the morning star ~明けの明星~

日本でも世界でも子どもたちが安心して幸せに暮らせるように☆と願う活動主婦の日記。三原市の課題や三原応援情報を発信。

気温上昇と雨の降り方

2015-06-18 04:56:43 | 環境(全般)
橋本淳司さんの
週刊「水」ニュース・レポート2015.6.17で、
「Nature Geoscience」2015年6月8日から
"Steeper temporal distribution of rain intensity at higher temperatures within Australian storms”
(「温暖化が進むと嵐の降雨変化はより大きくなる」)
という記事の紹介がありました。

-----------------------------
オーストラリア全体の広範な気候帯にまたがる、79か所の気象観測所における嵐発生時の降雨量測定値を集計し、地表近くの気温と比較しました。

その結果、気温が上昇したときに起きる嵐の降雨分布は、嵐の始まりと終わりでは「降雨量は少ない」のですが、ピーク時は「降雨量はより大きくなる」ことを見つけました。

つまり、小雨だと安心していたら、いきなり豪雨になり、それが短時間に集中するということです。

たとえば、ある地点での4時間の雨量が200ミリだとしましょう。これまでは「40ミリの雨が5時間続く」というものだとすれば、温暖化時には、「最初の1時間は10ミリの雨、次の1時間は90ミリ、次の1時間も90ミリ、次の1時間は10ミリ」となるわけです。

一般的に、気温の上昇とともに、強い降雨の頻度と強度は増加すると考えられています。しかしながら、嵐の発生から収束までの過程で、降雨分布がどのように変化するかは考えられていませんでした。

-----------------------------
※緑字部分は引用

書かれているように、
気温上昇にともなって、雨の降り方が激しくなることは認識していましたが、
その一定の降る時間の中でも、大きな差があることを知りました。
「小雨だと安心していたら・・・」というのが恐いところです。

火山の噴火が続いている現状もありますが、
人間は、もっと地球の声に耳を傾ける必要があると感じています。

そして、人間の力の及ばないことがあることを、
真摯に受けとめなくてはならないと思います。





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日々徒然 | トップ | ポポロファミリー・ロシア国... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

環境(全般)」カテゴリの最新記事