あれは、引越して間もないことです。
「ギャー」も、こんなにデブではありませんでしたが、当時「ギャー」は情緒不安定で、私がいないとお風呂にまで追いかけてくるダメ猫でした。
その日は友人が遊びに来ていたのですが、何かの用事をしている時に「ギャー」がギャー、ギャー鳴いてどうしょうもなかったのでおもむろに「ギャー」を抱き上げ、バックドロップ…。
何か、外に向けてやれば大人しくなるんですよ。
でもその時、背骨をガッチリ固定してあげないと危ないのでちゃんと、背中を支えながらやっていたのですが、その時、扉が開いて友達が姿を現したんです。
いやー、時間が凍るとはその場面の言葉でしょうか?
友人には「動物を虐待するなんて…猫好きではなかったの?」と、引かれたのですが、もっと友達を引かせたのは、頭を床に向け逆さにされている「ギャー」がゴロゴロ機嫌よく喉を鳴らしていたことでした。
「飼い主も飼い主なら、猫も、猫だッ」と言われてしまいました。
今は「ギャー」も大きくなったのでバックドロップはしていませんが、代わりに抱っことスキンシップです☆