シルクロードでフリーハグ

上海から、ユーラシア大陸の西の端、ロカ岬を目指す日記

黒海と坂の街 トラブゾン

2008年10月05日 20時52分32秒 | ユーラシア大陸横断―イラン&トルコ
トルコは寄り道できる場所がたくさんあって、時間とお金を気にしなかったらいくらでもうろうろできてしまう。

でも、僕には約束があった!
11月にイタリアで待ち合わせ。
大学の後輩がイタリアに来るので、それに合わせてローマで会おう、ってことになっている。

11月1日に、ローマで。


陸路でロカ岬にたどり着くこと、それ以外にはなんにも目的みたいなものがないから、こういう「約束」は前に進む理由になってありがたい。

だとしたら、スムーズに進めるとは限らないから、余裕を持って、できるだけ早いうちにローマに近づいていたほうがいい。

そしたら早くイスタンブールに行って、ギリシャへ。ペロポネソス半島あたりをうろうろして時間を調整して、パトラからフェリーでイタリア南部のブリンディシへ行こう。


じゃあ寄り道は1つだけ。
黒海を見たかったのと、トルコの東側にはあんまり来ないだろうって理由から、トルコ東部黒海沿岸のトラブゾンに行くことにした。

ドゥバヤジットをお昼すぎに出発したバスは翌日の午前1時と、こんな時間に降ろされてもどうしようもないって時間にトラブゾンに到着。

市内へ繋がる乗り合いバスも動いてなくて、まあこうなったらターミナルで寝袋しかない。

明け方、動き始めたバスに乗って街の中心部へ。

トラブゾンは坂の多い街で、またその道は石畳で覆われて、朝日を浴びてオレンジ色できらきらしていてきれいだった。





宿を探して道を歩いていると、急な坂の下に海が見えた。





黒海だよ黒海!(よね、たぶん(笑))
石畳に黒海に、何ともしゃれた街。





黒海の岸辺まで行ってみると、水がすごくきれいだった。
坂と石畳の街もなんだか歩いていて気持ちよかった。
街の中では小さな商店やドネルケバブを焼くレストラン、パン屋さんなんかがたくさんあって、広場はチャイハナ(チャイを飲みながらしゃべって過ごす場所)になっていて、朝っぱらからおっちゃんたちがチャイを飲みながらおしゃべり。
なんだかいい街、トラブゾン。

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