地中海の見える生活

奇跡は起きるのでしょうか? クラブW杯決勝!

先日、モロッコで開催されているTOYOTAクラブW杯サッカー
の準決勝で、開催国代表のラジャ・カサブランカが強豪ブラジルの
アトレチコ・ミネイロを下し、決勝に進んだという話題を書きました。

さて、今日はその続報です。

先ほど、ラジャ・カサブランカとバイエルンの試合が終了したので
その速報です。

キックオフは、モロッコ時間、12月21日(土)の午後7時。
日本時間では22日(日)の午前4時です。

この日、私はビール片手にテレビの前に釘付けです。


試合には、モロッコ国王も激励に駆けつけました。
こういったシーンは、日本では放映されていない内容ですね。
車が到着してから、会場まで敷かれた真っ赤な絨毯の上を歩いて
いきます。


そして、会場では選手一人ひとりに激励。


午後7時15分に試合開始。
さすがは、ヨーロッパ王者のドイツバイエルン・・試合を優勢に進め
ていきます。


そして、開始後6分でバイエルンが1点を先取。

ここで、モロッコも負けてはいられません。
やられたら、やり返す。「倍返しだ!!」と反撃にでるも・・

さらに、前半21分。
バイエルンの2点目が入ります。

ラジャ・カサブランカ・・・「じぇじぇじぇ!」
試合中、何度かモロッコ席から観客がレーザーポインターを
ドイツ選手に浴びせているのが見えました。

それだけは、したらあかんでしょ・・と思いながらも、モロッコ
チームには頑張ってほしい・・とテレビにくぎ付け。

そして、試合はそのまま後半戦へ・・・

何度もモロッコが、いい攻撃を「今でしょ!」とばかりに仕掛け
ますが、今一つ惜しいところで、かわされます。

互いに、得点に結びつかないまま過ぎていく時間。

そして、延長2分50秒。試合終了!!

カサブランカチームは、後半を無失点で守り抜きましたが、前半に
先取された2点が響いて、決勝戦は敗退となりました・


試合が終わって、互いに善戦をたたえあう、バイエルンとカサブランカ。
カサブランカは、負けはしましたけれどなんだか気持ちのいい試合
でした。


モロッコの国王から、授かる優勝トロフィー。


優勝した、ドイツバイエルンのチーム。

勝てば街は、夜中までパレードが続くのでしょうけれど、今回は
強豪相手に善戦するも、破れてしまい、タンジェの街はとても静かでした。

でも、モロッコのサッカーは確実に強くなっていると感じた今回の
クラブW杯。

いつか、W杯の頂点を争う日がやってくる・・・そんな印象をうけた
試合でした。

全てのモロッコの人たちが、暖かい「お・も・て・な・し」の心で、
選手のみなさんを送ってあげられたらと思います。

モロッコ代表のみなさん・・・お疲れ様でした。
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