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夢とうつつと存在と時間

theatregoerの日常と非日常

レベッカ ミュージカル 2008 4 27

2008-05-11 00:44:12 | 演劇
シアタークリエで上演されているレベッカを観にいきました。
ウィーン版を観てはや1年。その時のエントリーはこちら

思い入れのある作品がようやく日本上演ということで
かなり期待と不安が入り混じりながら観にいきました。
ちらしデザインをみる限りだと不安要素が多かったです。あの写真あんまりかっこよくないし。

新しい劇場は客席外のロビーが狭いものの、きれいです。
でも地下1階に劇場があるから、火事になって出口に殺到したらこわいかも。

比べてもしょうがないとは思いつつ、
どうしてもウィーン版と比べてしまうんです。
演出とか俳優とか。
オリジナルであることのアドバンテージとか、言葉がわからないからよく思えるとか、
日本語に訳すと内容の説明が少なくなってしまうこととか、
いろいろ翻訳ミュージカルには不利な点があることは
重々承知しているつもりなんですけど…。

まずはいいところ。
モンテカルロのシーンで「わたし」とマダムホッパーの衣装がかわいかったのと、
みんな青と白で統一されていたこと。
マダムホッパーの衣装なんて、化粧ばっちりしないと服に負けちゃうような派手×2で、
イエベの私には絶対にあわない真っ青な服で、かなり印象に残ってます。着てみたい。

「わたし」役の大塚さんが、がんばっていたところ。
マダムホッパーとか、ベアトリスとかの歌がよかったところ。
この二人のは日本語の歌詞も結構好きです。
ジャック・ファヴェルの吉野さんのダンスがすごかったところ。

そして、期待はずれだったところ。
マキシム…。ひどすぎない?
歌は歌えても、動きが、演技が…。
どんなキャラクター設定であんなになっちゃったんでしょうか。

こんなキャラクター設定のせいなのかもしれませんが、
仮面舞踏会でマダムホッパーが大騒ぎしているのを
階段の上でタバコ吹かしながらシニカルに眺めているマキシムの姿もなくてすごく残念。
このシーンでマダムホッパーは原作では出てこないのですが、
マキシムのイギリス人ぽいシニカルさとか貴族らしさをよく表していったシーンだったのに。

前から2列目だったんで、近すぎて全部が見渡せなかったっていう一方、
ステージに近くて、キャストの動きがじっくり見えすぎちゃったというのもあるかもしれません。

演出は普通な感じで、場面転換もはやくてセットも考えられて組まれていたとは思います。
でも2幕最初でダンヴァース夫人が絶望しているわたしに飛び降りれば楽になると囁くシーンで
レベッカの部屋の窓から海をみているはずなのに、
階段に上っていたのが謎でした。
海に面した窓ってかなり重要ファクターだと思っていたんですが。
いまいちそれが表現しきれてないですね。
原作知らないと部屋の感じとか、どうして波の音がするのとかがわからないのではないんでしょうか。



イタリアでの新婚旅行シーンはカットでした。



あと、最後の火事のシーンでは、照明と煙で火事を表現していました。
ウィーン演出の最大の見せ場である本水ならぬ本火(というんですか?)の使用はさすがに
同じようにはできないとは思ったんですが、
やっぱり迫力が違います。
歌詞の内容も「燃えないでくれ(だったはず、私のつたないドイツ語翻訳によると)」だったのに、
「燃えてしまえー」って歌っててびっくりというか「え?」ってポカーンとなってしまいました。

ラスト1人っきりになった「わたし」が迎えに来たマキシムに走って抱きつくという
演出もなく、残念。

笑えたのが、裁判シーンで、わたしが座っているにも関わらず、立ち上がって気絶するところ。
原作では裁判にドキドキして気分が悪くなっていたと記憶しているんですが、
あれではマキシムがピンチになったのでわざと裁判を中止させた計算高い女みたいです。
それとは逆に、マキシムとわたしが朝食をとることになるレストランのシーンでは
花瓶の倒し方がナチュラルで上手でした。





脚本・作詞:ミヒャエル・クンツェ
作曲:シルヴェスター・シーヴァイ

演出:山田和也

キャスト
マキシム:山口祐一郎
わたし:大塚ちひろ
ダンヴァース夫人:シルビア・グラフ
フランク:石川禅
ファヴェル:吉野圭吾
ベン:治田敦
ベアトリス:伊東弘美
ホッパー:寿ひずる





