アジアからヨーロッパへ イスタンブール

トラブゾンからイスタンブール行きのバスに乗る。
黒海沿岸を走ってイスタンブールに行くバスで、景色が見たくて窓際の席をお願いしたけれど、当日は曇空で雨まで降りだして、灰色に沈んだ景色しか見られず・・・。

翌朝、イスタンブールに３０キロほど近づいたバスの中から海が見えた。
きっとこれがボスポラス海峡だろう。アジアとヨーロッパを隔てるボスポラス海峡。
ここまで、ここまで来た！


バスに乗っていれば、そのまま海峡にかかる橋を渡ってアジアサイドからヨーロッパサイドまで行けるんだけど、それじゃあもったいない。

ここはやっぱり、フェリーでボスポラス海峡を横断しなくっちゃあ。


アジアサイドのバスターミナルであるハレムに行くために途中で降車し、バスを乗り換える。
バスを降りたらそこがもう港で、フェリーが見える。
乗車賃を払うと、港の係りの人が、
「ハヤイ！ハヤイ！（速く！速く！）」
と、僕を乗せると同時くらいにゲートがしまって船が動き出した。





あわててたからあんまり感慨にふける時間もなかったけど、とりあえず、ここがアジアの終わりになっている。





上海から始まって、アジアの終わりまでようやくたどり着いた。

フェリーのデッキからアジアに別れを告げ、けれども前を向いたらそこにはヨーロッパが。
海の向こうにあるアヤソフィアを見ながら、１０分ほどでフェリーはヨーロッパサイドに着いた。





そしてまた、ヨーロッパにはじめの一歩！





アヤソフィアも、ブルーモスクも、トプカプ宮殿も、歩いていけるところにある。
宿に荷物を置き、カメラを持って早速街歩き。

しかし・・・アヤソフィアに入ろうと思ったら、入場料がなんと２０リラ（約１８００円）。
あ、でも、学生割り引きあるかも！って看板を見たら、
「NO STUDENT DISCOUNT」・・・。だめか・・・。





中には入れず、外側をふらふら（笑）