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TEAM D.A.O  Fishing Diary

季節の魚を釣り、楽しんでいる仲間達の釣り日記&雑談 !?

今シーズンの課題…

2010年04月29日 | ヤマメ
今シーズンの開幕は、気温が上がらず異常なほどの低温で、初ヤマメに出会えるかどうか心配になるほどでしたが、いつもと変わらぬ川の様子で、なんとか僅かながらですがヤマメを釣る事が出来ました。

連休に入る頃から気温も20℃以上の日が続くようで、これからが本流シーズン本番となります。気温と水温が上がるにつれて、上流から下流へ釣り場を移動していく僕達はヤマメ狙いの釣り人の中では極少数派かも知れませんなぁ、普通は水温の上昇とともに上流へ移動していきますもんねぇ…。

シーズン本番に向けて、今年は『ミミズ』を使いこなせるようになる事が課題となりそうです。こう言うと、意外に思われるかもしれませんが、僕にとって『ミミズ』というのは『厄介なエサ』というイメージがあるんですよ…。

なぜ?かというと、『ミミズ』は浮力があり、細糸と小さなオモリを使って自然に流す『ナチュラルドリフト』釣法がとても難しくなるからなんですな。それと、結構バレやすくてアワセが難しいというところもあるので『厄介なエサ』というイメージがあります。

6月から7月にかけて下流域で使用するエサは、『クロカワムシ』と『ピンチョロ』がメインですが、羽化が進み、捕れる種類や数が少なくなり、サイズも小さいものが多くなるので、エサ捕りに結構苦労するんですなぁ、1時間くらいはエサ捕りに費やす事も珍しくありませんよ…。夏の時期は朝イチの僅かな時間で勝負を決めなければならないのでこの時間のロスは痛いものです。

『ミミズ』を使いこなし、下流域で安定して釣果が出せるようになれば理想的な展開となるんだけどなぁ…ホント、難しいんですよ…。






朝駆けヤマメ・・・

2010年04月25日 | ヤマメ
前回、初ヤマメが出たという事で、また今日もT氏と本流へ。

朝の気温は1℃です…今日も寒いですが、日中は16℃前後くらいになる予報。
9時過ぎ頃から風が吹きそうなので短時間の釣行です。

下流域の様子を見に行くと、若干水が増えていますよ、前回出ていた緩慢なスジが少なくなっていたので、上流域を釣る事にしました。

上流域に着いて川の石を見ると、減水傾向にある事が判りました。水量は前回とほぼ同じくらいなので最下流部から釣り始めます…。

水温を計ると『6℃』と、前回よりも1℃ほど下がっているようですな、なんとか釣りが出来そうですが、苦戦するかもしれませんよ…。

大場所をしつこく流しますが小さいアタリが1度あったきりで1本も出せませんでした。
適水勢とフトコロはしっかりしている場所なんですが、まだヤマメが入っていないんでしょうかねぇ…?

前回と同じ緩慢なスジを中心に釣っていきますが、なかなかアタリがありません。
やっとのことで小さいヤマメを1本出しましたが、石裏の小さなピンスポットの適水勢に着いていました。流れの中の適水勢からはほとんどアタリが出ませんよ…。


しばらく釣っていると、珍しく『監視員』のおじさんが漁券のチェックに来ました。年券を見せ、確認OKということで、話を聞くと『ダムの放流が入ってせっかく上がった水温が急に下がり始まったようですよ、今日は厳しいかもしれないけど頑張ってくださいね!』とのことでした。なるほど、そういう事でしたか…納得。

区間の終わりに近い上流部の中規模の場所で1本追加し、『今日はヤマメが1個所に溜まっているのかな?』とここで粘る事にしました。

やはり思った通り、この場所で5本ほどのヤマメとイワナを出しました。

今日は『琥珀』を使い『抜き』の釣りをしたのが良かったのか、1個所で複数のヤマメを出す事が出来ました。急激な水温の低下もあって、ヤマメの活性が落ちたようで、流れの中からは2本ほどしか出せませんでした。