ベガーズ・オペラ 2008 3 15

2008-04-06 17:29:48 | 演劇
日生劇場でベガーズオペラの再演を観に行きました。
家を出るのが遅くなってしてしまい、日比谷駅からダッシュ。
開演時間ちょっと過ぎて客席に入ろうとしたら、ドア付近にベガーズ役の俳優さんたちが
スタンバってた(汗)
そんな場面に遭遇できてちょっとお得だったかもしれません。
ちょうど老役者が観客いじってるあたりだったので、
まだ始まったばかり。
通路側だったので、案内係の人にもすぐ通してもらえました。
ただ、何にせよ、遅刻は良くないので、以後気をつけます。

再演なので、内容はわかってるけど、やっぱり面白いです。
ポリーとルーシーのかけあいや、盗賊たちの馬車を襲うシーンなど、すごい。

2回もインターミッションがあるので、長い舞台だったなという印象だったんですが、
全然気にならず。
あっという間でした。
相変わらず、休憩中の俳優さんと客席との交流は見てて楽しかったですね。
わざわざベガーズにあげるためにお菓子買っきたっぽい人など、積極的な人もいました。


キャスト
内野聖陽
高嶋政宏
村井国夫
橋本さとし
近藤洋介
島田歌穂
笹本玲奈
森公美子



ウェディングシンガー 2008 2 25

2008-03-10 00:40:22 | 演劇
すっかり帝国劇場だと思っていたんですけど、
日生劇場だったんですね。
遅刻しそうになりました。

はっきり言って、全く期待していませんでした。
ずっと前にDVDレンタルして、原作映画を見たんですが、
いわゆるキューティー映画といいますか、ライトな作りだったなーという印象しかなかったんです。
なので、舞台版どうかなと思ってたんですが、
すみません、普通におもしろかったです。
(映画もちゃんと面白いです。)

オリジナルのブロードウェイ版もそうなのかもしれませんが、
オケピが2階にあったり、セットに工夫があたりとアイディアのある舞台だなと思いました。
1幕ラストの本水の使用はストーリー上必要なのかちょっと疑問ですが、
驚きはありました。

以前山田和也さん演出ですっごくつまんない舞台見たせいで、苦手だったんですが、
演出家の山田和也さんという人はこんなボーイミーツガールな舞台が得意なのかもしれないと思いました。


井上くんは等身大キャラで、さわやかです。
ヒロインの上原多香子さんはかわいいんですが、
歌が…。発声と滑舌がいまいちです。
演技も上手くないです。
でもかわいいですw。
井上くんと親子という印象が強い鈴木綜馬さんが
友達役だったんですが、意外と違和感なし。
ダンスシーンも楽しくて、客席も手拍子とかでのってました。
あとオケがノリノリで、特に指揮者の方はカーテンコールの演奏で
かなり盛り上がっていました。


ロビー:井上芳雄
ジュリア:上原多香子
グレン:大澄賢也
ホリー:樹里咲穂
ジョージ:新納慎也
アンジー:ちあきしん
リンダ:徳垣友子
ロージー:初風諄
サミー:鈴木綜馬


ファントム 2008 2 9

2008-03-09 17:50:55 | 演劇
青山劇場で大沢たかお主演のミュージカル「ファントム」を
見てきました。
本来なら大沢たかお主演のミュージカルってなに!?ってことで
スルーな舞台なんですが、(ファンの方すみません)
ルカス・ペルマンも出るというのを知って、
絶対見なきゃ舞台に昇格しました。
でも何語で?という疑問はあったんですが。

当日は近くのMOTHER LEAFでお茶してから行きました。
久しぶりの青山劇場。
メタルマクベス以来でしょうか。
「ファントム」というのは、ガストン・ルルーの小説をミュージカル化したもので、
評価も高いんですが、
原作が同じアンドリュー・ロイド=ウェバーの「オペラ座の怪人」という超ビックタイトルの影に
なってしまっていまいち認知度が高くないというイメージです。
実際見て、「ファントム」はメロディーとかもいいし、ストーリー展開の破綻もないんだけど、
「オペラ座の怪人」のようなメロディーの派手さや
キャラクター設定の説明不足を補ってあまりあるパワーみたいなのはないんですよ。
それにしてもアーサー・コピットとモーリー・イェストンコンビのミュージカルの上演って
最近多いですね。

