ゴルフ ピンポイント チェック NO. ２

青春の弾道　

 

たっぷりとした芝の、緑の中、その男は、

フェアウェイを踏みしめるように歩いていた。

青い空の中のたった一つの雲も、その男を

追いかけるように動いていた。

フェアウェイのアンギュレーションと、

１ヤードごとの歩幅のリズムは、まるで

ワーグナーのように彼の心をときめかせていた。

グリーンまでの間に考えられる

何本かの道筋を選んで確かめるように、

男は球の後ろに立っていた。

男は慎重に一本のクラブを選ぶと、表情も変えず

フェアウェイの上空に、ボールでグリーンまでの

白い曲線を頭の中で描いた。

実に美しい高さだった。

それは、まさに、青春の弾道だった。

そした力いっぱいのショット。

球はまっすぐな白い線を芝の緑の上に描いた。

チョロだった。いつもこれだ。

いやになっちゃうよ。ぼくは・・・

と、いつもこんな調子の

ゴルフ部会のみなさん、暑さにめげずに

がんばって素振りしてますか。

 

今日は、前回の　補足説明です。

わかりきった話なのですが、

アドレスの時の腕とクラブが

一直線になるところですが、

本当の意味での一直線ではありませんから

お間違えなく

その時　クラブシャフトのグリップエンドは

左の腰骨の方を向いています。

どうぞご確認を。

そんなこと　ふつーにわかってますよね。

では次回、　また。