寺子屋ブログ

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日食見ましたか?

2009年07月22日 17時25分38秒 | Weblog

 さて、今日は待ちに待った日食の日です!

 福岡・久留米は晴れて良かったです。

 今日は、久留米市の荘島幼稚園園庭をお借りして、香林塾の子供達と、保護者や兄姉も参加されました。総勢30名ほどの観測会です。

 今日はまず、日食の仕組みを説明。

 そのあと、今日の「日食観測」の方法を説明しました。」

 続いて、日食の始まるまでの15分間で、偉人伝「ガリレオ・ガリレイ」を話しました。

 そしていよいよ観測会です。

 少し厚めのくもがかかっていましたが、まもなく切れ間からまぶしい光が差し込みます。

 「あ、太陽が欠けてる!」


  「ほんとだスゴイ!」

 子供達の歓喜の声と共に、保護者の皆様も一緒になって太陽を眺めていました。

 一番大きく欠けた10時50分頃も、厚い雲に覆われてしまっていたのですが、くもが薄くなってきたところに太陽が姿を出しました。
 これは、肉眼でもまぶしくなく観測できたので、写真に撮ってみたところ、なかなかの物がとれましたのでご紹介します。

 どうですか、雰囲気が感じられますか?

 子供達は、日食の様子だけでなく、周りの様子の変化にも注意をしてみるよう働きかけてみました。

 さて、昨日の質問の答えです。

 太陽の大きさを1.4メートルとした場合、地球の大きさは1.5㎝、月は3.5㎜となるそうです。

 今回は、1.4メートルの円で太陽の大きさをあらわし、粘土を配って、みんなに地球と月の大きさを想像させました。これもかなり楽しくできました。

 更にこんな実験も。

 上記の太陽を、約140メートルほど離れた園庭の端から、五円玉の穴を利用して除きます。その際、粘土で作った3.5㎜の月を指に乗せ、除いた穴から丁度太陽が隠れる位置まで前後させます。ぴったり重なる位置が、太陽・月・地球の位置関係になるわけですね。

 一つ一つ、きっかけを与えれば、子供達は本当に興味深くチャレンジしてくれます。

 今回の日食観測は、保護者の皆様も大満足のようでしたが、子供達が宇宙や科学、理科に関心を持つ良いきっかけになったら良いな、と思っています。

(文責:横畑雄基)


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