思い出のウエストサイドストーリー リメイク
待ちに待った日本上映
そして60年の時を経ての再会
オープニングで聞こえて来た口笛で一瞬の内に15歳に戻っている自分がいました。
誰もが経験したと思う思春期
その頃の自分を思い出すと理由もなく苛立ち
将来の希望よりも不安の方が大きかったような気がします。
その頃「1961年」の東京で高い建物は
デパートの8階程 アメリカのマンハッタン
摩天楼を見ての驚きそして国力の差を痛烈に感じたものです。
スピルバーグは両親に連れられてみたこの映画のリメイクを取る事が長年の夢と言っていましたが 頑張ったと思います。
私の感想は
料理で例えると薄味だけど上品でコクのある味が前作で リメイクは油味のコッテリした料理 そんな感じかな(^^)
勿論個人の感想です。
ストーリーは前作と同じでプエトリコとポーランド系移民の二つの対立 そして決闘
トニーとマリアの愛を引き裂く悲劇の物語
今朝 ロシアとウクライナの緊迫した状況
がニュースで流れているのを聞いて次元は違っても映画と同じ民族同士の縄張りの争い
暴力は暴力を呼び憎しみだけが残り何の
解決もしないのに
愚かな私達ですね。
映画そして音楽は私を一瞬で15歳に戻してくれました。 まるでお祭りの時遠くなってかすかにしか聞こえてこない太鼓の音が
ドンドンと近づいてくるように。
改めて音楽の力 素晴らしさを再認識
音楽っていいですね(^ ^)
追伸
胡坐方のお城の草に寝転びて空に吸われし
15の心
大好きな石川啄木の詩
空に吸われし 心に響く言葉ですね、
私も授業抜け出してよく空を見ながら何もわからないのにいろいろ空想していた15歳
そして60年の歳月が流れましたが
心はそんなに 変わっていないのかも知れませんね(^^)