、公務員では80%と高い。 120人の従業員を抱える樹木刈り込み会社ツリー・テク(ニュージャージー州)のジェームス・ベリス社長は「官庁は雇用面での直接的な競合相手。福利制度ではとても太刀打ちできない」とぼやく。 同社は401k制度を採用しており、会社側の拠出率は給与の2%。同州の刈り込み作業員の受取年金は同社の3倍以上になるという。
 だが、官庁の手厚い年金制度は財政面で深刻な問題を生じさせている。増税や歳出削減を強いられ、イリノイやインディアナ、ミシガンの各州などでは約束していた額の給付ができないという事態を招いている。 しかし、改革は容易ではない。14億ドルの債務を半減することを決めながら年金制度には手を着けられなかったカリフォルニア州オレンジ郡のジョン・ムーアラック行政執行官は「郡議員が悪い。当選するためにも、自分が退職したときのためにも甘い年金制度を残しておきたいから手を着けないのだ」と激しく批判している。(ワシントン デニス・コーション)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/america/41147/




カモラネージがイタリア国歌を斉唱しない理由は??

イタリア代表でユベントスMFマウロ・カモラネージ(30)が生まれ育ったアルゼンチンの地元紙“オレ”の取材に応じ、イタリア国民が日々疑問に感じているなぜイタリア国歌を斉唱しないか?などの質問に答えた。イタリア国歌を斉唱しない理由についてカモラネージは「イタリア国歌だけでなく、10歳の頃からアルゼンチン国歌も斉唱していないと説明しているにも関わらず、イタリアマスコミからは自分が国歌を斉唱しないとバッシングされ続けている。イタリアマスコミがあまりにも執拗なので、言いたくないことまで言わされている。
ドイツW杯で国歌を斉唱しなかった事がクローズアップされ、とても嫌な思いをした」。アルゼンチンからイタリアに帰化した理由については「色々な憶測があるようだが、理由はいたって簡単で、当時イタリア代表監督だったトラパットーニが当時のアルゼンチン代表監督ビエルサより早く自分を召集してくれたからだ」。
今季開始前に噂されたリヨン移籍については「誰かが犯した過ちの代償を我々が払わされており、今は自分の目標から程遠い所にいる。今季開始前、リヨン移籍は決定していたが、ユベントスがそれを阻止した。30歳の自分がセリエBでプレイしているなんて、想像も出来なかった。今季良かった事は日曜日がオフとなる事ぐらいだ」と自身の胸中を赤裸々に告白した。
http://news.livedoor.com/article/detail/3054280/





バチカン:日本人殉教者188人を栄誉ある「福者」に

  【ローマ海保真人】江戸時代初期の17世紀前半、キリスト教徒の迫害で処刑された日本人殉教者188人を、ローマ法王庁(バチカン)が近く、栄誉ある「福者」に列する見通しとなった。対象者は九州、京都、米沢などで非業の死を遂げた司祭、一般教徒らで、これだけ多くの日本人が同時に列福されるのは140年ぶりとなる。
 バチカン外交筋によると、4月上旬に正式発表され、列福式は11月に長崎で行われる見通し。
 代表格のペトロ岐部は豊後(現・大分県)生まれで、江戸幕府がキリスト教を禁止する中、日本人として初めてエルサレムを聖地巡礼、さらにローマに渡り司祭となった。帰国後、長崎と東北地方に潜伏し布教したが捕まり1639年、江戸で拷問を受け死亡した。遠藤周作著「銃と十字架」の主人公になっている。
 また司祭のジュリアン中浦は、16世紀末に九州の大名によってローマに派遣された「天正遣欧少年使節」の1人で、1633年、長崎で逆さづりの刑で死亡した。
 4人の司祭以外は一般教徒で、うち女性は61人、1~8歳までの子供が22人。母子らが十字架に縛られ火あぶりの刑に処された京都の殉教者52人(1619年)、武士の家族が主に処刑された米沢の殉教者53人(1629年)が含まれる。
 1630年前後は江戸幕府がキリスト教国の植民地政策や教徒の勢力拡大を恐れ、弾圧を強めた時期だった。日本カトリック司教協議会は当時の殉教者に焦点を当て、前法王ヨハネ・パウロ2世の1981年の来日を機に列福を要請した。27年越しの調査と審査を経て、バチカン列聖省が列福方針を固めた。
 ◇立派な生き方誇り
 ジュリアン中浦の叔父の14代目の子孫にあたる小佐々(こざさ)学さん(67)=さいたま市=は、約30年前からジュリアンの研究に携わっている。「ジュリアンは当時の国際交流に努め、立派な生き方をしたと誇りに思ってきた。(列福で)苦労が報われる」と喜びを語った。
 ◇京都で52人処刑 全員が一般教徒
 京都では1619年10月、2、3歳の幼児を含む52人が鴨川の六条河原で処刑された。全員が一般教徒だった。
 1994年、現場に殉教碑が建立された。同年、52人がキリスト教に殉じたことをバチカンに対して歴史的・宗教的に証言した、河原町教会(京都市中京区)広報部長、嶋崎賢児さん(71)は2月6日にローマの枢機卿会議で列福が決まったと聞いた。「94年はカトリック京都教区から5人が証言に立ったが、私たちが生きている間には列福はかなわないかもと互いに言っていた。列福を聞き感無量だ」と話した。
 カトリック京都教区は来秋、河原町教会内に52人の列福記念碑を建てる予定という。【奥野敦史】
 ▽福者 カトリック教会が生前の聖性を認めた人に死後、与える称号。最高位である「聖人」に次ぐ。日本では外国人宣教師を含む205人が1867年、列福された。外国の著名人ではインドの修道女、マザー・テレサが03年に列福。前法王ヨハネ・パウロ2世は現在、列福調査中。
   ◇殉教の地・時期別の殉教者一覧◇
殉教地     時期(1600年代)    殉教者
熊本・八代 03・12・8~09・2・4  ヨハネ南五郎左衛門ほか10人
萩・山口  05・8・16~8・19   メルキオール熊谷豊前守元直ほか1人
川内平佐  08・11・17       レオ税所七右衛門
生月    09・11・14       ガスパル西玄可ほか2人
有馬    13・10・7       アドリアノ高橋主水ほか7人
富岡    14・6・5       アダム荒川
京都    19・10・6       ヨハネ橋本太兵衛ほか51人
小倉・豊後日出 19・10・15~36・1・30  ディエゴ加賀山隼人ほか17人
・熊本(加賀山一族)
江戸    23・12・4       ヨハネ原主水
広島    24・2・16~3・8   フランシスコ遠山甚太郎ほか2人
島原・雲仙 27・2・21~5・17   バルタザル内堀ほか28人
米沢    29・1・12       ルイス甘糟右衛門ほか52人
長崎西坂  33・7・28~10・21   ジュリアン中浦(司祭)ほか2人
大阪    36・2・25       ディオゴ結城了雪(司祭)
長崎西坂  37・11・6       トマス金鍔次兵衛(司祭)
江戸    39・7         ペトロ岐部(司祭)

毎日新聞 2007年3月3日 18時11分
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070304k0000m040026000c.html


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