で、キャストなんですが、
主役の大沢たかおさん。
主役だけど歌わないでいいよ(というか歌わないで)って思いながら見ていました。
立ち姿は美しいんです。さすが。
でも舞台はやっぱり声ですよ。
ストレートならなんとかなったかもですが、ミュージカルは歌ってなんぼですから。
こればっかりは素質があって、その上訓練してないと難しいんじゃないんでしょうか。
(ホントファンの方すみません)

一方驚いたのがクリスティーンの徳永えりさん。
上手い。
全然期待してなかったので、声がよくってびっくりしました。
これから舞台にいっぱい出てほしいです。

お目当てのルカス・ペルマンさんですが、
日本語はなれてないけど、しゃんとしゃべれてるぅー。
すごい。
カタコトの「ヒトメボレダヨ」に笑わせてもらっちゃったんですが、
やっぱり歌上手い。
台詞ばっかりで、ソロで歌うのが1曲しかなくてかなり残念でした。
もっと出番を!!もっと歌を!!
ルックスはいうまでもなく美しい。まさに伯爵って感じです。

カルロッタの大西ユカリさんはパリのプリマドンナって感じではなくて、
浪速のおばちゃん的な雰囲気だったんですが、
上手でした。
姿月あさとさんがエリックの母親として参加して、
特別に歌が追加されたらしいんですが、
回想シーンということもあって映像だけの参加でした。

人間としてのエリック(ファントムの本名)よりの視点で描かれて、せつないお話にまとめてあります。
父親だと言えなかった元支配人に父親だったと知ってたよと告白するシーンは
やっぱり泣かされちゃいました。

ルカスの出番が少なかったのに不満があったのと
カーテンコールでの大沢たかおさんの人気(すごかった)にびっくりしながら劇場をでると
外はいつのまにか雪がつもっていてびっくりでした。
入るときはふってなかったのに。



脚本:アーサー・コピット
作詞作曲:モーリー・イェストン

出演
(ファントム)大沢たかお
(クリスティーン)徳永えり
(伯爵)ルカス・ペルマン/パク・トンハ Wキャスト
(カルロッタ)大西ユカリ
(ベラドーヴァ)姿月あさと

1ヶ月以上もブログほったらかしにしていました。
もう記憶曖昧。

The Light in the Piazza 2007 12 15

2007-12-28 18:21:56 | 演劇
2007年の見納めは、ル・テアトル銀座で上演された
「The Light in the Piazza」です。

数年前のトニー賞のテレビ中継で
恒例のノミネート作品の一場面を上演していて、
なんか地味な作品だなーーと思った記憶があるんですがw、
実力派キャストで日本で上演されると聞いて、
観にいかなきゃと思っていました。

イタリアに旅行に来たアメリカ人のお母さんと娘とイタリア人家族の交流のお話です。

恋に落ちたアメリカ人の娘とイタリア人青年の仲を反対するアメリカ人お母さん。
そして結婚式前日に急に結婚を反対するイタリア人のお父さん。
このあらすじをさっと読んで、
親世代にも何か昔関係があって、反対してるんだと勝手に想像して
ストーリーをつくっちゃったんですが、妄想というか勝手な創造でした。

アメリカ人の娘には子供のころの事故で障害が残ってしまったんですが、
それを理由に反対したのかと思ったら
イタリア人家族に反対された理由が女性の方が年上だということ。
「そんな理由…」っていうようなもだったのでちょっとほほえましかった。

娘の恋愛と結婚を通して母親も成長するというストーリーでした。
アメリカ人とイタリア人の言葉が通じないところを表現するために
セリフにイタリア語があったり、むずかしいメロディの歌があったりと、
キャストの人はけっこう大変だったんじゃないかなーと思いました。


スタッフ
脚本 Craig Lucas
作詞作曲 Adam Guettel
キャスト
島田歌穂
新妻聖子
シルビア・グラブ
小西遼生
鈴木綜馬
寿ひずる 
大高洋夫
久保酎吉
佐山陽規 


MOZART!  2007年12月2日

2007-12-28 18:16:27 | 演劇
再々演のMOZART!を観にいきました。
ヴォルフガングは中川君でした。
初演の時に見て面白かったけれど、
ラストのまとめ方がいまいちよくわからなくて、
各シーンの意味がはっきりと浮かび上がっていないなーといった
印象だったんですが、
今回久しぶりに見て、やっぱり面白い!!って思いました。

