恐怖と不安を克服し、世界の人々との共生を再び誓う。
不信、怒り、相手を否定する情動が世界の崩壊させる。
かつて 日本政府は
”人の命は地球より重い”として超法規で囚人を釈放した。
その政府が海外で防衛のため殺人を正当化しようとしている。
恐怖を持つ者同士が武器を持てば、互いの殺人を正当化する。
何故、日本は憲法で戦争放棄を誓ったのか?
自民党政権、安倍首相は何に脅えている?
何を誇示しようとしているのか?
積極的平和主義は強い武力で他国を威圧することではない。
何故、平和共存を積極的に海外に訴える努力をしないのか?
力の威圧、武力緊張での平和は好戦的国家でしかない。
戦後70年、戦争を体験した多くの人が亡くなって行く。
戦いや理不尽に死に至る人の阿鼻叫喚 残された人の慟哭。
多くの人の無念が満ちあふれ、無垢な願いとこだまする。
夢の跡 草むす屍 せみ時雨
先の大戦は自国自衛の戦争であり、大東亜共栄、平和国家建設
の防衛戦争であるとする人がいる。
その論理からは、現在の朝鮮や中国の動静は、日本国の存立が
脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆さ
れる恐れがある。事有れば日本防衛の生命線を守るためには敵地
に戦いを望まざるを得ない。と
インド独立の父、ガンジーは西欧の列強が世界を凌駕した時、神
やキリスト教の精神ではなくサタンとして表れる。サタンの暴虐
は神の名で現れる。しかし彼は非暴力の不服従、反抗によって独
立を達成した。曰く、敵を愛で征服せよ。
強い者ほど相手を許せる。許しは愛の強さ、不屈の精神の証し
である。勇敢なる者は不正、不条理に対する反抗を愛で表明する。
愛は恐怖と不安を克服し、人々は共生が可能となる。
佐藤源治陸軍憲兵曹長はオランダの軍事裁判で捕虜収容所での弾圧
や拷問の責任を問われ刑死。『ジャワ獄中記』には
多くの本来純朴であったはずの農村出の若者たちが、外地の民衆、
とくに婦女子にたいし、どれほど非人道的行為を加えたか、それは
まさに目をおおわんばかりの破廉恥な残虐行動だったといえる。
日本の敗戦は他民族の民心を把握し得なかった点にもあったし、
天道への背反による破綻であったともいえる。
大日本帝国の八紘一宇、聖戦はもろくも瓦解した。その代償は
日本だけで300万人の死者と世界で数千万人の死者であった。
再度、恐怖と不安を克服し、世界の人々との共生を誓う。
共生の原理は弱肉強食であり、共存である。
共生、共存の思想は一切の専制、独裁の支配を拒絶する。
弱者を省みない正義は偽りであり、虚飾である。
偏狭なる正義は偏狭なる愛によって生じ、偏見と差別を産む。
偏狭なる愛は自分勝手な甘えであり、弱者の愛である。
強者の愛は弱肉強食を克服し、平安をもたらし、共生する。
鐘の鳴る丘 少年の家 品川 博 虚構が現実に
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