それと、ヤマメの活性が低い影響なのか、『マダラ』や『キンパク』などでは半分ほどをカジられて終わってしまうのに『クロカワムシ』を使うと完全に食い込んでフッキングしました。低活性時にはやはり『クロカワムシ』が強いんですね…。




これからダムの放流や雪シロが落ち着き水温が安定してくれば大場所、小場所問わず釣れるようになってくるのでもう少しの辛抱ですな…。

次回はゴールデンウィーク明け頃に釣ってみましょう。



『大きくなってまた楽しませてね!』と釣れたヤマメをリリースし、終了しました。


早く瀬で釣りがしたいですなぁ…。

[タックル]

[ロッド] 琥珀61MV

[水中糸] 0.15号・0.2号

[エサ] クロカワ・マダラ・キンパク

初ヤマメ出ました…

2010年04月22日 | ヤマメ
このところ4月だというのに雪が降ったりして不順な天候が続いていますなぁ…。

今日は、T氏と冷たい雨の降る中本流へ…気温は5℃前後にまで下がるという予報から、ヤマメの顔を見れるかどうか微妙な感じです。

水温を計ってみると『7℃』と、意外にも釣りになりそうな水温ですよ、少し早いですが下流のいつもの場所を2人でチェックしてみる事にします…。

釣りをする前にヤマメの定位しそうな遅いスジを確認して釣り始めます。


すると、1投目、底波に入った数秒後にT氏が初ヤマメをあっさり出しました。やはり石裏からの遅い流れに着いているようです。




その後、僕にも初ヤマメが出てお互い顔がほころびます…意外にも下流であっさりと初ヤマメが出たのには驚きましたよ。

その後、小さいながらも1人4本前後出してこの区間を流し終えました。


次に上流部へ向かいます。

水量と水色は問題なく、最下流部から釣り始めます。

それでは、T氏に大場所を釣ってもらいましょう…。



巻き返しの流れにうまく仕掛けをドリフトして掛けましたな、こういう適水勢が広く出ている場所できっちりとヤマメを掛けるのは簡単なようで意外に難しいんです。T氏さすがですな…サイズアップしそうかな?




見事サイズアップ成功でした。

初期のヤマメは、石裏の『Y字』の流れや流芯脇の『巻き返し』の流れに定位しています。どちらも流速が遅めのスジですな、盛期に比べると食いは緩慢で、アタリの出方がとても『スロー』なのが初期の特徴です。

その後、僕も適水勢が広く出ている緩慢なスジを流して4本ほどの小さいヤマメを出しました。


寒くて冷たい雨が降る中、2時間ほどでこの区間を流し切り終了としました。
最後の方なんて、指先の感覚がマヒしてしまって、川虫を掴むのも難儀するくらい体が冷えてしまいましたよ…。




数は出ませんでしたが、予想に反してまずまずの釣りが出来たので楽しめました。

あと2週間もすると、ヤマメ達の活性が上がって来て楽しめるのではないかな?と思います。

とりあえず初ヤマメに会えてよかったぁ…。


[タックル]

[ロッド] 琥珀61MV・琥珀本流零2-70MV・master zero70MD

[水中糸] 0.1号・0.15号・0.2号

[エサ] クロカワ・マダラ・キンパク・ヒラタ

[ハリ] がまゼロ♯4・♯5

ようやく準備完了・・・

2010年04月16日 | ヤマメ
昨日、やっとのことで遊漁証(年券)を購入してきました…。

いつもなら、3月の解禁前には購入していたんですが、今年は天候不順で寒い日が続き、桜が咲いているのに春が来たという感じがまったくしなかったのでなかなかその気が起きませんでした…。

今日の天気予報では、明日の朝は雪が降るなんて言っていましたよ…日曜に出撃しようと思っているのですが、かなり厳しい釣りになるかもしれませんな、水温は何度くらいあるのかな?3℃前後なら間違いなく釣りになりませんよ…。

とりあえず、初ヤマメに出会えることを願いつつ、仕掛け作りでもしますか…。

伝家の宝刀、メーカー修理です・・・

2010年04月02日 | ヤマメ



今年最後?の寒気も去り、いよいよ春の到来となりました。

昨シーズン終盤に、伝家の宝刀『master zero 01-70MY』を、あろうことか『固着』させてしまいました。なんとか戻そうと頑張りましたが、戻らずメーカー行き確定となってしまいましたよ…(泣)