主役は今回も井上君、中川君のWキャストです。
王子路線(笑)の井上君よりも、
この役が反抗期な若者路線(汗)な中川君の方が合ってる気がします。
今回は井上君バージョンは見ていないので、
彼のヴォルフガングがどんな感じに演技が変化しているのも見てみたい気がしますが。
それにしてもコロレド大司教の山口祐一郎さんは
あいかわらず美声でした。
しかし、馬車のお手洗いシーンは必要なんでしょうか?
あの場面でわざと笑いとる必要は何か今でもわからないんですが?

演出の大部分は変わっていないようでした。
ヴァルトシュテッテン男爵夫人役の香寿たつきさんは本当に歌が上手くてよかった。
「空から降る金」はこのミュージカルの中でも一番好きな曲なので、
じっくり聞かせてくれて、すばらしかった。
これからもっと他の舞台で見てみたいです。

コンスタンツェのhiroはアップテンポな曲ところはよかったけれど、
セリフが…。
もっと舞台慣れすればよくなるかもしれないです。
子役のアマデちゃんは芸達者でしたね。

才能に振り回されて殺されるということと
親の保護から抜け出して大人になるというテーマが
今回は伝わってきて、この作品の面白さが前回よりよくわかったような
気がしました。


帝国劇場
キャスト
ヴォルフガング・モーツァルト(Wキャスト) 中川晃教
コンスタンツェ               hiro
ナンネール                 高橋由美子
ヴァルトシュテッテン男爵夫人(Wキャスト) 香寿たつき
コロレド大司教               山口祐一郎
レオポルト                 市村正親
セシリア・ウェーバー            阿知波悟美
アルコ伯爵                 武岡淳一
エマヌエル・シカネーダー          吉野圭吾


テイクフライト 2007 11 24

2007-12-10 22:23:07 | 演劇
宮本亜門演出のミュージカル。
東京国際ホーラムCで上演されました。
ちなみに、観たのはプレビュー公演の最初の日なのです。
つまり初日ですらない。
通し稽古がようやくできたのが、プレビュー公演当日だったらしく
なんという無茶っぷり、なんというギャンブル。
ということで、上演前に宮本亜門が舞台上に出てきて、
「これはプレビュー公演だからね。チケットもちょっと安かったでしょw」と説明していました。

題名通り飛行機のお話なんですが、ライト兄弟、リンドバーグ、アメリア・イアハートという
4人の飛行機に魅せられた人のお話です。
時間や場所も違う人たちだけれど、飛行機で空を飛ぶということへの憧れは一緒。

照明で飛行機を映し出して、実際に飛んでいるようになっているところがすごかったです。
とにかく照明のアイディアがすばらしい舞台でした。
ただ、耳に残るようなメロディーが少なくて、残念。
リンドバーグ役の城田優が始めて空を飛んだ時の歌はじーんとなりましたけど。
ライト兄弟の池田成志さんと橋本じゅんさんのコメディアンぶりが面白かったです。

                                                  

脚本 ジョン・ワイドマン
作曲 デイヴィッド・シャイヤ
作詞 リチャード・モルトビー Jr.
演出・振付・訳 宮本亜門
訳詞 森雪之丞
音楽監督・指揮 デイヴィッド・チャールズ・アベル
美術 ニール・パテル
衣裳 ポール・タズウェル
出演 天海祐希 城田 優
池田成志 橋本じゅん
小市慢太郎 坂元健児 今 拓哉 宮川 浩
花山佳子 杉村理加
治田 敦 岡田 誠 華城季帆
菅原さおり 本田育代 ラサール石井

スペインの芝居 2007 10 20

2007-11-18 23:30:43 | 演劇
TPTの公演。
作者のヤスミナ・レザは三人芝居の『アート』の作者として知られている。
日本でも確か市村さんとかが演じていた記憶があります。

『スペインの芝居』という題のこの舞台は、劇中劇「スペインの芝居」という作品のリハーサルをしている俳優たちのお話。
ややこしい。
劇中劇「スペインの芝居」の内容と俳優たちのリハーサルの場面が行ったり来たり。
つまり、私達観客の世界、俳優達の世界、劇中劇のスペインの芝居の世界という
3段階の世界が入子の箱のように存在していることになる。
その上、「スペインの芝居」の登場人物の中に女優がいて、「ブルガリアの芝居」という舞台を練習、上演しちゃったりして、
もーわけわからん。

