「生理の貧困」に対する取り組みが進む台湾で7日、台北市を中心に運行する「台北メトロ」が、全ての駅で生理用ナプキンの無料提供を始めました。
無料提供は突然生理がきた時の利用が想定されており、利用者は各駅の案内窓口で駅員に声をかけ生理用ナプキンを無料で入手できます。
台北メトロは、2022年から20駅で先行して生理用ナプキンの無料提供を開始。今回、試験運用の結果と利用客などからの反応を評価し、対象を全117駅に拡大しました。台湾メディアによると、試験運用では、毎月、50人から100人程度が利用していました。
台湾では、23年から政府による貧困世帯の学生への生理用品の無料配布が始まりました。台北市でも22年から全中学生への無料配布を導入し、その後対象学年を徐々に拡大しています。
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