その日、てりこは陽気だった。
外出したからストレスが発散されたのか。
いや、きっと頭のネジが緩んでいたんだろう。
そうに違いない。
事件は夕食を済ませた後のくつろぎの時間に起こった。
相方はパソコンに、てりこはテレビに向かってのんびりしていたが、
(そうだ、あの面白い話をしようっと!)
ふと思い出した今日の出来事を相方に話そうと、後方でパソコンに
向かっている彼に振り向きざま言った。
「ねぇねぇ、テッちゃん!アッ!!」
しまった!と思ったがもう、口から出た言葉は取り消せない。
「・・・・・・・・・・。」
何も言わない相方。
「あ、あの、ごめんね。テリーと間違えちゃった・・ごめんね。」
相方を犬の愛称で呼んでしまったのだ。ごめんで済んだら警察いらない。
謝って済む問題じゃないな・・・てりこは覚悟した。怒られるのを。
「で、なあに?」
相方は何も聞かなかったかのように、てりこに先程の話を続けるよう促す。
「え、えっと、あのね、今日ね・・・・・」
とまどいながらも話をするてりこは思った。
(いいのかなー?でも、自分から蒸し返すのヤダし。怒ってないのかな?)
夜が更けてゆく。
てりこの疑問は深まるばかりだった・・・。
外出したからストレスが発散されたのか。
いや、きっと頭のネジが緩んでいたんだろう。
そうに違いない。
事件は夕食を済ませた後のくつろぎの時間に起こった。
相方はパソコンに、てりこはテレビに向かってのんびりしていたが、
(そうだ、あの面白い話をしようっと!)
ふと思い出した今日の出来事を相方に話そうと、後方でパソコンに
向かっている彼に振り向きざま言った。
「ねぇねぇ、テッちゃん!アッ!!」
しまった!と思ったがもう、口から出た言葉は取り消せない。
「・・・・・・・・・・。」
何も言わない相方。
「あ、あの、ごめんね。テリーと間違えちゃった・・ごめんね。」
相方を犬の愛称で呼んでしまったのだ。ごめんで済んだら警察いらない。
謝って済む問題じゃないな・・・てりこは覚悟した。怒られるのを。
「で、なあに?」
相方は何も聞かなかったかのように、てりこに先程の話を続けるよう促す。
「え、えっと、あのね、今日ね・・・・・」
とまどいながらも話をするてりこは思った。
(いいのかなー?でも、自分から蒸し返すのヤダし。怒ってないのかな?)
夜が更けてゆく。
てりこの疑問は深まるばかりだった・・・。