でも俳優が演じるということのみならず、
私達が日常生活で自分という役割を演じている
ということについても考えさせられます。
例えば、シェイクスピアの『ハムレット』での
劇中劇を上演しようとするハムレットのセリフのように、
たった今演じている俳優に”演じる”ということはどういうことかと言わせてみたり、
ピランデッロの「作者を探す六人の登場人物」のように
俳優が舞台の上で俳優という役を演じるといった
観客を混乱させるような構造になっていました。

俳優が観客席に鏡を向けるシーンがあり、
観客という舞台の進行とは無関係な傍観者の立場から舞台の中の関係者に
引きづりこまれたような感じがしました。
「人はどうして舞台を観に行くのか。
何も起きない日常に退屈しているから、舞台のストーリーに自分には起こりえない
”劇的”なものを求めているのではないだろうか」
ということにも言及されていて、納得したり考えさせられたりして
すごく面白かった。
いつもの入り口とは違って、いつもなら舞台裏になっている所があいていて、
舞台セット上を通って入るという舞台構造もドキドキでした。
セット上を歩くのは慣れない。


毬谷友子さんが出てるから行こうって思ったけれど、
他のキャストさんも役に合っててよかったですね。特に中嶋しゅうさん。
今まで中嶋しゅうさんが出演している舞台を見たことはあっても
特に気にならなかったんですが、
この舞台でめちゃ上手と思っちゃいました。
ってか今までなんで気づかなかったんだろう。


客席はいつもよりも宝塚ファンの人(宝塚トークしてる人)が多いなーって思ったんですが、
全然宝塚のくせみたいなのがなかったので気づかなかったんですが、
月船さんは宝塚出身の女優さんなんですね。それも男役なんだ。
きれいな人。
いつものTPTと客席の雰囲気が違ったきがしました。



演出:天願大介

キャスト:
中嶋しゅう
鰐淵晴子
月船さらら
毬谷友子
村上淳    

REBECCA CD

2007-10-25 23:21:04 | 演劇
sound of music de.で注文していた「REBECCA」のライブアルバムが届きました。
本当は9月に発売されるはずだったのに、1ヶ月くらい伸びたので、
私としてはようやく届いた!といった感じです。
台詞もきちんと入っている完全盤なので、
舞台を観たときの思い出が蘇ってくるようです。

ウィーンに行く前はハイライト盤をsound of music de,で買って聴いていたんですが、
いつの間にかハイライト盤は日本のamazonでも買えるようになってました。
(後日見たから買えなくなってました。)
ハイライト盤は演奏がはっきり聴けるし、俳優陣もしっかり歌っています。
ライブ盤は歌詞もより台詞っぽくなっているんですが、
演じている時の感情の盛り上がりが感じられるし、やっぱり全部聴けるっていうのがいい!
どちらもいいところがありますね。

でも、今のところは、やっぱりライブ盤ばっかり聴いています。
Ichがボート小屋に行っていたことを責める「Gott,Warum?」の始まりのあたりのセリフで盛り上がるし、ハイライトには入っていなかった「Du Wirst Niemals Eine Lady」のホッパー夫人も面白いし、謝ったり相槌うったりと忙しいIchもかわいいです。
劇場で見た時はハイライト盤よりオケもキャストも走ってるなと思った「Jenseits Der Nacht」ですが、やっぱりこのCDでもアップテンポでした。


あーこうだったなと覚えているところもあれば、忘れているところもあり、
聴けば聴くほどもう一回観たいなと思っちゃうのは仕方ないですよねw。

ガラスの仮面展 2007 9 2

2007-09-29 23:09:39 | 演劇
世田谷文学館で開催されていた「ガラスの仮面展」。
最終日にすべりこみ_(゜ー^*)_セーフ!で見てきました。

会場の入り口には紫のバラの人からの花輪がw
キュレーターさん、すごいw。
登場人物の年表や「ひとりジュリエット」や「女海賊ビアンカ」のステージを再現したもの、
もちろん原画の展示もありました。
トレペで指示されてるのをみて、マンガってこうなってるのねと
勉強になった。