ちょうどマルチの節が固着してしまい、フルレングスの7mのまま釣りをするのは難儀してしまいますなぁ、おそらくエサを付けるときに手に着いた『オガくず』が原因ではないかと思います。

ロッドが戻ってくるまでは、久しぶりに琥珀を使って『抜き』の練習でもしてみようかと思います。初期のヤマメは引きが弱いので、抜く釣りの方が効率よく攻められますもんね…。

T氏はすでに年券を購入したようなので、僕も今週中に購入しておきます。

来週以降あたりから出撃となりそうですな…。





本流の様子…。

2010年03月04日 | ヤマメ
今日は、良い天気だったので本流の様子を見に行ってきました。(僕はまだ年券を購入していないので釣りは出来ませんよ…)


高速下の様子。水量・水色ともに良い感じですな…これからダムの放流があるとは思いますが、放流以降が狙い目でしょう…。


水量と水色は良い感じでした。下流域のヤマメが動き出すのはもう少し先になってからですが、流れを見ていると流したくなってしまいますなぁ…下流域は早くても4月末かゴールデンウィーク明けからが本格的なシーズンなので待ち遠しいですよ…。


ヤマメが定位しそうなスジがたくさん出ています。下流域を釣るにはまだ早いという事はわかっているのですが、『流してみたい!』という衝動に駆られますなぁ…4月頃に1度チェックしてみましょうか…。

ヤマメの活性が上がるまでの期間は上流域中心の釣りになりますが、今年の初ヤマメに会えるのはいつ頃になるかな? 次回は上流域の様子を見に行ってみますか…。



いいモノ居ないかな・・・

2009年06月28日 | ヤマメ
今日はA氏単独で本流へ。前回、予想以上の雨が降ってしまい濁りで釣りにならなかった下流域でいいモノが居ないか探してみます。

本流はかなりの減水で、流すスジも少なくなってきました。もう少しでアユが解禁となるので、シーズンも終盤になって来ました。

いつものポイントでクロカワムシを捕り、釣り始めます。まずはヤマメの着いている流れをチェックしてみます。



流芯の速い流れでアベレージサイズと少しマシなサイズが食って来ました。それ以外の遅めの流れには新仔のヤマメが群れているようで、仕掛けが着水すると同時に無警戒に食って来ますよ、やっぱり今の時期は流芯に狙いを絞って流さないと良型には出合えないようですな…。



あっ、そうそう、ピンチョロを使い流芯を流したらアユが食って来ましたよ、川虫でも釣れるんですな、盛んに水面で跳ねている魚の正体はアユだったんですねぇ、もちろんリリースしてきましたよ。今年はアユがたくさん見られます…。

もう少し水量が集まる流れじゃないと勝負にならないようなので、下流の本命ポイントへ移動します。



ガンガン瀬の区間の下流に入り、釣り始めてすぐにまずまずのサイズが出ました。

今日はあと2時間ほどで帰らないとならないのでテンポよく攻め上ります。

まずまずのサイズは8本ほど出ましたが、もう少し良い型が居ないかな?と、最後の区間を丹念に流すと、やはりガンガン瀬の流芯にいいモノが居ました。



時間をかけてやり取りしてタモ入れしてみると、このヤマメのお腹の片側には痛々しい傷がありました。

結構深い傷ですな、鳥か何かにやられたのかなぁ???こんな傷の付いたヤマメは初めて見ましたよ、なんだかとてもかわいそうに思えて、時間をかけて蘇生してあげてから、リリースしました…。

※ 後日、この傷は『冷水病』の傷という事がわかりました。鮎だけではなくヤマメにも感染する様です…またひとつ勉強になりました…。


この他に良型を4本掛けましたがバラシてしまい、時間となり終了。

夢中になって流していたので、釣りを終え我に返ると、Tシャツが汗でビッショリと濡れていましたよ、9時前の気温は27℃で真上から強い陽射しを浴びていたので首のあたりがヒリヒリします…これからは朝イチの涼しい時間帯でないと体が持ちませんなぁ、あ~楽しかったけど疲れた…。


