初日痛い黒星

一年の締めくくり九州場所初日、綱とりを目差す注目の大関魁皇。
緊張の初日、塩をまく間の観衆の期待！
魁皇の綱とりは、永年の夢、古里の夢、昇進の夢、初日は横綱へ向けのて大事な第一歩！
重圧の中で最後の仕切りの睨み合い、立てない魁皇の待った、に何かいやな予感が・・・

再度の仕切りで立った魁皇は四つに組んだ後、簡単に引いてしまった、
琴光喜の押しにあっさり土俵を割ってしまい、押し出しで小結琴光喜に軍配が上がる。
自分では何をしたか分からない緊張！
押し出された瞬間、期待が大きかっただけ館内の空気はドンヨリしてしまう。
プレッシャーを感じて余計な動き、おっつけて前に出れば良いのに・・・途中でカンタンに引いてしまう。

初日の崩れが明日からの土俵に影響を与えなければ良いが・・・
綱とりの重圧を初日の躓きが最悪の相撲内容になり、いっぺんに元気がなくなってしまった。
でも、歴代の横綱はこの修羅場を通り抜けてきた。魁皇も強いんだから、自信を持っていって欲しい。
何はともあれ、強い日本人の横綱が欲しい！