沖縄 うるま市長選で市政野党側
![]() (写真)選考委員会の山内委員長(手前右から2人目)から要請文を受け取る照屋大河氏(同左から2人目)ら=25日夕、沖縄県うるま市 |
来年4月の沖縄県うるま市長選で、自公市政の刷新をめざす市政野党側は25日、社民党県連代表で同市選出県議の照屋大河氏(53)に立候補を要請しました。
同市内での会合に照屋氏が招かれ、同氏の擁立を決めた選考委員会の山内末子委員長(県議)が出馬要請文を手渡しました。
要請文は、基地被害から市民を守るための実務能力を備え、米軍普天間基地の「県内移設」断念などを多くの県民の一致点として求めた「建白書」の理念を実践できる候補は、照屋氏以外にないと指摘。「玉城デニー県政を支える立場から私たちとともに選挙戦に臨んでいただきたい」と述べています。
照屋氏は集まった30人以上を前に、過去2回の市長選や知事選などをともにたたかってきた同志たちからの要請だとして、「重く重く受け止めたい」と強調。自身の後援会に相談しながら検討すると述べ、「最後は私の判断で決めてみなさんにお知らせしたい」と語りました。
会合には日本共産党の伊盛サチ子、金城加奈栄両市議が同席しました。選考委は8月から候補者選定を進め、照屋氏の擁立を決めていました。
同市長選には、現職の中村正人氏(前回、自民・公明などの推薦で当選)、前県議の照屋守之氏(昨年、自民党を離党)が出馬表明しています。
照屋大河氏の略歴 1971年生まれ。旧具志川市議を含め、うるま市議2期。現在、県議5期目。
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