[タックル]

ロッド:master zero 01-70MY

天井糸:0.4号

水中糸:0.15号

ハリ:がまかつゼロ #5

エサ:クロカワムシ・ピンチョロ


梅雨ヤマメ・・・

2009年06月21日 | ヤマメ
今日は、早朝から雨がパラつく中T氏と本流へ。

梅雨入りしてからまとまった雨が降っていないので減水が気になるところですな。

支流でエサ捕りしますが、そろそろエサも少なくなってきたようで、1時間ほど夢中になってクロカワムシを捕ります。ピンチョロやマダラは羽化が進み、ほとんど
捕れませんなぁ…。



いつもの区間へ入ってみると、まずまずの水色と水量です。これなら釣りになるかな?と流し始め、1人5~6本出します。



新仔のヤマメが無警戒に食ってくるのでそれを避わしながらの展開ですな、T氏は良型を掛けましたが、水中糸が飛んでしまいました。アベレージサイズと思ったら、いきなり上流へ走ってそのまま糸を切られたようです…油断できないですなぁ。

この区間を流し切り、下流へ移動しますが、なんと下流はコーヒー牛乳色に濁り、釣りが出来ないようですよ、困りましたなぁ…。

北の川を見に行くも、ここも茶色く濁り釣りはNGのようです。仕方がないので、本流の上流部に向かいます。

上流部は水量、水色ともに良い感じです。



2時間半ほどで区間を流し切って2人で20本以上出したでしょうか…11時頃に終了としました。

雨が入りヤマメも活発にエサを捕食しているようでしたな、濁りさえ無ければ下流域で良型を狙えたのですが、こればかりは仕方がないようです。

本流が楽しい時期もあと僅かですなぁ…。



本流ゼロの醍醐味・・・

2009年05月28日 | ヤマメ
今日もT氏と本流へ。

前回と同じく下流域をチェックしていきます。

風も無く、水色も良いのですが、若干減水傾向ですな、前回よりもヤマメの定位するスジが少なくなっているようです…。



釣り始めてすぐにアタリが出て掛けました。サイズの割に相変わらずいい走りをしますなぁ、とりあえずは1本。

今日は、アワセの入れ方を少し変えて釣っていますが、なかなかいい感じでフッキングしました。今日はバラシを少なくするのが課題ですよ…。

その後、狙いのスジで数本掛けます。アワセを変えたのが良いのか、掛けてからのバラシは今のところありませんな、ハリは『がま』のゼロ#6をセットしています。




上段の区間でまずまずのサイズが出ました。下流に走られましたが、なんとかバラさずに獲りました。流芯の流れに乗って下流に走られると獲るのに難儀しますが、これも下流域の本流ゼロの醍醐味なんですなぁ、ヤマメと一緒に10mほど下流に走らされました…。



T氏は3つのスジを攻めて3本出しましたな、3本とも1流しで仕留めたのは鮮やかでした、スジの読みと流しがピタリとハマっている証拠ですな。

この区間を流し切ったので、次は気になっている下流の区間を釣ってみる事にします。

久しぶりにこの区間に入ってみると、かなり流れが変わってしまっているようですな、流れは太いのですが、全体的に浅くなってしまい、フトコロ(底石の状態)も貧弱な流れになっています。4~5年前までは、流れに立ち込むと腰上ほどの水深の場所もあり、底には大きな石がゴロゴロと沈んでいて、流れも複雑で攻め甲斐があったんですけどねぇ…川は生き物のように毎年その姿を変えるので仕方のない事なんでしょうなぁ…残念。

貧弱な流れを流しつつ、上流のザラ瀬に狙いを絞り釣り上ります。

案の定、貧弱な区間は1本も出ず、アタリも皆無でした。
逆に、こんな流れでアタリが出てしまうと迷いが出てスジを絞り込めなくなってしまいますよ…。



区間の最上流部となるザラ瀬の下流でやっとヤマメが出ましたよ、フトコロもしっかりとしているようなのでやはりこの区間で勝負ですな…押しが強い(流れが強い)ので、良型も期待できそうです。

