天乃のされど愛しき世界

愛猫がにゃあと鳴いてくれて、
紅茶がおいしくて・・・。
そんな幸せ忘れずに生きまっしょい。

番外編・ゆら

2005年11月18日 17時22分14秒 | 番外編
私のブログに出てくるこの名前「ゆら」

おそらく、このブログを読んでくれている人たちの中に

「ゆら」を知っている人は一人もいないことでしょう(当たり前)


アットブルグメンバーならお互いご存知でしょうし、
Haruさんとは、コメントでやりとりしたり、個人的にメールをやりとり
しているわけで、記事には登場しないのですが、
ゆらときたら、記事には多く登場するのに、正体不明(笑)


なので、ここでちょいと「ゆら」について語ってみしょう。






ゆらは・・・ある意味、ほんとの「たった一人」




でも、「ゆらが居れば、他の人はいらない。」
とは言いたくない。





そんな熱い仲とは、大分、違うんだなあ・・・。
なんでしょ?








ゆらと会ったのは、もう、16年前。




ちょうど、私が幸せ絶頂の人生から、
なにもかも失っていく転換期に会った(笑)

別に、とくに仲良くもなかった。

ときどき家にきて、ちょっとしゃべって・・・。

好きなアイドルの話して・・・。



好きなものも違ったから、一緒にコンサート行ったりもなかったし
ドラマティックに悩み相談や、人生のトラブルを一緒に解決も
したことがない。




私が病気のときも、家族も友達もいなくなって、
帰る家も無くなったときも、
ただ、どっかの喫茶店でお茶して、お話するだけ。


お話するときも、そんなにシリアスに話すわけじゃない。


「あんたも大変やねえ

「あ~・・・

てなテンション。




そんなんで、16年。




今となっては、私が味わってきた人生の苦難を、
ただ一人、全部、知っている人間になってしまった。

ほんと、神様がゆらにだけは教えておいてやろうって
情けをかけてくれたのか、
泥沼のポイントになる事柄が起きるとき、
偶然、ゆらと居て呼び出されたりとかしたんだな。




それでも・・・
変わらない付き合い方をしてるってのは、
どういう訳なんだか・・・。




私が気が狂っていたころも、知ってるだろうに。
みんな、いなくなったというのに。






ま、ゆらは、ドライっちゅ~か、なんちゅ~か・・・。


書いてて気がついたのだけど「植物」みたいな女なんだよね。
本能に忠実な「動物」にも近い(笑)


言葉でなぐさめたりってあんまりないし、
実は表情にもあまり変化がない(笑)


でも、私がどん底近くになると、「本」とかポンとよこしたり、
店に来て「みやげ」ポンとよこして帰ってく。
おいしいお店見つけたからお茶しようって留守電。
(必要無いからってメール機能も持たない女)






ほんと、動物っぽいなあ、なんか、書いてて笑える。


愛猫のしっぽにも近いか。



わかってるんだか、わかってないんだか、
落ち込んでると、とりあえず、ぬくぬくと転がって
可愛いかっこして、助けてくれたりしてさ。



その植物がどうして、16年も付き合ってくれたんだか。



私が付き合えたのは、わかる。
だって植物だもん。

人事で傷ついて、のたうつ私を理解しても、
共感はしないヤツ。
だから、私も楽でいられた。

イヤなことはイヤと言うヤツ。

だから安心。


私のために、したくない無理はしないから。


いつだって、なんつ~か素の女。





どっちかといえば、お世話になるのは私のほうで、
方向音痴の私を改札まで見送ってくれたり、
体の弱い私のために、健康食を教えてくれたり、
治療してくれたり・・・。


してもらったことはタクサンあるけど、
私がしてあげたことなんぞ、皆無に近いんだが・・・。







それでも、きっと、これからも、
まったりとお茶しながら、ただただおしゃべりするだけの時間を
過ごすんだろうな。





これを書いてて謎が解けたのですが、

「どうして、寂しいときに会いたくなるのはゆらで無いのか。」

それは、ヤツが植物だからだ(笑)



ありがたみを忘れるわけではないけど、
ヤツは、私がいろいろ考えない相手なんだよな。




流れにまかせるだけでなるようになるさ。




みんな大好き、幸せでいてほしいと願うワタクシが、
唯一、何も願わない女(笑)

一緒にいるときはちょっとだけ願うけどさ(笑)


貴重、貴重♪




次はハリーポッター見に行こうね♪
そんで、お茶飲もう☆


死ぬときの君との思い出は「おいしいお茶飲んだ。」になりそうだね(笑)

それでいいさ☆

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