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れっつ ごぉ~!!

きーちゃんと一緒の明るい介護生活♪

百円玉

2008-06-17 22:24:43 | 介護生活
火曜日はきーちゃんリハビリの日。

リハビリのついでに
内科の先生に持病の糖尿と認知症のご相談に行ってまいりました。

内科には3月に一度診察に行っています。

この時はお義父さんが1週間ほど入院した為、
きーちゃんを一時的に預かっていました。

気持ちが悪い、フラフラする・・・
脳梗塞かもしれない、と慌てて連れて行きました。

この時きーちゃん生まれて初めてMRIに入ったのですが、
きーちゃん曰く「物凄い音」がしたらしく、
「助けて下さ~い!!誰か助けて下~さいっ!!」と
中で大騒ぎしたらしい・・・

幸い小さな梗塞箇所はありますが問題なしとのこと。
ただ、脳の血管が大分見えなく(写らなく)なって来ているとの指摘。

これがきーちゃんの認知症の原因?

今日、先生から
次回希望があれが海馬専門のMRIでもしてみましょうか、と。

そうすれば数値的に(アルツハイマーかどうか)わかるから、とのことでしたが
前回のきーちゃんの大騒ぎぶりを思うと・・・

どうしましょ?きーちゃん・・・
(きーちゃん、こんな話になっていることは当然知らない・・・)


診察を終えて糖尿のお薬をもらいに
病院そばの調剤薬局へ。

今までの薬と同じものがなく、
同等の薬を調剤してもらったためちょっと時間がかかりました。

待っている間、きーちゃん
「リ○D買ってきて。ここは薬局だからあるでしょ?」

ここは調剤専門の薬局なので栄養ドリンクの類は置いていません。

ないんだよ、と説明しても「そうなの?」と不満そうにして
暫くすると再び「買ってきて!」(笑


漫才のようなやり取りをしているうちにやっと薬が出来てきた。

会計しようとすると「私が払うから。私の薬だから」ってきーちゃんが言い出した。

じゃあ、たまには・・・ね。

薬代は600円。

きーちゃんは自分の財布から百円玉を2枚取り出して、
私の掌にそのうちの1枚を乗せました。

き 「これで払ってくれる?」
私 「・・・ごめんね、これじゃ足りないよ。あと五百円だよ」

きーちゃん、もう一枚を私の手に。

き 「これでいい?」
私 「ううん、あと4枚要るよ

財布から新たに1枚取り出して追加。

き 「はい」
私 「ごめん、あと3枚ね・・・」

・・・とこの調子で1枚ずつ出してはこれでいいでしょ?と聞いてきます。

お金の計算もできなくなってきたきーちゃん。

こういうお年寄りが一人暮らししてると
悪徳セールスマンに騙されていろんなもの買わされちゃうんだな~

やっぱりMRI、お願いしよう・・・

チャック

2008-06-16 11:19:36 | 介護生活
今日は何度も自分のカバンに手を伸ばすきーちゃん。

あちらこちらのチャックをおもむろに開けてみては閉め、
傍らに置いたかと思うと数分後にはカバンを手に取りチャックの開閉。

何か探しもの?と聞いてみると
ううん、何も入ってない、と。

何か気になるの?

すると今日はなんだか気持が悪い、と訴えるので
トイレに行ってみたら?と促してみる。
(運動よっ!!きーちゃん!!)

いつものようにイタタタタ・・・と言いながら
なんとか一人で立ちあがったきーちゃん。

するとはいているズボンがズルズルッと落ちていく

いつもはスウェットのズボンなのでウエストがゴムなのですが、
今日はスラックスタイプなので前にチャックが付いています。

いつもの調子でトイレでズボンを上げて、
そのままチャックを上げずに出てきた模様・・・

カバンのチャックはあんなに気になるのに
ズボンのチャックは興味無い?のか、
トイレから出てくるたびになぜかズボンがズルズル・・・
あ~ら摩訶不思議

きーちゃん、昨晩寝る前に便秘のお薬を飲みました。
多分気持が悪いのはそのせいでしょう。

効き目があったのか先ほどちょっぴり開通したらしい。
全面開通は近いかな?

(食事時の方、こんな話題でスミマセン・・・

トイレ

2008-06-15 07:50:56 | 介護生活
我が家は一応一軒家。

一応って言うのは今風にいうと「テラスハウス」
ちょっと前なら「長屋」(笑

3件くっついています。

ま、それはいいのですが、
狭い敷地に建てた狭いおうち。
いろんなスペースがじつにコンパクトに納まっております。

我が家のトイレは階段の下、
1階に1つあるだけです。

今は各階にトイレを設けるお宅が増えてますが、
便利でいいですよね。

朝もトイレ渋滞しないしさっ(笑

よしっ、宝くじ当たったら2階にもトイレのあるお家を買おう!!