この区間のために残しておいたクロカワムシを使い、狙ったスジを流すと、1発で食って来ました。今日1番のパワーですな、しかも激流に乗って下流に下り始めましたよ、僕も一緒に流れを30mほど下りヤマメの走りに追従します…。



この走りをイナすのが醍醐味なんですなぁ、綱引きすると水中糸が飛んでしまうので、慎重にやり取りしてタモ入れします…。



その後、T氏も良型を掛けましたが、タモ入れ直前にバレてしまいました。ロッドが結構な曲がりを見せていただけに悔しいですなぁ、激流の中のピンスポットを狙って掛けたのですが、パワーある走りで手前に寄って来られ、間合いが詰まってしまったようです。釣り人に向かって走って来られると、ラインテンションを保つためにロッドが立ってしまい穂先しか効かなくなるのでバレてしまうんですな、激流の中で掛けるとよくあるんですよ、瞬時の判断で間合いを詰められないようなイナシの技術を身につけないとならないようですねぇ、体で覚えないとなかなか出来ない事なので、2人とも場数を踏んで練習あるのみですなぁ…。

10:00前に風と陽射しが出てきたので、この区間で終了しました。

今日は久しぶりに入った区間で良型とスリル満点のやり取りを楽しんで本流ゼロの醍醐味を味わう事ができた1日となりました。

スジの読みから振り込み、流し、アワセ、イナシと釣りの一連の基本動作が凝縮されているこの釣りはやっぱり面白いですよ、今年は足しげく本流に通ったおかげで、サイズや数を追い求める前にまずは自分のイメージ通りの展開で獲る1本を積み重ねていくという事が僕たちの釣りの原点だったなぁ…とあらためて感じることが出来ました。

また次回も下流域で元気なヤマメの走りを楽しめるといいなぁ…。


[タックル]

ロッド:master zero 01-70MD/ MY

天井糸:0.4号

水中糸:0.2号/0.15号

ハリ:がまかつ ゼロ#6

エサ:マダラ・クロカワムシ・ピンチョロ






飽きもせず本流へ…

2009年05月24日 | ヤマメ
今日もT氏と本流へ。

前回の釣行で、下流域のヤマメたちも活発にエサを捕食しているようだったので、今日は朝イチから下流域を釣ってみます。

水量、水色ともにいい感じですよ、風も無く薄曇りで本流を釣るには良い状況ですな…。



流し始めるとすぐにアタリが出て掛けます。サイズは大きくなかったですが、下流域のヤマメらしいパワー溢れる走りで楽しませてくれます。



短い区間ですが、この場所はなかなか攻め甲斐がありますよ、見かけは平らな流れで特に変化はないのですが、よく見るとヤマメが着きそうなスジが多いんですな。



この区間を2人で流し、15本ほど掛けてタモ入れは10本でした。今日もバラシが多いですなぁ、ハリを小さいものから順に大きいものへ替えて試しましたが、ハリの大小では大きな違いは無いようですよ、それよりもアワセのタイミングや、掛けてからのやり取りの仕方に課題がありそうです…まだまだ修行が足りないようです。



次にすぐ上流の区間も釣ってみます。ここで僕は良型を掛けましたが、縦横無尽に流れを走られ、タモ入れ直前にフックアウト…白波が立つほど速い流れの流芯のど真ん中に突っ込んでそのまま定位出来るくらいのパワーにはT氏も呆然としていましたよ、上流域のヤマメではなかなか見られない光景です…よくまぁあんな速い流れに突っ込んでいって泳いでいられますなぁ…。



T氏はコンスタントにアタリを出して掛けていますが、やはりバレが多かったそうです…この区間で良型を1本出しましたよ。



この区間を一通り流し切り、次はもう一段下流の気になっている区間を流してみる事にします。



短い区間の流れですが、流し始めるとアタリが多数出て、アベレージサイズのヤマメが活発にエサを捕食しているのが判りました。



下流域のヤマメの多さに少々戸惑いましたな、目に見える範囲のほんのわずかな区間でしたが2人で20以上は掛けました。ザラ瀬の中で掛けるとやり取りが難しいですなぁ、何段か下流に走られ、タモ入れ出来そうな緩い流れが無いのでヤマメを充分に弱らせてから石裏の小さなタルミに寄せてタモ入れします。イナシの技術も問われるので釣り甲斐がありますなぁ…。

