「ＡＢＥ Ｉｎｉｔｉａｔｉｖｅ」の説明会が４月１０日にカサブランカで
開催された為、前日の９日移動＆前泊で行ってまいりました。
ちなみにＡＢＥ Ｉｎｉｔｉａｔｉｖｅとは、Ａｆｒｉｃａ Ｂｕｓｉｎｅｓｓ
Ｅｄｕｃａｔｉｏｎ Ｉｎｉｔｉａｔｉｖｅ ｆｏｒ ｔｈｅ Ｙｏｕｔｈ
の略称で、決して安倍首相が提案したからＡＢＥの名がついた訳では
無いようです。
と言っても私のお気楽ブログでは、説明会の内容には触れませんので
興味を持ってブログをご覧になられた方・・・ごめんなさい。
９日の午後にタンジェを出発して、車を走らせること４時間。
カサブランカの市街地に入るにつれて、車の量が増えて、いやが
うえにも緊張が高まります。
何とか、無事に予約していたホテル「Ｂｅｓｔ Ｗｅｓｔｅｒｎ Ｔｏｂｋａｌ」
に到着。
どちらかと言うとリゾートホテル的な要素は無く、ビジネスホテル
ってな感じです。
でも、ホテルの場所はカサブランカの有名ホテルが立ち並ぶエリア
と同じです。窓からは、カサブランカの港が見え、港までは徒歩１５分
で行けるとの事です。
とは言っても、間も無く日没・・・車の運転の疲れもあったので
この日はさっさと夕食を済ませて、就寝することに。
部屋は、決して立派ではないし、広いわけでもありませんが、ベッド
が大きめなので、ぐっすりと眠れそうです。
一通り、部屋を確認したところで・・・着替えを済ませて夕食へ。
最初は、ホテルのレストランで食べようかとレストランを覗いて
見たのですが、誰もいません。
じゃあ・・・と言うことでホテルの周りを散策すると、ものすごく
にぎやかな声が響いている、Ｌａ Ｂｒａｓｓｅｒｉというレストラン
を発見・・・にぎやか過ぎて、一人で入るには、ちょっと引け目を
感じるなぁ・・とその辺りをうろうろしていると・・・・
中華レストラン「金華」というお店を見つけました。
中を覗いてみると・・・お客さんは１人もいません。
大丈夫かなぁ・・・と思いながら、扉を開けて「営業してる？」と
聞くと「もちろん」の返事。
あまり、人気のないレストランなのでしょうか？
それでも、取敢えず空腹が満たされればいいか・・・と中へ。
店内は、明るくお酒もたっぷり飲めそうな良い感じです。
他にお客さんが居ないのが、不思議なほどです。
メニューが運ばれて、中身を見てびっくり！！
タンジェにも中華レストランはありますが、ここの料理は、かなり
本格的。
豚肉を使ったメニューもあり、どれも美味しそう！！
一通り、オーダーを済ませると・・・・
運ばれて来た、お通し。
奥にあるのは、蕪とニンジンときゅうりの甘酢漬け。
そして、手前にあるのがお皿に盛られた料理が３品出てきて、その中
からチョイスしてくださいといわれた料理の一つ。
鴨肉のソテーです。
これ、十分に一品料理では、ありませんか・・・と、鴨肉に舌鼓を
打ちながら、ビールをオーダーしてしまう私。
それほど広い店内ではありませんが、メニューの豊富さが気に
いりました。
気分上々で、お通しをつまんでいると・・・・
次々に、お客さんが入店して来ました。
どうやら、私が入店したときは、時間が早かったために、他の
お客さんが居なかったのですね。
そして、オーダーした料理が運ばれてきました。
これは、海草のピリカラ炒め。昆布を唐辛子と甘めの醤油で佃煮状
に仕上げたものです。
・・・実はこれ、最初に３品の中から選べるお通しの一つでした。
お通しが出てきたときに、これを選ばなくて・・本当に良かった。
さもなくば、同じ料理を２皿食べる羽目になっていました。
こちらは、牛肉を使った蒸し餃子。
食べてみると、餃子自体にしっかりと味があって美味しい。
しかも、香菜がたっぷりと使われていて香菜好きの私は、大満足。
こういうメニューが、当たり前においてある中華レストラン・・・
タンジェには、ありません。
ハーフボトルのワインを追加注文して、メインへと移ります。
白いご飯でも良かったのですが、一人で店を訪れて、ケチって
いるように見られては・・・と思い、虚勢をはってエビ炒飯。
そして、これが驚き！！
タンジェの中華レストランでは、絶対に食べることのできない
麻婆豆腐！！
メニューで、これを見つけたときは小躍りしてオーダーしました。
で、先ほどの炒飯は、正直白いご飯でも良かった・・・という訳で
した。
さらに、驚いたのは向かいに座ったお客さんが、ラーメンを食べて
いた事です。
このレストラン・・・ラーメンもあるのか・・・ん～～恐るべし、
カサブランカの中華レストラン。
やっぱり、都会は違いますね。
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お腹一杯になって、ホテルへもどり翌日は、説明会終了後に
再びタンジェへと舞い戻り。
交通マナーさえ良ければ、何度でも食事しにカサブランカへ
行きたいところですがねぇ。
やっぱり、怖い・・カサブランカの交通事情です。
