the morning star ~明けの明星~

日本でも世界でも子どもたちが安心して幸せに暮らせるように☆と願う活動主婦の日記。三原市の課題や三原応援情報を発信。

人・資源・お金が循環する地域

2017-09-13 03:16:04 | まちづくり
定例議会中ではありますが、お誘いいただいて、
「地域循環型の新しい仕事づくりを考える」というテーマの視察に
参加させていただきました!

視察先は、廿日市市の、
永本建設様 http://nagamoto-home.com/
中本園芸様 http://suizyuen.com/iroha/tutitukuri.html(リンク先は翠寿園様ブログでの紹介ページ)

現在の、
広島県の国産材流通が全国ワースト3位である問題、
山の荒廃と土砂災害の問題、
そして、
建築の主材料である「木」が、形を変えながら地域で巡る、
伴って、人や技術が育ち、お金が巡る様子を、
お話を伺い、駆け足で見せていただきました。

地域の製材屋さんに、
初めて地元の原木丸太を持ち込んだ時の「はぁ?!」な反応から、
だんだんと頼り頼られの関係が育ち、
それがまた、誇りというか、やりがい、元気の素になり、
という好循環。
スタートは、2001年の「近くの山の木で家をつくる運動」から。

「廿日市漁民の森づくり」という学びと実践を兼ねた活動も12年になるそうで、
イベントには、毎年200人くらい参加されるそうです。
http://nagamoto-home.com/lohas

職人さんが減っている左官を、
自社から3年の修行に送り出して育てておられ、
大工さんの平均年齢もお若いそう。
木材自給率のお話で、
自給率が低いことも問題だけれど、
輸入の、原木が減って加工品が増えていることにも注目する必要がある
と言われたことがとても印象的でしたが、
技術=付加価値を守ろうとされていることがよく分かりました。

お祭りへの寄附も大事だけど、
本業で、地域のお金の流れと雇用を生み出すことはもっと大事、
地域が良くなることは、経営環境が良くなることでもある、
と、言葉で綴るのは簡単だけれど、その大変さをリアルに感じ、
永本社長の発想力と工夫に感嘆しました。

中本園芸さんでは、
地元の造園業さんから出る剪定木や草などと、
米ぬか酵素風呂からの糠や籾を活用した堆肥作りの様子、
永本建設さんが手がけられたご自宅母屋を見させていただきました。
とってもシンプルなのですが、
素材の美しさ、デザインの美しさに感激でした。

永本社長が廿日市で注目しておられる若い人が数人おられるようで、
中本さんもその1人。
「中本さんらが食えんようになったら、廿日市は終わり」
とみんなに言ってるんですよーと。
地域でまわるお金は地域の血液循環。
こういうことを言う方が地域にいてくださるのは、とっても心強いです!

 * * *

地道でも、人のつながりとお金の流れを紡いでいきたいのですが、
スモールスタート、スモールステップで!
トライ&エラーでいいんです!
ということがなかなか理解していただけず(特に上の世代の方々に)
「こういうことを目指したい!」をどう伝えるか、いつも悩んでいます

とってもワクワクおもしろかったトットネスのお話と
http://www.es-inc.jp/insight/2017/ist_id009061.html
リアルに人口とお金を1%ずつ取り戻していこうよという「田園回帰1%戦略」のお話を
https://thepage.jp/osaka/detail/20160413-00000002-wordleafv
組み合わせて企画しようと考えてもいたんですが、
やっぱり小さくても実践して、効果の検証をしていくほうが早いのかしら~

残された時間の猶予はあまりないけれど、悩んでいます。

 * * *

永本建設さんの近くで、帰りに連れて行ってもらった
コンディトライ・フェルダーシェフさんがまた建物がかわいくてステキで、
未体験な美味しさで、たくさん感激した半日でした☆
https://www.felderchef.com/


1ヶ月で2kg減量目標をたてたのですが、
自分の食いしん坊さを克服できないので、
運動量を増やさなくてはいけません。。。






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