この区間を釣りきり、エサも無くなり陽射しと風が出てきたので、10:00頃に終了としました。

それにしても、下流域のヤマメの多さには驚きましたな、良型は少なかったですが、狙ったスジでは必ずといって良いほどヤマメの反応がありました。下流域のヤマメのパワーを楽しめた1日となりました…。

次回は、さらに下流の気になっている区間も釣ってみようと考えています。おそらく今日釣った感触では間違いなくヤマメが入っていると思いますので…。


[タックル]

ロッド:master zero 01-70MD / MY

天井糸:0.4号/0.6号

水中糸:0.2号/0.15号

ハリ:D-MAX zero 1~3/がまかつゼロ3~6

エサ:マダラ・クロカワムシ・ヒラタ・ピンチョロ





上へ下へ…

2009年05月21日 | ヤマメ
今日はA氏単独で本流へ。

『よくまぁ、飽きもせずにヤマメ釣りしてるねぇ…』と思われるかもしれませんな…。数年前から比べて、一連の動作が少し下手になっている事に気付いたので、今年は修行の意味で通っているんですよ…。

今日は、朝イチに上流域を釣り、その後気になっている下流域をチェックしてみます。

上流域に着いてみると、案の定減水気味で流すスジが限られてきたような感じですなぁ、ココで釣って楽しいのもあとわずかの期間のようです…。





区間の最下流部から釣り上り、大場所で3本。サイズは小振りですが、相変わらず元気なヤマメです、イワナも混じりましたな…。






その後小場所を丹念に釣り、11本釣ったところでエサも残り少なくなってきたので下流域へ移動することにします。

上流域のヤマメたちは、活発にエサを捕食しているようだったので、もうそろそろ下流域のヤマメたちも瀬に入り込んでいるはずですな…。

以前は僕の大好きな流れが多く、釣る区間も長かった下流域ですが、最近見たところでは、荒れた流れが増えたような気がします。全体的に浅くなってしまい、ザラ瀬の区間が増えたようです。その分、難易度が高くなりスジの見極めが難しく、釣り甲斐がある流れといえるでしょう。教科書通りのポイントが多い上流域と違い、数を出すのは難しいでしょうが、この流れのどこかにヤマメが着いている事は間違い無いと思いますよ…。

下流域の区間に入り、『こんな流れに着いていたら楽しいんだけどなぁ』と思うピンポイントのスジを流したら目印が『ス~ッ!』と水中へ引き込まれる根掛かりの様なアタリが…アワセを入れた瞬間、上流域のヤマメとは比べ物にならない、まるで別のサカナを掛けた様なとんでもないパワーで対岸の速い流れに突っ込んでいきます。

『うひゃ~!楽しい~!』と下流域の速い流れを縦横無尽に走るパワーに恍惚感さえ覚えますよ、これが本当の本流ヤマメってヤツなんですなぁ、マルチを伸ばして7mのフルレングスでやり取りしますが、何回かノサれそうになります…。

やっとのことで寄せたヤマメですが、タモ入れ直前に足元の速い流れに潜られ最後の走りで痛恨のバラシ。どうやら下流域のヤマメの体力を甘く見ていた様ですなぁ…。

その後同じようなスジを狙って4本掛けましたが、パワーある走りに翻弄され1本もタモ入れ出来ませんでした…(泣)。アシのボサが続く足場の悪さも影響して、ヤマメの走りに追従することが出来なかったです…水中糸が飛ぶ事は無く、すべてフックアウトでのバラシという結果だったのがせめてもの救いでしょうか…この5本を掛けたおかげで、ロッドの限界性能の高さが判りました。

ここでエサも無くなり終了しました。

次回は朝イチから下流域を釣ってみますよ、今日の感じでは、間違いなくヤマメが着いているという事がわかりましたので…。


[タックル]