・・・さて、着替えも一苦労のきーちゃん。

上半身は部屋で床に座ったままで少し手伝えばなんとかできますが、
下半身、とくに下着は床に座って・・・と言うわけにはまいりません。

一応トイレは洋式なので、
トイレで腰かけて履き替えてね、と言ってあります。
(とにかく運動させようと目論む私

きーちゃん、
いたたたた・・・と言いながらなんとか立ち上がり、
壁伝いに狭い廊下をトイレへと向かいます。

が、
足音は明らかにトイレを通りこして行きます。

普段私がいる場所から振り向くとトイレが見えるのですが、
ドアを開けた音もきーちゃんの後姿もありません。

どこに行くんだ???

私 「きーちゃん、トイレ、ここだよ!」
き 「うん、知ってる。」

私 「じゃ、どこ行くの?」
き 「向こうのトイレでやってこようかと思って・・・」

指さしたところは台所。

私 「きーちゃん、うち、トイレここだけだから
き 「そう・・・」

納得してくれたかわかりませんが、
ゆっくり方向転換して無事トイレまでやってまいりました。

病院の時のイメージが残っているのかもしれません。

一人で留守番の時も時々そうやって彷徨っているのでしょう、
思わぬところに思わぬ物が転がってます(笑

介護認定のこともあるので、
来週のリハビリの日は少し認知症のご相談してきます。

地震です

2008-06-14 15:54:16 | 介護生活
今日、東北地方で大きな地震が発生しましたね。

被害に遭われた方、お見舞い申し上げます。

親戚は秋田や仙台にいるですが、
そちらは大丈夫だったそうで、よかったわ。

私、他でもブログを開設しているのですが、
そちらでの仲間に宮城県の方がいらっしゃいます。

さっきメールを入れてみたのですが大丈夫だったでしょうか?
とっても心配・・・


さてさて、我が家のきーちゃん。

地震があった時間には一人でお留守番中でした。

土曜日は9時から空手の稽古なので、
私たちは車で移動中

震度3位だったようですが、
この程度だと動いている車の中では分かりませんでした。

稽古場についてから「今地震があったんですよ」と知らされました。

こんなに大きな地震だとは知らなかったので
稽古が終ってもきーちゃんの安否はとくに確認せず
帰りの車の中で事態の重大さがわかったのです。

きーちゃん、大丈夫かなぁ・・・
おっかながってるんじゃなかろうか?

うちに着くときーちゃんはテレビ見てました。

私 「きーちゃん、地震大丈夫だった!?」

き 「地震なんてなかったよ???」

テレビ、NHKついてます・・・
「篤姫」のまわりに青い帯で盛んに地震のテロップ流れてますけど。

私 「テレビで地震のニュース、やってるでしょ、ほら」
き 「テレビ、音が出てればいいだけで、見てないもの」

私 「ここも結構揺れたみたいだよ」
き 「わたし、いくらなんでもそんな大きい地震なら気がつくよ~」

私 「・・・じゃ、うちは地震、なかったのかな?」
き 「うん、地震なかったんだよ」

私 「・・・そだね・・・

と言うわけで、
我が家はだーれもこの地震に気がつかんかったわけだね。

今回は我が家には被害なかったのでよかったですが
もっと大きい地震が来たらと思うと考えちゃうよね、やっぱり。

私ら若いもんはなんとか避難なりできるかもしれないけど
きーちゃん、そうはいきません。

地震に気付いてもすぐには行動起こせない。

一人で留守番している時はもちろん、
家族と一緒の時もきーちゃんをどう避難させるか。

これは大きな課題です。


ネガティブきーちゃん

2008-06-13 09:53:49 | 介護生活
「もう、留守番できないかもしれないよ。」

今日も朝から始まりました、ネガティブ発言・・・

自宅でのリハビリを兼ねて、
トイレやお風呂、着替えや食事などの理由をつけて
寝たままのきーちゃんを運動させています。

「動くのを億劫にしていると動けなくなっちゃうよ。」
この私の言葉に対する発言が「留守番できない」なのね。

「もう動けなくなっちゃいそうだから」と。

体が痛いから動きたくないのはわかるんだけど、ねえ・・・

1日ゴロゴロしてるから体が固まる。
動かないから腸も動かず便秘になる。
筋肉が衰えて体を支えられない。
筋肉がないから寒い。(異常に寒がります)

昼間寝ちゃうから夜に眠れない。
考えることも億劫になってどんどん認知症が進む・・・

すべてが億劫だからネガティブ発言。
(もっともネガティブは若い時かららしいですが)

いいことなんてないのよね。
だから出来るだけ動いてほしいのですよ、私としては。

非常に寂しがり屋なので一人にされるのは嫌というのもあるみたい。

でも、私、来月から週3日パートに行きます。
「留守番出来ない」は困ります。

なんとかヨイショして動くように仕向けますが
きーちゃん、なかなか難敵ですわ

こうしている今も後ろできーちゃん、夢の中・・・

これは早く介護認定を受けて
デイサービスを受けた方がよさそうです。

タクシー

2008-06-12 11:45:32 | 介護生活
きーちゃん、
4月に今は亡きお義父さん運転の車に同乗していて事故に遭いました。

で、肘と腰を骨折して先日まで都内の病院に入院しておりました。
(都内での事故だったため、救急車でそこに搬送されたのです)

