地中海の見える生活

一足早いクリスマスディナー

先週金曜日の12月20日は、妻と一足早いクリスマスディナーへと
出かけました。


行き先は、タンジェ郊外にあるフレンチレストラン「O-Sevour」。
会社への重要来客があるとき等、よく利用させていただいているレストラン
です。

が、場所が郊外ということもあり、中々妻を連れてくることが出来ていま
せんでした。
今回はクリスマスディナーという事で、個人予約して他へ気を使う事無く
食事が出来ます。


時間は、午後8時からの予約としたので、7時30分に会社で利用している
送迎会社のタクシーで、自宅を出発。
プチタクシーを使用するよりは、割高なのですが、レストランが郊外ゆえ、
帰りにタクシーを捕まえるのが困難になる時があるので、送迎タクシーを利用
したほうが、便利です。


入口から、入ると「本当にここでいいの?」と悩むような、普通の
民家に入っていくような感覚になります。


そして、更に普通の玄関の扉を開いて中へ入っていくと・・・


中には、カウンターもあり、広い店内にはテーブルが沢山並べられて
います。


カウンターの中には、沢山の種類のアルコールが置いてあります。
中には、ちょっと珍しいスピリッツなどあります。


レストランには、予定よりも少し早く到着。
オーナーと挨拶を交わした後、時間までカウンターで喉を潤します。


オーナーの奥さんは、パンをとても上手に焼きます。
この日に出てきたのは、オリーブをサクサクのパイ生地でロール焼き
にしたもの。塩気があるので、おつまみに最高です。


私は、調子にのってPASTISを追加注文。
水に触れると白く濁るPASTISは、ニガヨモギで作ったお酒。
ちょっと癖はありますが、慣れるとたまに飲みたくなるお酒です。


オーナーにプーを見せると、大喜び。
バッグから出さないようにするから、顔をだしてもいいですか?
と尋ねたら、OKの返事をもらい、更にオーナーがお子さんを呼んで
きて、プーを抱っこしてくれました。


店内には、クリスマスツリーが飾られていました。
配色をシンプルにした、大人の間隔のツリーです。

カウンター席で喉を潤した後、テーブルへ移動します。
座るとすぐに、ウェイターのお兄さんがメニューを持って来ます。
会社でいつも利用している理由の一つに、この機敏でテキパキと
行動するスタッフの気持ち良さもあります。
又、メニューは毎月変更するので、料理に新しさも加わって、飽きる
事がありません。


これまた、奥さん手作りのフランスパンをかじりながら、メニュー
を選んでいきますが、どれも美味しそうなので迷ってしまいます。


さらに、黒板に記載された「今日のお勧め」も見逃せません。
こちらは、月替わりのメニューに加えて、さらにその日に入った食材
を使ったスペシャルメニューです。

いつも食べられるわけではないので、料理を選ぶときには、更に
悩んでしまいます。

まず、前菜にいただいたのは・・・


本日のメニューに書かれていた、生牡蠣。
12個と書かれていましたが、これは私たちのそれぞれの前菜に加えて
さらに食べたかったので、特別に6個にしてもらいました。

レモンを絞ったあと、オニオンを刻んで混ぜたワインビネガーを
垂らしていただきます。
これが、何故かポン酢のような味がして、美味。



そして、前菜。
黒板に書かれていたものから、「カニ身とムースのサラダ」(上)
と、サラダグルモンド(下)をチョイス。

ムースサラダには、これでもか! と言うほどカニ身が入っていて
その風味が素敵なサラダです。
サラダグルモンドは、サラダにフォアグラやハム等が乗っている
贅沢なサラダ。


ワインは、Terres Rougesというモロッコ産のワイン。
なんとなく、私のTerraとTerresが似ていて、親近感を
覚えます。

モロッコ産の中では、フレッシュながらコクもあり、スペインの
ワインとも又違ったワインで、大好きなワインの一つです。



そして、メインの料理は・・・

これまた、黒板に書かれていた「ホワイトソーセージ」とこの
レストランの人気メニューの「フィレステーキのフォアグラ乗せ」
ホワイトソーセージは、まるでムースを包んだかのような、ふんわり
と軽い食感。
それでも、ハリのある皮に包まれているので、ナイフを入れた瞬間に
パリッ!と言って、そのまま柔らかなムースを頂くという感じ。

なんとなく、白子が中に入っているような感じです。

そして、フィレステーキの方は、今回は「レア」にしていただきました。
表面だけ焼いた、レアなステーキは、まるで牛のたたきでも食べているか
のよう。
加えて、トッピングされたフォアグラ(さっきもサラダで食べてはいるの
ですが・・・)は、これも生から焼いたフォアグラなので、甘さが口の
中に広がってきます。

パテの物は、いろいろな調味料を使って味が作られている為か、濃厚すぎて
フォークが止まってしまう事があるのですが、生のフォアグラは、さらりと
頂けます。
なんとなく、日本の「白子」をソテーした感じにイメージが近いかも。


さて、最後に忘れてはならないのがデザート。
私たちが注文したのは、「O-Sevourカフェ」
カフェに3種類のプチデザートが付いてきます。

色々食べてみたいけど、全部食べるには量が多いし・・・という方に
お勧めのデザートです。

今回は、スプーンを入れると中から熱々のチョコレートが飛び出す
フォンダンショコラと、表面のカラメルをパリッと割ると中からクリーミィ
なフランがトロ~リなクレームブリュレ。
そして、さっぱりと口直しに頂ける、フローズンヨーグルト。

一戸建てを改築したこのレストランで、寛ぎながらゆっくりと時間を
かけての食事。

え? 何故一足早いクリスマスディナーかって?
それは、22日の日曜日から、一週間程旅行に出かける予定にしています
ので、クリスマスはここには、居ないのです。

と、言うことでタンジェでのクリスマスディナーは、一足お先と相成りま
した。

この記事は、自動投稿にしましたので、記事がアップされるころは既に
空の上です。

行き先は、ネットの繋がりがあまり良くなさそうなので、投稿できるか
どうかは分りませんが、書けるようなら何か投稿したいと思いますので
お楽しみに。

じゃ~~~ね~~~

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あ、ところでこちらも一足はやいプーのサンタクロースからの
メッセージです。

メリ~~~クリスマプ~~~~
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