ロッド:master zero 01-70MY

天井糸:0.6号

水中糸:0.15号

ハリ:がまかつ ゼロ #5

エサ:ピンチョロ・クロカワムシ・マダラ





T氏、連日本流へ。

2009年05月18日 | ヤマメ
今日は、T氏が単独で本流へ。



昨日は雨の降る中それなりに釣れたのですが、アタリの数が少なかったような気がしました。今朝、電話があり、『11本掛けて、タモ入れ出来たのは4本でした~!風が強くて苦戦しましたが、28cm程のイワナが釣れましたよ』とのことでした。



今日は強風が吹いていたので、『釣りにならないだろうなぁ…』と思っていたのですが、朝駆け1番乗りでエサを捕り、早朝から流し始め8時過ぎには終了したようです。



強風下の釣りになると、仕掛けの流しがなかなか安定せず、目印がブレてアワセがかなり難しくなるんですなぁ、僕も以前に経験済みです。風向きが定まらないと、振り込みから流しの動作が極端に増えて、場を荒らしてしまったりしますもんねぇ…あの強風の中よく頑張った方だと思いますよ、お疲れ様でした。

上流部もそろそろ水量が無くなって、ウグイの巣窟と化す時期が近くなってきたので、次回はT氏と下流域で良型を出してみたいですなぁ。


[タックル]

ロッド: SZ琥珀61

天井糸:0.4号

水中糸:0.3号





荒れる前に…

2009年05月17日 | ヤマメ
今日は、T氏と本流へ。

ブログに動画が投稿できるようになったのを知り、僕のデジカメは動画が撮影出来るようなので、あわよくばヒットシーンをカメラに収められるかな?と小雨が降る中本流へ…

前回よりも若干減水しているようですな、大場所も水深が浅くなってきました。



2人で大場所2か所を流しますが、小振りなヤマメが4本ほど食ってきたのみでした。今日は上段の流れの方にヤマメが着いているようですな。



良さ気なスジが複数出ている場所でT氏に撮影をお願いして狙ったスジを流します…。




目印がゆっくり止まるアタリが出たので、一瞬送り込んでからアワセを入れてみました…。

運良くヒットシーンを撮影出来たので、次はT氏のヒットシーンを撮影してみます…





T氏は目印を見失ってしまったようですが、目印が白泡と重なると一瞬見えなくなる事はよくあるんですな、目印を見失っても、ロッドにアタリが伝わってくるので手感でアワセたようです。



T氏のヒットシーンも撮影する事が出来ましたな、カメラの前でヤマメを出すのはなかなか難しいですな、良いスジを選んで流したので短時間で撮影出来ました。



その後も数本のヤマメを釣り、8時頃に終了。

今日は荒れ模様になる予報でしたが早朝は小雨で風も無かったので釣りやすかったですな、荒れる前に釣る事が出来て良かったです…。


[タックル]

ロッド:master zero 01-70MD/ master zero 01-70MY

天井糸: 0.4号/0.6号

水中糸:0.2号/0.15号

ハリ:がまかつ ゼロ #5

エサ:ピンチョロ・クロカワムシ・ヒラタ



本流通い・・・

2009年05月14日 | ヤマメ
今日もT氏と本流へ。

ヤマメの走りも力強くなってきて、面白い時期になったのでしばらくの間は本流で楽しむことになるでしょう…。

今日の予報では、結構な風が吹くようなので下流域に入るのを見送り、上流域へ。

だいぶ水量が落ちてきているようで、これ以上減水すると流すスジが減ってしまいそうな感じですなぁ…まとまった雨が欲しいところですね。



今日最初の1尾をバラす事無くタモ入れできましたよ、元気な走りで楽しませてくれました。



1尾目とは違う銀色の魚体でした。なかなか浮いてこなくて手こずりましたよ…。


T氏は下流の瀬で獲りました。去年は魚影が皆無の場所でしたが、この他に2本掛けたようです。


T氏は、大場所でいいサイズを出しました。完璧なドリフトでヤマメの目の前にエサを送り、目印がゆっくり止まるアタリを出しましたよ、パワフルな走りでしたがイナシも完璧にこなしていましたな。


T氏に刺激されて、僕も大場所の別なスジを流して出しました。やはりいいサイズはエサが集まる流れの1番良い場所に陣取っているんですな、やり取りもスリル満点で楽しかったです。


T氏は複数のスジを丹念に攻めて数を伸ばします。今日は2人で何本出せるかな?



