さて、今日は待ちに待った日食の日です!
福岡・久留米は晴れて良かったです。
今日は、久留米市の荘島幼稚園園庭をお借りして、香林塾の子供達と、保護者や兄姉も参加されました。総勢30名ほどの観測会です。
今日はまず、日食の仕組みを説明。
そのあと、今日の「日食観測」の方法を説明しました。」
続いて、日食の始まるまでの15分間で、偉人伝「ガリレオ・ガリレイ」を話しました。
そしていよいよ観測会です。
少し厚めのくもがかかっていましたが、まもなく切れ間からまぶしい光が差し込みます。
「あ、太陽が欠けてる!」
「ほんとだスゴイ!」
子供達の歓喜の声と共に、保護者の皆様も一緒になって太陽を眺めていました。
一番大きく欠けた10時50分頃も、厚い雲に覆われてしまっていたのですが、くもが薄くなってきたところに太陽が姿を出しました。
これは、肉眼でもまぶしくなく観測できたので、写真に撮ってみたところ、なかなかの物がとれましたのでご紹介します。
どうですか、雰囲気が感じられますか?
子供達は、日食の様子だけでなく、周りの様子の変化にも注意をしてみるよう働きかけてみました。
さて、昨日の質問の答えです。
太陽の大きさを1.4メートルとした場合、地球の大きさは1.5㎝、月は3.5㎜となるそうです。
今回は、1.4メートルの円で太陽の大きさをあらわし、粘土を配って、みんなに地球と月の大きさを想像させました。これもかなり楽しくできました。
更にこんな実験も。
上記の太陽を、約140メートルほど離れた園庭の端から、五円玉の穴を利用して除きます。その際、粘土で作った3.5㎜の月を指に乗せ、除いた穴から丁度太陽が隠れる位置まで前後させます。ぴったり重なる位置が、太陽・月・地球の位置関係になるわけですね。
一つ一つ、きっかけを与えれば、子供達は本当に興味深くチャレンジしてくれます。
今回の日食観測は、保護者の皆様も大満足のようでしたが、子供達が宇宙や科学、理科に関心を持つ良いきっかけになったら良いな、と思っています。
(文責:横畑雄基)
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