入院した病院は見舞いに行こうにもえらく遠い。

自宅近くの病院に転院させたかったのですが、
腰を折っていたため動かすこともできない。

申し訳なかったのですが1月半ほどの入院中に
3回くらいしか行ってあげられませんでした。

今月初めにコルセット装着で少しずつ歩くことも出来るようになったので、
ひとまず退院して近所の病院へリハビリ通院です。

近所と言っても「コルセット+杖」のきーちゃんにとっては
とっても歩ける距離じゃありません。

保険会社からタクシー代も請求して下さい、
とありがたいお言葉をいただいたので、
遠慮なくタクシー呼ばせて頂いてます(笑

今のタクシーは凄いね。

後部座席が乗車しやすいように回転するじゃない!?
ちょっと感動(笑

世の中進歩してますわ。

毎回タクシー代請求のために領収書をもらうのですが、
運転手さんの好み(?)でいろんな道を通ります。

なので毎回料金が違うのですが、
なぜかどんどん料金が高くなってきました・・・

請求すれば戻ってくるのでいいのですが、
同じ道を通っても違う値段なのは何故でしょう????



困ったぞ

2008-06-11 23:20:28 | 介護生活
きーちゃん、
今まで事務的なことはほとんど亡くなったお義父さん任せでした。

なので、
銀行の通帳も全部お義父さんに管理してもらっていた模様・・・

通帳とキャッシュカードがあるのですが、
どのハンコを使っていたのか、
暗証番号が何番なのか、
全く知りません


生前、お義父さんの口座のカードは番号を聞いて知っていました。
(入院中におろしてくれと頼まれたことがあったのね)

が、きーちゃんの分までは聞いてなかった!!

今となっては大失敗です

年金もこの通帳の口座に入ってくるのよ。

さ~て、困ったぞォ・・・


もしかして、お義父さんのと同じかも!?

・・・って淡い期待を抱きながらATMに向かいましたが
残念ながら違う暗証番号を設定していましたわ。

仕方なくそのまま帰宅して、
きーちゃんにご報告です。

「きーちゃん、お金下ろせなかったよ・・・困ったねェ~」

するときーちゃん、

「だったら私、出しといてあげればよかったねェ・・・」


・・・!?


おおっ!!マジっすか?


「きーちゃん、暗証番号しってるの?」

「ん?分からない」

・・・だよね~ 

こんな局面でもナイスな笑いをありがとうね、きーちゃん



この後、銀行に電話いたしましたわ。

でね、
「これかも、と思われるハンコをいくつか持って来て、
 窓口にて照合してください。

 暗証番号については変更となりますので、
 改めて設定してください。

 今使っているカードは回収させていただきます。

 新しいカードの発行料として1000円頂戴いたします。」

・・・とのことでござんした。


きょうのきーちゃん

2008-06-08 21:44:47 | 介護生活
これからここ(ブログ)では
お義母さんを「きーちゃん」と呼ばせて頂きます。

先月、
きーちゃんの連れ合い、
つまりお義父さんが亡くなりました。

足腰が悪く、
数メートル歩くのがやっとの状態のきーちゃん、
一人で置いておくわけにはいきません。

我が家で一緒に暮らすことになりました。


きーちゃん、以前から認知症の症状がありました。

俗に言う「まだら呆け」の状態。

ちゃんとしている時のほうが長いのですが、
時々言動が怪しい(笑

お菓子の食べ掛けやらペットボトルのお水やらを
いろんなところにしまって、
それを忘れるなんてことは日常茶飯事。

箱や風呂敷包みの中身を引っ張り出して
何か確認したのでしょうか、
明らかに最初と違う状態になっているのですが、
自分は何も触っていないと言い張ることもあります。

多分、本人は本当に自分がやったことを忘れているのでしょう。

こんな時は怒ってはいけないのですよね。

開けられて困るものはちゃんと片つけておくのが正しいのでしょうね。

きーちゃんと暮らし始めて2週間ほどになりますが、
おかげで散らかっていた我が家はきれいに片付けられそうです(笑

いろいろあるよ、きっと

2008-04-03 11:47:59 | 介護生活
意外と早くやってきた。

ううん、案外遅かったかも・・・



時々、わからなくなってきたお義母さん。

物忘れ、意味不明な言動。



依存性の高い人なので、絶対こうなるだろうと思ってた。

まだ、正常な時がほとんどなのですが、
いつか逆転する日がくるんでしょう。

深刻になりすぎるといけない。

上手に付き合わなくては。



だから、いっそのことこの生活をエンジョイしちゃおう。

いろいろあるんでしょうけど、
ハプニングを楽しんで行こうじゃないの。