僕も大場所、小場所問わず丹念に流し良いペースですよ、ヤマメの走りも力強くてイナシの練習になりますなぁ、サイズの割に頑張って走りますよ。


今日は小場所も丹念に攻めてます。先行者が攻めた後の場所でも複数のヤマメが普通に食って来ます。ゼロ釣法+ナチュラルドリフトなら先行者を気にする事はありませんよ…。



T氏もピンスポットを見逃さずに攻めて掛けてます。狭いスジから3本連続で掛けたのは見事でした。



T氏が1番良いスジでいいアタリを出して掛けました!なかなか良い走りをするヤマメですよ…。



強烈な走りをイナシて楽しそうですなぁ、しばらくの間ヤマメの走りをコントロールしてイナシ、ようやくヤマメが浮いてきてタモに入ります。



コンディションの良い綺麗なヤマメですなぁ…。


僕はT氏に大場所を譲ってもらい、プレッシャーを感じながらもなんとか掛けましたよ、良型の感触がロッドに伝わって来ます。


強烈な走りをイナシてタモ入れに持ち込みます…。


背後で一部始終をT氏に見られていたので緊張しましたが、なんとか面目を保てましたな…。

この後、結構な数を掛けたところで風が強くなってきたので終了しました。


今日は2人で20本以上掛けましたが、2人ともバラシが少し多かったかもしれません。まだまだ修行が足りない面も分かりましたな…でも、とっても楽しい1日でした…今度は下流域で釣ってみたいですなぁ。





[タックル]

ロッド:マスターゼロ 01-70MD / 琥珀本流ゼロ 2-70MV

天井糸: 0.6号/0.4号

水中糸: 0.15号/0.2号

ハリ:がまかつ ゼロ #4

エサ:ピンチョロ・クロカワムシ・ヒラタ

T氏と朝駆け

2009年05月10日 | ヤマメ
今日は、T氏と本流へ。

5月の連休も明けて、いよいよヤマメが面白い時期になってきました。

今日は、T氏から伝家の宝刀「master zero 70 MD」を貸してもらえることになりました。T氏は琥珀で「抜く釣り」の練習をするようですな…。

2人でスジの読み合いをしながら釣っていきます…これが意外と楽しいんですよ、「あのスジのあそこでアタリが出るはず」なんて言い合いながら釣っていくと、本当にその通りになるんですなぁ、ロッドを振らなくても読みが当たれば実際に釣ったようなものですから…。

そんな調子で3時間ほど楽しみながら釣り、2人で12~13本掛けました。
久しぶりにスジの読み合いをしながら釣ったので面白かったですなぁ、ヤマメの走りも盛期並みの元気なものになってきました。




T氏は大場所の狭くて難しい流れの中から良型を出しました。琥珀でも抜けなかったようです。木の枝や倒木をうまく回避して獲りました。




僕は50cmほどの距離のピンポイントを攻めてまずまずの型を出せました。下段の瀬に入られなくて良かったぁ…(汗)




1番良いスジで、目印がス~ッ…と止まる良いアタリを出し、華麗な抜きで獲ったT氏。ヤマメの正面にエサを送り込んだ理想的な展開でしたな。




T氏から貸してもらったmaster zeroの異次元性能を思い知らされた1尾。ゼロ調子とは思えないシャンとしたブランクスは、振り込みから流し、アワセ、そしてイナシと、全てにおいて完璧に決まり、ゼロ調子のフラッグシップモデルだけにとてもバランスの良いロッドでした。これを使ってしまうと正直、他のロッド使う気になりませんなぁ…こんなロッドを持ってみたいです…。(とっても高価!!!)




2人とも、元気なヤマメとスリル満点のやり取りを楽しんだ1日となりました。
次回もビュンビュン走るヤマメと遊べるといいなぁ…。







[タックル]

ロッド:master zero 70MD / SZ琥珀 61MV

天井糸:0.6号/0.4号 

水中糸:0.15号/0.2号

ハリ:がまかつ ゼロ #4

エサ:マダラ・クロカワムシ・ピンチョロ