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風と共に… 時は過ぎ…

2009-04-03 22:25:19 | 日記・エッセイ・コラム
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いつまでも名残惜しいのか、昨日、また雪が降った。
ここ大原百井の風景は、うっすら雪化粧で田畑が覆われ、春の訪れは、もう暫く先になりそうだ。

先月の春の嵐、強風の中、長岡の都より姉御様たちが来訪された。
食事時の会話中、壁に掛けてある柱時計が“ボーン、ボーン、ボーン~”と時を告げる。
一人のお姉様がその時計に目を注いだ後「うちの時計、最近30分くらい遅れるようになったわ。」と言われた。
「えっ~~、30分ですか~。その時計、もう、どのくらいになるのですか?」と、私。
「う~ん、もう10年くらいになるかな~。最近、時計の針を進めても遅れるようになってきて…」
すると、もう一人のお姉様が「人間も同じやね。年齢がいってきたら、少し早いめに動いてもやっぱり少し遅れるわ~。」

う~ん、妙に納得してしまった。自分では気付かないうちに行動が鈍くなったり、時間内に出来る仕事の量が以前に比べ少なくなってきたような気がする。
うまく「老いる」という事は、なかなか難しい事だと思う。人生もすかっり折り返し地点に立っている、今。
『日々、ひび、ひちにち』をどう過ごすか…

『時は過ぎてゆく/IL EST TROP TARD』
   
     眠っている間に 夢見ている間に
     時は流れ 過ぎてゆく
     子供の頃は もう夢の中
     時は時は 今も過ぎてゆく

姉御様の姿が小さく消え去ったあと、“金子由香里”の歌う詞が聞こえた。  《瑠素番虫》
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《写真:姉御様特製シフォンケーキをいしばしまきさんの器、コーヒーは竹口要さんの器で》
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《写真:三人の姉御様「別世界に来たみたい~!」と。》