山の街 デルフィ

トルコからギリシャに入ったバスは、テサロニキという街に到着した。テサロニキはどんな街かわからなかったから、気に入ったら滞在しようと思っていたんだけれど、なんだか機能的な都会ってかんじで、先に進みたくなった。

ターミナルから街を歩き、そのままおまわりさんに長距離バスターミナルの場所を聞いて移動。デルフィ行きのチケットを買った。

６時間かけて、途中バスを乗り換えたりしながらようやくデルフィへ。
まっすぐな高速道をを進んでいくものと思っていたら、どんどん山道に入り、峠をいくつも越えた。
そんな山の中にあるデルフィの街は斜面にはりつくようにできていて、本当にきれいだった。








白い壁と赤い屋根の建物が並び、丸いドームに十字のたった大きな建物は教会なんだろか。きれいだなー。





のぞいてみた食堂にはいろんな料理がウィンドウの中にトレイに入って並んでいた。葉っぱでくるまれたこいつは、ドルマーデスといって、ひき肉をぶどうの葉で包んだものらしい。おいしそうだなー（７００円もしたので食べられず・・・）。





代わりに食べたギロは、ケバブサンドのギリシャ版で、もちもちのパンと、ホクホクのポテト、しっかり味のついたチキンケバブとさっぱりしたヨーグルトにしゃきしゃきのタマネギと甘酸っぱいトマトがばっちり組み合わさっていて、２００円でこれは本当に大満足！





街を歩いていると道のはるか向こうに、エーゲ海が見えた。沈む夕日も抜群にきれいだった。